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公開番号2025070699
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023181203
出願日2023-10-20
発明の名称油性固形化粧料
出願人東洋ビューティ株式会社
代理人
主分類A61K 8/36 20060101AFI20250424BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】温度に左右されず製剤の性状が安定であり、かつ使用した際に容易く指でとれ、手の平で伸ばしやすい使用性を持つ油性固形化粧料を開発すること。
【解決手段】下記成分(A)~(C)を含有し、(A)の含有量が30~70質量%、(B)の含有量が5~20質量%、(C)の含有量が10~65質量%であることを特徴とする油性固形化粧料。
(A)融点26℃から40℃の油分
(B)融点70℃から90℃のワックス
(C)イソステアリン酸
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)融点26℃から40℃の油分
(B)融点70℃から90℃のワックス
(C)イソステアリン酸
を含有し、(A)の含有量が30~70質量%、(B)の含有量が5~20質量%、(C)の含有量が10~65質量%、であることを特徴とする油性固形化粧料
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
(B)が、以下の成分から選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする請求項1記載の油性固形化粧料
カルナウバロウ、キャンデリラロウ、コメヌカロウ、サトウキビロウ、パームロウ、モンタンロウ、オゾケライト、セレシン、パラフィンロウ、ヒマワリ種子ロウ、水添ホホバ油、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス
【請求項3】
(A)が、以下の成分から選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする請求項1記載の油性固形化粧料
カカオ脂、パーム油、パーム核油、ヤシ油、馬脂、シア脂、ラノリン(羊毛脂)、ワセリン、マンゴー種子脂、ステアリン酸エチル、ミリスチン酸ミリスチル、リシノール酸セチル、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(ベヘニル/イソステアリル/フィトステリル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、(アクリレーツ/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸ジメチコン)コポリマー
【請求項4】
(A)及び(B)が、以下の成分から選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする請求項1記載の油性固形化粧料
(A)マンゴー種子脂、シア脂、ラノリン(羊毛脂)、ワセリン、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)
(B)ヒマワリ種子ロウ、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、コメヌカロウ
【請求項5】
(A)がマンゴー種子脂及びシア脂から選ばれる1種または2種
(B)がヒマワリ種子ロウ
である請求項1記載の油性固形化粧料
【請求項6】
整髪料であることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の油性固形化粧料

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、(A)融点26℃から40℃の油分、(B)融点70℃から90℃のワックス、(C)イソステアリン酸を含有することを特徴とする油性固形化粧料に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
油性固形化粧料は、液状化粧料と比較し、手に取った際にこぼれ落ちず、容器からの漏れの心配もなく、持ち運びに便利である点から製剤として用途の幅が広い。しかし、油性固形化粧料は便利な反面、課題も多く、製剤自体の温度依存性が高いため、硬度変化、発汗現象、離油を発生しないことが必要となる。また、使用時においては、指で容易く取れる良好な使用性が求められる。
【0003】
しかしながら、多くの油性固形化粧料は、その特徴から高温条件下において、硬度が低下し、反対に低温条件下においては、製剤が固化してしまい、指で取る際や手の平で伸ばす際に使いづらい問題があった。
【0004】
そこで本発明は、高温低温条件における製剤の温度安定性を保ち、かつ使用時に使いやすい油性固形化粧料を提供することにある。
【0005】
特許文献1では、融点が70℃以上の植物性ロウ類、融点が30℃以上60℃未満のダイマー酸のエステルおよび融点が30℃以上60℃未満の脂肪酸硬化ヒマシ油から選ばれる1種以上、脂肪酸と多価アルコールとをエステル化して得られる25℃で液状のエステル油を含有する油性固形化粧料が考案されている。
【0006】
特許文献2では、ヒマワリ種子ロウ、融点が70℃以上のロウおよび炭化水素から選ばれる1種以上、ヒドロキシステアリン酸、ステアリン酸、炭素数12~22の高級アルコール、25℃で液状の油性成分、水溶性高分子、非イオン性界面活性剤を含有する整髪料組成物が考案されている。
【0007】
特許文献3では、ヒマワリ種子ロウが4質量%以上又はヨウ素価が3.0以下のコメヌカロウが2質量%以上と25℃で液状の油が配合された整髪用組成物が考案されている。
【0008】
特許文献4では、ダイマー酸及びダイマージオールの一方もしくは両方を構成単位として含む、重量平均分子量3万~100万のポリエステルとエステルワックス、炭化水素ワックス、固形状の高級アルコール又は高級脂肪酸からなる群から選択される1種又は2種以上のワックスを含有する化粧料用のワックス状組成物が考案されている。
しかしながら、特許文献1~4の組成物では、温度安定性と使用性を両立させる上で満足いく結果ではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2020-40917
特開2020-37516
特開2019-163235
特開2018-123117
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
そこで本発明では、温度に左右されず製剤の性状が安定であり、かつ使用した際に容易く指で取れ、手の平で伸ばしやすい使用性を持つ油性固形化粧料を開発することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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