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公開番号
2025070648
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181127
出願日
2023-10-20
発明の名称
車椅子用フットレストの取付構造
出願人
日進医療器株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61G
5/12 20060101AFI20250424BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】容易な作業でフットレストの設置角度を調整することが可能なフットレストの取付構造を提供する。
【解決手段】フットレストの取付構造39は、第一の連結用部材50と、第二の連結用部材65と、これら一対の連結用部材の合わせ面部同士を押接させる押接手段81と、を備える。押接手段81は、第一の連結用部材50と螺合する雄ねじ部材90と、雄ねじ部材90を回転させる操作部86と、第二の連結用部材65の合わせ面部69とは反対側の端部に当接する当接部84と、を含む。第一の連結用部材50および第二の連結用部材65の合わせ面部56および69には、複数の係合歯が平面視環状に設けられ、一対の連結用部材50,65の係合歯同士の噛み合いにより第一の連結用部材50の回転を規制するロック状態と、係合歯同士の噛み合い解除により第一の連結用部材50の回転を許容するロック解除状態とが操作部86の回動操作により切り替えられる。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
フットレストに取付けられた第一の連結用部材と、
フットレスト支持杆に取付けられた第二の連結用部材と、
これら一対の連結用部材のそれぞれの合わせ面部同士を押接させる押接手段と、を備えるフットレストの取付構造であって、
前記押接手段は、前記第二の連結用部材を貫通し前記第一の連結用部材と螺合する雄ねじ部材と、該雄ねじ部材を一体的に回転させる操作部と、前記第二の連結用部材の前記合わせ面部とは反対側の端部に当接する当接部と、を含み、
前記第一の連結用部材および第二の連結用部材の合わせ面部には、前記雄ねじ部材の軸周りに、複数の係合歯が平面視環状もしくは弧状に設けられ、
前記一対の連結用部材の前記係合歯同士の噛み合いにより前記第一の連結用部材の前記軸周りの回転を規制するロック状態と、前記係合歯同士の噛み合い解除により前記第一の連結用部材の前記軸周りの回転を許容するロック解除状態とが前記操作部の回動操作により切り替えられる、車椅子用フットレストの取付構造。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記一対の連結用部材を互いに離間する方向に付勢する複数のばね部材が、前記雄ねじ部材の軸周りの周方向異なる位置に設けられている、請求項1に記載の車椅子用フットレストの取付構造。
【請求項3】
前記雄ねじ部材は、前記操作部が設けられた操作用部材、前記第二の連結用部材および前記フットレスト支持杆のそれぞれに形成された挿通孔を挿通し、前記第一の連結用部材の雌ねじ孔に螺合されている、請求項1,2の何れかに記載の車椅子用フットレストの取付構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、車椅子用フットレストの取付構造に関し、詳しくは車椅子用フットレストの設置角度を調整可能とする車椅子用フットレストの取付構造に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
車椅子では、車椅子使用者に合わせてフットレスト(足置き部)の設置角度が調整可能とされている。
下記特許文献1には、フットレストの設置角度を変更可能としたフットレストの取付構造の一例が開示されている。この特許文献1では、車椅子のフレーム側部材とフットレストとの間に、クランプで構成された角度調節機構を介在させ、フットレストの角度を調整する際には、クランプの、フレーム側部材との締結部もしくはフットレストとの締結部の何れかにおいて締結用のボルトを緩め、角度調整後に締結用のボルトを締め付ける点が開示されている。
【0003】
しかしながら、このようなフットレストの取付構造にあっては、設置角度の調整作業において、ドライバーやレンチといった工具が別途必要となる。車椅子使用者に老人や身体障害者が多いことを考慮すれば、より容易な作業でフットレストの設置角度を調整できることが望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-279240号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は以上のような事情を背景とし、容易な作業でフットレストの設置角度を調整することが可能なフットレストの取付構造を提供することを目的としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
而してこの発明の第一の局面のフットレストの取付構造は次のように規定される。即ち、
フットレストに取付けられた第一の連結用部材と、
フットレスト支持杆に取付けられた第二の連結用部材と、
これら一対の連結用部材のそれぞれの合わせ面部同士を押接させる押接手段と、を備えるフットレストの取付構造であって、
前記押接手段は、前記第二の連結用部材を貫通し前記第一の連結用部材と螺合する雄ねじ部材と、該雄ねじ部材を一体的に回転させる操作部と、前記第二の連結用部材の前記合わせ面部とは反対側の端部に当接する当接部と、を含み、
前記第一の連結用部材および第二の連結用部材の合わせ面部には、前記雄ねじ部材の軸周りに、複数の係合歯が平面視環状もしくは弧状に設けられ、
前記一対の連結用部材の前記係合歯同士の噛み合いにより前記第一の連結用部材の前記軸周りの回転を規制するロック状態と、前記係合歯同士の噛み合い解除により前記第一の連結用部材の前記軸周りの回転を許容するロック解除状態とが前記操作部の回動操作により切り替えられる。
【0007】
このように規定された第一の局面の車椅子用フットレストの取付構造によれば、押接手段の一部を構成する操作部を、ねじが緩む方向に回動させることでフットレストを第一の連結用部材とともに雄ねじ部材の軸周りに回転させることができ、また操作部を、ねじが締め付けられる方向に回動させることでフットレストを回転不能に固定することができる。即ち、別途の工具を用いることなく、押接手段の一部を構成する操作部を回動させる容易な作業でフットレストの設置角度を調整することができる。
【0008】
ここで、前記一対の連結用部材を互いに離間する方向に付勢する複数のばね部材を、前記雄ねじ部材の軸周りの周方向異なる位置に設けることができる(第2の局面)。
このようにすれば、ロック解除状態での第一の連結用部材と第二の連結用部材との間の隙間が周方向に亘って略一定に確保され易くなり、過度に隙間を大きくしなくても干渉なく第一の連結用部材50を回転させることができる。
【0009】
またこの発明では、前記雄ねじ部材は、前記操作部が設けられた操作用部材、前記第二の連結用部材および前記フットレスト支持杆のそれぞれに形成された挿通孔を挿通し、前記第一の連結用部材の雌ねじ孔に螺合されるように構成することができる(第3の局面)。
このようにすれば、フットレスト支持杆と直交する方向の軸周りにフットレストを回転可能とする構成を少ない部品点数で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態であるフットレストの取付構造を備えた車椅子の側面図である。
図1のフットレストおよびその周辺部を拡大して示した図である。
ロック状態とされた同実施形態のフットレストの取付構造の断面図である。
同実施形態のフットレストの取付構造の分解図である。
フットレストおよび第一の連結用部材の平面図である。
同実施形態のフットレストの取付構造を合わせ面部で分離して示した斜視図である。
ロック解除状態とされた同実施形態のフットレストの取付構造の断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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