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公開番号
2025072619
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2025021404,2020210042
出願日
2025-02-13,2020-12-18
発明の名称
拡張可能なアセンブリカテーテル
出願人
バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッド
,
Biosense Webster (Israel), Ltd.
代理人
個人
主分類
A61B
18/14 20060101AFI20250430BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】カテーテル装置を提供すること。
【解決手段】一実施形態は、カテーテル装置であって、遠位端を含む細長い撓み可能な要素と、遠位端に接続された連結具と、遠位部分を含み、撓み可能な要素を通って前進及び後退するように構成されたプッシャと、遠位部分に接続され、内面及び遠位に向いた開口部を有する遠位受容部を含む、ノーズコネクタと、可撓性ポリマー回路ストリップを含む拡張可能なアセンブリであって、各ストリップが、上部に配設された電極を含み、ストリップが、プッシャの遠位部分の周りに円周方向に配設され、ストリップの第1の端部が連結具に接続され、ストリップの第2の端部が、遠位に向いた開口部に入り、遠位受容部の内面に接続されたそれぞれのヒンジを含み、ストリップは、プッシャが後退して拡張可能なアセンブリを折り畳み形態から拡張形態に拡張させるときに半径方向外側に曲がるように構成されている、拡張可能なアセンブリと、を含むカテーテル装置を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
カテーテル装置であって、
遠位端を含む細長い撓み可能な要素と、
前記遠位端に接続された連結具と、
遠位部分を含み、前記撓み可能な要素を通って前進及び後退するように構成されているプッシャと、
前記プッシャの前記遠位部分に接続され、内面及び遠位に向いた開口部を有する遠位受容部を含むノーズコネクタと、
前記ノーズコネクタの前記遠位に向いた開口部を被覆するノーズキャップと、
複数の平坦な可撓性ポリマー回路ストリップを備える拡張可能なアセンブリであって、各前記可撓性ポリマー回路ストリップが、上部に配設された複数の電極を含み、前記可撓性ポリマー回路ストリップが、前記プッシャの前記遠位部分の周りに円周方向に配設され、前記可撓性ポリマー回路ストリップの第1の端部が前記連結具に接続され、前記可撓性ポリマー回路ストリップの第2の端部が、前記遠位に向いた開口部に入り、前記ノーズコネクタの前記遠位受容部の前記内面に接続されたそれぞれのヒンジを含む、拡張可能なアセンブリと、を備え、
前記ノーズキャップは、前記ヒンジに対する圧力嵌めを提供し、
前記可撓性ポリマー回路ストリップは、前記プッシャが後退して前記拡張可能なアセンブリを折り畳み形態から拡張形態に拡張させるときに半径方向外側に曲がるように構成されている、カテーテル装置。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記それぞれのヒンジが、前記折り畳み形態と前記拡張形態との間で80度を超える、移動の最大角度範囲を提供するように構成されている、請求項1に記載のカテーテル装置。
【請求項3】
前記ヒンジが、10~140マイクロメートルの範囲の厚さを有する、請求項1に記載のカテーテル装置。
【請求項4】
前記拡張形態において前記拡張可能なアセンブリの形状を提供する、前記可撓性ポリマー回路ストリップのうちのそれぞれのストリップの所与の長さに沿って接続されたそれぞれの細長い弾性支持要素を更に備える、請求項1に記載のカテーテル装置。
【請求項5】
前記細長い弾性支持要素がニチノールを含む、請求項4に記載のカテーテル装置。
【請求項6】
前記細長い弾性支持要素が、ポリエーテルイミド(PEI)を含む、請求項4に記載のカテーテル装置。
【請求項7】
前記それぞれの細長い弾性支持要素が、前記それぞれのヒンジの前まで前記連結具からそれぞれの前記可撓性ポリマー回路ストリップに沿って延在する、請求項4に記載のカテーテル装置。
【請求項8】
前記可撓性ポリマー回路ストリップがポリイミド層を含む、請求項1に記載のカテーテル装置。
【請求項9】
前記可撓性ポリマー回路ストリップが、熱可塑性ポリマー樹脂収縮包装(PET)で被覆されている、請求項1に記載のカテーテル装置。
【請求項10】
前記可撓性ポリマー回路ストリップの前記ヒンジが、糸と共に前記熱可塑性ポリマー樹脂収縮包装(PET)で被覆されている、請求項9に記載のカテーテル装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療機器、具体的には、限定されないが、拡張可能なアセンブリカテーテルに関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
広範囲にわたる医療処置が、カテーテルなどのプローブを患者の体内に配置することを伴う。このようなプローブを追跡するために、位置感知システムが開発されてきた。磁気的位置感知は、当該技術分野において既知の方法のうちの1つである。磁気的位置感知においては、磁界発生器は通常、患者の体外の既知の位置に配置される。プローブの遠位端部内の磁界センサは、これらの磁界に応答して電気信号を生成し、これらの信号は、プローブの遠位端の座標位置を判定するために処理される。これらの方法及びシステムは、米国特許第5,391,199号、同第6,690,963号、同第6,484,118号、同第6,239,724号、同第6,618,612号、及び同第6,332,089号、国際公開第1996/005768号、並びに米国特許出願公開第2002/006455号、同第2003/0120150号、及び同第2004/0068178号に説明されている。位置はまた、インピーダンス又は電流ベースのシステムを使用して追跡されてもよい。
