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公開番号2025070898
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023181505
出願日2023-10-21
発明の名称陳列用補助具
出願人東京パック株式会社
代理人個人
主分類A47F 5/00 20060101AFI20250424BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】 フックに掛けることなく、商品を見やすく立てて販売可能とする。
【解決手段】 底壁部2、3、4、5を水平に保ち折り目81と21を90度谷折り、51を180度山折り、22と23を90度谷折り、52を180度山折り、24と25を90度谷折り、53を180度山折り、26と82を90度谷折りにする。左端縦壁部31、中間縦壁部11~13、右端縦壁部32が垂直に立つ。この状態で、陳列箱100の中に収納する。4つの収納空間に、前後方向に間隔を開けて4つの商品支持溝部が形成される。各商品支持溝部91~94に、各商品110の端部を挿脱自在に差し込むことにより、多数の商品110を起立した状態で陳列することが可能となる。

【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
左右方向に離間した複数の底壁部と、隣接する底壁部の間に前後に延びた折り目を挟んで連接された中間縦壁部と、左端の底壁部の左外側と右端の底壁部の右外側に、各々前後に延びた折り目を挟んで連接された2つの左端縦壁部、右端縦壁部とが左右方向に配置して設けられており、
中間縦壁部は、中央の前後に延びた折り目を上端にして180度折り曲げることにより、背中合わせに立つ一対の右側壁部と左側壁部を有し、
各底壁部の左右端部の上面に、前後方向に延びた左底面枠部と右底面枠部が設けられており、
左端縦壁部の折り曲げ前の上面に前後方向に延びた左内面枠部を設けるとともに、左端縦壁部を左端の底壁部との間の折り目で折り曲げて立てたとき、左内面枠部の下部が左底面枠部に当接して90度を超えての折り曲げが制限されるようになっており、
右端縦壁部の折り曲げ前の上面に、前後方向に延びた右内面枠部を設けるとともに、右端縦壁部を右端の底壁部との間の折り目で折り曲げて立てたとき、右内面枠部の下部が右底面枠部に当接して90度を超えての折り曲げが制限されるようになっており、
各中間縦壁部の折り曲げ前の右側壁部の上面に、前後方向に延びた左内面枠部を設けるとともに、右側壁部を底壁部との間の折り目で折り曲げて立てたとき、左内面枠部の下部が左底面枠部に当接して90度を超えての折り曲げが制限されるようになっており、
各中間縦壁部の折り曲げ前の左側壁部の上面に、前後方向に延びた右内面枠部を設けるとともに、左側壁部を底壁部との間の折り目で折り曲げて垂直に立てたとき、右内面枠部の下部が右底面枠部に当接して90度を超えての折り曲げが、制限されるようになっており、
更に、
左内面枠部、左底面枠部、右底面枠部、右内面枠部の前後方向の同じ位置に、前後方向に間隔を開けて複数の溝を設け、
左端縦壁部、右端縦壁部、中間縦壁部を底壁部に対し垂直に立てたときに、左内面枠部、左底面枠部、右底面枠部、右内面枠部の前後方向の同じ位置の溝が平面視で左右方向に直線状に連なり商品支持溝部が形成されるようにし、
各商品支持溝部には、異なる商品の端部を上下に挿脱自在で商品を立てた状態で支持可能としたこと、
を特徴とする陳列用補助具。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
中間縦壁部の中央の前後に延びた折り目は、切り取り可能に形成したこと、
を特徴とする請求項1記載の陳列用補助具。
【請求項3】
左内面枠部、左底面枠部、右底面枠部、右内面枠部は中空であること、
を特徴とする請求項1記載の陳列用補助具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は陳列用補助具に係り、とくに台紙を備えた多数の商品パッケージの陳列に適した陳列用補助具に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
台紙を備えた多数の商品パッケージを販売したい場合、台紙にフック孔を設けて、陳列棚のフックに掛けて販売するか、箱に商品パッケージを山積みして販売していた。
【0003】
前者の場合、台紙にフック孔がなかったり、フック付の陳列棚が無い場合に販売できない。後者の場合、商品を見づらいという問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記した従来技術の問題に鑑みなされたもので、フックに掛けることなく、商品を見やすく立てて販売可能とできる陳列用補助具を提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1記載の発明では、
左右方向に離間した複数の底壁部と、隣接する底壁部の間に前後に延びた折り目を挟んで連接された中間縦壁部と、左端の底壁部の左外側と右端の底壁部の右外側に、各々前後に延びた折り目を挟んで連接された2つの左端縦壁部、右端縦壁部とが左右方向に配置して設けられており、
