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公開番号
2025071513
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2023181733
出願日
2023-10-23
発明の名称
薬品払出装置
出願人
PHCホールディングス株式会社
代理人
個人
主分類
A61J
3/00 20060101AFI20250428BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】例えば、樹脂製ボトル等に薬剤が入れられた薬品の外面に付された識別情報を、薬品を把持した際の向きに関係なく、確実に読み取ることが可能な薬品払出装置を提供する。
【解決手段】薬品払出装置10は、ロボットアーム20と、バーコードリーダ31,32と、種別判定部33とを備える。ロボットアーム20は、薬品D1を把持して搬送する。バーコードリーダ31は、ロボットアーム20に設けられており、薬品D1を把持する前に、薬品D1の外面に付されたバーコードB1を読み取る。バーコードリーダ32は、ロボットアーム20の外部に設けられており、ロボットアーム20によって把持された状態で薬品D1の外面に付されたバーコードB1を、バーコードリーダ31とは反対側から読み取る。種別判定部33は、バーコードリーダ31またはバーコードリーダ32において読み取られたバーコードB1に基づいて、薬品D1の種別を判定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
薬品の外面に付された識別情報を読み取って、所望の前記薬品を排出する薬品払出装置であって、
前記薬品を把持して搬送する搬送部と、
前記搬送部に設けられており、前記薬品を把持する前に、前記薬品の外面に付された識別情報を読み取る第1読取部と、
前記搬送部の外部に設けられており、前記搬送部によって把持された状態で前記薬品の外面に付された識別情報を、前記第1読取部とは反対側から読み取る第2読取部と、
前記第1読取部または前記第2読取部において読み取られた前記識別情報に基づいて、前記薬品の種別を判定する種別判定部と、
を備えている薬品払出装置。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記種別判定部は、前記第1読取部において読取不可であった場合に、前記第2読取部において読み取られた前記識別情報に基づいて、前記薬品の種別を判定する、
請求項1に記載の薬品払出装置。
【請求項3】
前記搬送部は、前記第1読取部において読取不可であった場合に、前記第2読取部の正面へ前記薬品を搬送する、
請求項1または2に記載の薬品払出装置。
【請求項4】
前記搬送部は、前記第1読取部において読取不可であった場合に、前記第2読取部の正面を経由して、前記薬品が投入される所定の投入位置へ前記薬品を搬送する、
請求項3に記載の薬品払出装置。
【請求項5】
前記搬送部は、前記第1読取部において読取可能であった場合に、前記薬品が投入される所定の投入位置へ、直接、前記薬品を搬送する、
請求項1または2に記載の薬品払出装置。
【請求項6】
前記第2読取部は、前記搬送部が前記薬品を把持した位置から前記投入位置へ直接搬送される前記薬品の搬送経路の外に設けられている、
請求項5に記載の薬品払出装置。
【請求項7】
前記搬送部は、前記薬品を把持する際に前記薬品の外面を吸着する吸着部を有している、
請求項1または2に記載の薬品払出装置。
【請求項8】
前記搬送部の前記吸着部の中心軸は、平面視において、前記第1読取部の中心軸と略一致するように配置されている、
請求項7に記載の薬品払出装置。
【請求項9】
前記搬送部は、前記吸着部において、前記薬品の側面を吸着するように前記薬品を把持する、
請求項7に記載の薬品払出装置。
【請求項10】
前記搬送部は、把持した前記薬品を360度回転させる回転機構を有している、
請求項1または2に記載の薬品払出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、病院業務の効率化を図るために設置され、搬送される薬品の外面に付された情報を読み取って所望の薬品を排出する薬品払出装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、病院等において、薬剤(アンプル、バイアル、プラボトル、キット、バッグ等)をカセットに充填しておき、患者ごとの処方箋に応じて1つの搬器(トレイ)に対して薬剤を払い出す薬剤払出装置が用いられている。
