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公開番号
2025076172
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187965
出願日
2023-11-01
発明の名称
流動性分散体の調整方法、化粧料組成物の製造方法、流動性分散体、および化粧料組成物
出願人
クラシエ株式会社
代理人
主分類
A61K
8/04 20060101AFI20250508BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】流動性および分散性が良好な流動性分散体の調整方法、化粧料組成物の製造方法、流動性分散体、および化粧料組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明に係る流動性分散体の調整方法は、(A)水溶性増粘アクリルアミド系ポリマーと、(B)ブチレングリコールと、によって流動性分散体を調整する調整工程を有し、調整工程において、(C)水および/または(D)エタノールを含んでもよく、(B)成分の配合量に対する(C)成分の配合量と(D)成分の配合量との合計の比が、(D)成分を含有しない場合には、0.22以下((C+D)/B≦0.22)であり、(D)成分を含有する場合には、1以下((C+D)/B≦1)である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)水溶性増粘アクリルアミド系ポリマーと、(B)ブチレングリコールと、によって流動性分散体を調整する調整工程を有し、
調整工程において、
(C)水および/または(D)エタノールを含んでもよく、
(B)成分の配合量に対する(C)成分の配合量と(D)成分の配合量との合計の比が、(D)成分を含有しない場合には、0.22以下((C+D)/B≦0.22)であり、(D)成分を含有する場合には、1以下((C+D)/B≦1)である、流動性分散体の調整方法。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
水溶性増粘アクリルアミド系ポリマーが、アクリル酸ナトリウムとアクリロイルジメチルタウリンナトリウムとの共重合体である、請求項1に記載の流動性分散体の調整方法。
【請求項3】
請求項1または2に記載の調整方法によって調整された流動性分散体を含有させる、化粧料組成物の製造方法。
【請求項4】
水溶性増粘アクリルアミド系ポリマーを含む流動性分散体。
【請求項5】
水溶性増粘アクリルアミド系ポリマーが、アクリル酸ナトリウムとアクリロイルジメチルタウリンナトリウムとの共重合体である、請求項4に記載の流動性分散体。
【請求項6】
請求項4または5に記載の流動性分散体を含む、化粧料組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、流動性分散体の調整方法、化粧料組成物の製造方法、流動性分散体、および化粧料組成物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
化粧品開発には種々の特性をもつポリマーが用いられる。ポリマーを含む多くの原料、特に物理的特性が固形状や粉体状のものや工場における大規模スケール生産時等において、その使用方法に工夫を凝らすことが少なくない。一般に、その成分が原料として、より流動性を持たせる場合や、生産スケールに合った量に増す場合などの際に、その膨潤や凝集等が誘導されない、別の液状の成分や原料に分散させて用いることがある。例えば、皮膚化粧料の製造方法に、水溶性高分子化合物と、多価アルコールの混合物とを合して混合物を得る混合工程と、別の工程で得た水含有分散液等を混合してポリマーを膨潤させる工程が提案されている(特許文献1)。他に、シート状化粧料において、架橋(メタ)アクリル酸エステル系樹脂粉体と油剤を含有する水性分散液を調整する方法が提示されている(特許文献2)。
【0003】
従来のように、製造工程において、分散させたい成分をその性質が「製造上もしくは品質上」変化を伴わない分散媒体の中に分散させて、より流動性を持たせることや、よりスケール量を増すのが通常であり、例えば、混合とともに流動性が低くなる「膨潤」やそもそもの品質が非可逆的に変化する「凝集」等を伴う分散媒体は避けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5593178号公報
特許第3889426号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記状況を鑑みて、流動性および分散性が良好な流動性分散体の調整方法、化粧料組成物の製造方法、流動性分散体、および化粧料組成物を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、上記目的を達成するために、鋭意研究を重ねた結果、下記特徴をもつことを見出した。
【0007】
本発明に係る流動性分散体の調整方法は、(A)水溶性増粘アクリルアミド系ポリマーと、(B)ブチレングリコールと、によって流動性分散体を調整する調整工程を有し、
調整工程において、
(C)水および/または(D)エタノールを含んでもよく、
(B)成分の配合量に対する(C)成分の配合量と(D)成分の配合量との合計の比が、(D)成分を含有しない場合には、0.22以下((C+D)/B≦0.22)であり、(D)成分を含有する場合には、1以下((C+D)/B≦1)である。
【0008】
本発明に係る流動性分散体の調整方法は、水溶性増粘アクリルアミド系ポリマーが、アクリル酸ナトリウムとアクリロイルジメチルタウリンナトリウムとの共重合体であっても
よい。
【0009】
本発明の化粧料組成物の製造方法は、上記の調整方法によって調整された流動性分散体を含有させる。
【0010】
本発明の流動性分散体は、水溶性増粘アクリルアミド系ポリマーを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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