中間縦壁部は、中央の前後に延びた折り目を上端にして180度折り曲げることにより、背中合わせに立つ一対の右側壁部と左側壁部を有し、
各底壁部の左右端部の上面に、前後方向に延びた左底面枠部と右底面枠部が設けられており、
左端縦壁部の折り曲げ前の上面に前後方向に延びた左内面枠部を設けるとともに、左端縦壁部を左端の底壁部との間の折り目で折り曲げて立てたとき、左内面枠部の下部が左底面枠部に当接して90度を超えての折り曲げが制限されるようになっており、
右端縦壁部の折り曲げ前の上面に、前後方向に延びた右内面枠部を設けるとともに、右端縦壁部を右端の底壁部との間の折り目で折り曲げて立てたとき、右内面枠部の下部が右底面枠部に当接して90度を超えての折り曲げが制限されるようになっており、
各中間縦壁部の折り曲げ前の右側壁部の上面に、前後方向に延びた左内面枠部を設けるとともに、右側壁部を底壁部との間の折り目で折り曲げて立てたとき、左内面枠部の下部が左底面枠部に当接して90度を超えての折り曲げが制限されるようになっており、
各中間縦壁部の折り曲げ前の左側壁部の上面に、前後方向に延びた右内面枠部を設けるとともに、左側壁部を底壁部との間の折り目で折り曲げて垂直に立てたとき、右内面枠部の下部が右底面枠部に当接して90度を超えての折り曲げが、制限されるようになっており、
更に、
左内面枠部、左底面枠部、右底面枠部、右内面枠部の前後方向の同じ位置に、前後方向に間隔を開けて複数の溝を設け、
左端縦壁部、右端縦壁部、中間縦壁部を底壁部に対し垂直に立てたときに、左内面枠部、左底面枠部、右底面枠部、右内面枠部の前後方向の同じ位置の溝が平面視で左右方向に直線状に連なり商品支持溝部が形成されるようにし、
各商品支持溝部には、異なる商品の端部を上下に挿脱自在で商品を立てた状態で支持可能としたこと、
を特徴としている。
請求項2記載の発明では、
中間縦壁部の中央の前後に延びた折り目は、切り取り可能に形成したこと、
を特徴としている。
請求項3記載の発明では、
各左底面枠部、右底面枠部、左内面枠部、右内面枠部は中空であること、
を特徴としている。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、折り曲げにより底壁部に対して縦壁部を垂直に立てた状態にして陳列箱等に収納しておくことにより、各商品の端部を商品支持溝部に挿入するだけで、多数の商品を立てた状態で展示可能となる。
また、折り曲げにより底壁部に対して中間縦壁部を垂直に立てた状態に保持できるので、別途、中間縦壁部を支持する構造が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施例に係る陳列用補助具の展開した外観斜視図である。
図1の平面図である。
陳列用補助具の使用方法の説明図である。
陳列用補助具の使用方法の説明図である。
陳列用補助具の使用方法の説明図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の最良の形態を実施例に基づき説明する。
【 実施例】
【0009】
以下、図1と図2を参照して本発明の一実施例を説明する。図1は本発明の一実施例に係る陳列用補助具の展開した外観斜視図、図2は図1の正平面図である。
これらの図において、1は方形台紙を備えた多数の商品を立てた状態で陳列可能とするための陳列用補助具である。陳列用補助具1の内、2、3、4、5は左右に離間して設けられた4つの底壁部、11、12、13は、隣接する底壁部の間に前後に延びた折り目21、22、・・を挟んで連接された中間縦壁部、31、32は左端の底壁部2の左外側と右端の底壁部5の右外側に、各々前後に延びた折り目41、42を挟んで連接された2つの左端縦壁部と右端縦壁部である。これらの左端縦壁部31、底壁部2、中間縦壁部11、底壁部3、中間縦壁部12、底壁部4、中間縦壁部13、底壁部5、右端縦壁部32は左右方向に直線的に配置して設けられている。
図1、図2は、陳列用補助具1を展開した状態を示し、全体の平面視が長方形状をなす。
【0010】
中間縦壁部11,12、13は、中央の前後に延びた折り目51、52、53を上端にして180度折り曲げることにより、立てた状態で背中合わせとなる一対の右側壁部61と左側壁部62を有する。各底壁部2、3、4、5の左右端部の上面には、上方に突出するとともに、前後方向に延びた左底面枠部63と右底面枠部64が設けられている。左底面枠部63と右底面枠部64は互いに対向するとともに、左右対称に形成されている。
左底面枠部63は、前後に同じ間隔を空けて直線的に配置された三角柱状の同形の5つの突起63a~63eを含み、各突起63a~63e間に4つの溝63A~63Dが形成されている。右底面枠部64は、前後に同じ間隔を空けて直線的に配置された三角柱状の同形の5つの突起64a~64eを含み、各突起64a~64eの間に4つの溝64A~64Dが形成されている。各突起63a~63e、64a~64eは頂辺の左右両側に45度の傾斜面を有している。
突起63a~63eは各々、突起64a~64eと対向しており、溝63A~63Dは溝64A~64Dと対向している。
(【0011】以降は省略されています)

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