この薬剤払出装置は、上流側から搬送されてきた搬器に対して所望の薬剤を投入し、順次、下流側へと搬送することで、患者ごとに一日に必要な薬剤を自動的に搬器に揃えることができる。
【0003】
例えば、特許文献1には、起立している縦長物品を該縦長物品の収納部から取り出し、コンベヤ上に所定の向きで整列させる整列搬送装置であって、ロボットアームとコンベヤを備え、コンベヤは縦長物品が接触する仮置き場を有し、仮置き場はコンベヤの搬送面上方に位置し、該搬送面から離間しており、ロボットアームはエンドエフェクタとして、縦長物品を着脱自在に保持する保持具を有し、該保持具で保持して収納部から取り上げた縦長物品が、仮置き場に接触した状態又は仮置き場上方で仮置き場から離間した状態で、該縦長物品の保持具による保持状態を解除し、該縦長物品が保持具から離れ、所定の向きでコンベヤに倒れる整列搬送装置について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-149572号公報(特許第6701805号公報)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の構成では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記特許文献1に開示された整列搬送装置では、ロボットアームの根元部分に設けられた撮像装置と、ロボットの顔面の位置に設けられた撮像装置とを用いて、縦長物品の外面に付されたバーコード、ロットナンバー等を読み取って、縦長物品の向き、色、形状等を認識させている。
【0006】
しかし、このような構成では、例えば、樹脂製ボトルの外面に付されたバーコード等の識別情報を読み取る場合、樹脂製ボトルを把持した向きによっては確実に読み取ることが困難になるおそれがある。
本発明の課題は、例えば、樹脂製ボトル等に薬剤が入れられた薬品の外面に付された識別情報を、薬品を把持した際の向きに関係なく、確実に読み取ることが可能な薬品払出装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明に係る薬品払出装置は、薬品の外面に付された識別情報を読み取って、所望の薬品を排出する薬品払出装置であって、搬送部と、第1読取部と、第2読取部と、種別判定部と、を備えている。搬送部は、薬品を把持して搬送する。第1読取部は、搬送部に設けられており、薬品を把持する前に、薬品の外面に付された識別情報を読み取る。第2読取部は、搬送部の外部に設けられており、搬送部によって把持された状態で薬品の外面に付された識別情報を、第1読取部とは反対側から読み取る。種別判定部は、第1読取部または第2読取部において読み取られた識別情報に基づいて、薬品の種別を判定する。
【0008】
ここでは、薬品の外面に付された各種情報を読み取って所望の場所へ排出する薬品払出装置において、例えば、樹脂製のボトルに薬剤が入れられた薬品の外面に付された情報を読み取る場合に、搬送部に設けられており搬送部によって把持される際に薬品の外面に付された識別情報を読み取る第1読取部と、搬送部の外部に設けられており第1読取部とは反対側から読み取る第2読取部と、備えている。
【0009】
ここで、第1読取部および第2読取部は、例えば、薬品の外面に付されたバーコード(識別情報)を読み取り可能なバーコードリーダである。
搬送部は、例えば、薬品の外面を把持した状態で、所望の排出位置まで搬送するロボットアーム等である。
一般的に、薬品払出装置において、搬送部によって所定の搬送経路に沿って搬送される薬品は、例えば、容器の底面の断面形状が楕円形あるいは長方形、正方形等、様々であって、搬送部によって把持される際の向きが一定ではない。
【0010】
そこで、本薬品払出装置では、搬送部に設けられた第1読取部によって、把持する際に薬品の識別情報を読み取るとともに、第1読取部によって読み取りが不可であった場合には、搬送部とは別の位置に設けられた第2読取部によって第1読取部とは反対側から薬品の識別情報を読み取る。
これにより、識別情報の読み取り位置にセットされた薬品の向きがばらついている場合でも、薬品の外面に付された識別情報を取得することができる。
この結果、例えば、樹脂製ボトル等に薬剤が入れられた薬品の外面に付された識別情報を、薬品を把持した際の向きに関係なく、確実に読み取ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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