【0003】
これらのタイプのプローブ又はカテーテルが極めて有用であると証明されている医療処置の1つは、心不整脈の治療におけるものである。心不整脈及び特に心房細動は、特に老年人口では、一般的かつ危険な病状として存続する。
【0004】
心不整脈の診断及び治療には、心組織、特に心内膜及び心容積の電気的特性をマッピングすること、並びにエネルギーの印加によって心臓組織を選択的にアブレーションすることが含まれる。そのようなアブレーションにより、不要な電気信号が心臓のある部分から別の部分へと伝播するのを停止させるか又は修正することができる。アブレーションプロセスは、非導電性の損傷部を形成することによって不要な電気経路を破壊するものである。様々なエネルギー送達の様式が、損傷部を形成する目的でこれまでに開示されており、心臓組織壁に沿って伝導ブロックを作成するためのマイクロ波、レーザ、及びより一般的には無線周波エネルギーの使用が挙げられる。マッピングの後にアブレーションを行う2工程の処置において、通常、1つ又は2つ以上の電気センサを含むカテーテルを心臓の中へと前進させ、複数のポイントでデータを取得することによって、心臓内の各ポイントにおける電気活動を感知及び測定する。次いで、これらのデータを利用して、このアブレーションを行うべき心内膜の標的領域を選択する。
【0005】
電極カテーテルは、長年にわたり医療現場で一般的に使用されている。電極カテーテルは、心臓内の電気活動を刺激及びマッピングし、異常な電気活動が見られる部位をアブレーションするために使用される。使用時には、電極カテーテルは、主要な静脈又は動脈、例えば大腿静脈に挿入された後、関心の心臓の心室内へとガイドされる。典型的なアブレーション処置は、その遠位端に1つ又は2つ以上の電極を有するカテーテルを心室内に挿入することを伴う。参照電極は、一般的には患者の皮膚にテープで貼り付けられるか、あるいは心臓内又は心臓付近に配置されている第2のカテーテルによって提供され得る。RF(radio frequency、高周波)電流をアブレーションカテーテルの先端電極(複数可)に印加し、参照電極に向かって先端電極の周囲の媒質、すなわち、血液及び組織に電流が流れる。電流の分布は、組織より高い導電性を有する血液と比較した場合、組織と接触している電極表面の量に依存する。組織の加熱は、組織の電気抵抗に起因して生じる。組織が十分に加熱されると、心臓組織において細胞破壊が引き起こされ、結果として、非電導性である心臓組織内に損傷部が形成される。
【0006】
HARLEVらの米国特許公開第2013/0253298号は、独立した関節運動及び展開機構を有する心臓の非接触マッピングのための多電極カテーテルについて記載している。
【0007】
Wallaceらの米国特許公開第2012/0239028号は、一実施形態では、第1の部分及び第2の部分を有する拡張可能な支持部材を含むデバイスが記載される。第1の部分は、第2の部分よりも小さい拡張指数を有するように適合される。治療用又は診断用器具は、少なくとも部分的に、拡張可能な支持部材の第1の部分によって支持される。別の実施形態では、支持部材は、第1及び第2の部分の不均一な拡張に適合される。治療用デバイスを形成する方法も記載される。治療を受けるように選択された体内の組織に近接してデバイスを配置することによって、体内の組織に治療を提供する方法も記載される。次に、拡張可能な支持部材の第2の部分は、治療を受けるように選択された体内の組織に対して治療位置にあるまで拡張される。その後、治療又は診断は、デバイスを使用して選択された組織に提供される。
【0008】
米国特許第5,823,189号は、電極支持構造体が少なくとも2つのスプラインリーブを有し、各々が中心ウェブによって接続された対向する一対のスプライン要素を備える。各ウェブは、ピンアセンブリが通って、スプラインリーブのウェブを互いに積層された関係で接合するように延在する孔を有する。スプライン要素は、1つ又は2つ以上の電極を担持するための円周方向に離間した関係でピンアセンブリから放射状に延びる。ピンアセンブリの周りにハブ部材がオーバーモールドされる。
【0009】
Kordisらの米国特許第8,644,902号は、心臓の心内膜表面から複数の局所電気電圧を感知するための方法を記載しており、心臓の心内膜表面から複数の局所電気電圧を感知するためのシステムを提供することを含み、このシステムは、管腔、近位端、及び遠位端を有する第1の細長い管状部材と、複数の露出電極をガイドするための複数の可撓性スプラインであって、近位部分、遠位部分及びそれらの間の中間部分を有するスプラインを含むバスケットアセンブリと、を含み、電極は、実質的に平坦な電極であり、実質的にバスケットの外側に一方向に配向されているシステムを提供すること、を含む。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の実施形態によれば、カテーテル装置であって、遠位端を含む細長い撓み可能な要素と、遠位端に接続された連結具と、遠位部分を含み、撓み可能な要素を通って前進及び後退するように構成されているプッシャと、プッシャの遠位部分に接続され、内面及び遠位に面する開口部を有する遠位受容部を含むノーズコネクタと、複数の可撓性ポリマー回路ストリップを含む拡張可能なアセンブリであって、各可撓性ポリマー回路ストリップが、上部に配設された複数の電極を含み、可撓性ポリマー回路ストリップが、プッシャの遠位部分の周りに円周方向に配設され、ストリップの第1の端部が連結具に接続され、ストリップの第2の端部が、遠位に向いた開口部に入り、ノーズコネクタの遠位受容部の内面に接続されたそれぞれのヒンジを含み、ストリップは、プッシャが後退して拡張可能なアセンブリを折り畳み形態から拡張形態に拡張させるときに半径方向外側に曲がるように構成されている、拡張可能なアセンブリと、を備える、カテーテル装置が提供される。
(【0011】以降は省略されています)
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