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公開番号2025070530
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180916
出願日2023-10-20
発明の名称物品搬送装置
出願人株式会社京都製作所,花王株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類B65G 54/02 20060101AFI20250424BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】複数種類の物品に対する処理が可能であるとともに、小型化が可能な物品搬送装置を提供する。
【解決手段】物品搬送装置は、上面を有し、互いの両端が連結路により連結され、第1方向に延びる第1搬送路及び第2搬送路を有する搬送部と、前記第1搬送路及び前記第2搬送路の前記第1方向の前端同士及び後端同士を連結する一対の連結路と、前記搬送部の上面に沿って移動可能であり、前記物品の種類に応じた保持部を有する複数種の搬送シャトルと、磁力にて前記搬送シャトルを前記搬送部の前記上面より浮上させるとともに前記搬送部の前記上面に沿って移動させる搬送機構と、前記搬送部に近接して配置されて前記物品の種類に応じた作業を実行可能に構成された複数の作業領域と、を有する。前記搬送部は、前記搬送部に配置された前記作業領域を回避するバイパス路を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数種の物品を搬送可能な物品搬送装置であって、
平面状の上面を有し、互いの両端が連結路により連結され、第1方向に延びる第1搬送路及び第2搬送路を有する搬送部と、
前記第1搬送路及び前記第2搬送路の前記第1方向の前端同士及び後端同士を連結する一対の連結路と、
前記搬送部の上面に沿って移動可能であるとともに前記物品に応じた保持部を有する複数の搬送シャトルと、
磁力を利用して前記搬送シャトルを前記搬送部の前記上面より浮上させるとともに前記搬送部の前記上面に沿って移動させる搬送機構と、
前記搬送部に近接して配置されて前記物品の種類に応じた作業を実行可能に構成された複数の作業領域と、を有し、
前記搬送部は、前記搬送部に配置された前記作業領域を回避するバイパス路を有する物品搬送装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記バイパス路は、一対の前記連絡路の内側に配され、かつ、前記第1搬送路と前記第2搬送路を接続する接続路の少なくとも1部を含む請求項1に記載の物品搬送装置。
【請求項3】
前記バイパス路の一部が前記連絡路と隣接している請求項1に記載の物品搬送装置。
【請求項4】
前記作業領域は、前記第1搬送路に近接し、第1方向に沿って並んで配置された第1作業領域及び第2作業領域を有し、
前記接続路は、前記第1方向において前記第1作業領域よりも前側に配置される第1接続路と、前記第1作業領域と前記第2作業領域との間に配置される第2作業領域と、を有し、
前記バイパス路は、
前記第1搬送路と、前記第2搬送路と、前記第2搬送路の前記第1搬送路と接続する部分から前記第2搬送路と接続する部分との範囲を含む第1バイパス路と、
前記第2搬送路と、前記第2搬送路の前記第2搬送路と接続する部分から前記第1方向の後方側部分を含む第2バイパス路と、を有する請求項2に記載の物品搬送装置。
【請求項5】
前記バイパス路において、複数の前記搬送シャトルが直列及び並列の少なくとも一方の状態で同時に移動可能である請求項1に記載の物品搬送装置。
【請求項6】
前記作業領域は、前記搬送シャトルに前記物品を供給する搬入部の少なくとも一部を含む請求項1に記載の物品搬送装置。
【請求項7】
前記作業領域は、前記搬送シャトルから前記物品を取り出す搬出部の少なくとも一部を含む請求項1に記載の物品搬送装置。
【請求項8】
前記第1搬送路、前記第2搬送路及び前記連絡路の少なくとも1箇所に待機している前記搬送シャトルがある場合、
待機している前記搬送シャトルとは異なる前記搬送シャトルが、前記バイパス路を経由して移動可能である、請求項1に記載の物品搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品を搬送する物品搬送装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、物品を搬送するとともに搬送された物品の検査等の処理が実行される装置として、ベルトコンベヤを用いた構成が広く知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017―119565号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ベルトコンベヤを用いた構成で異なる種類の物品の処理を行う場合、異なる物品に対する作業を実行する領域をバイパスする専用のルートが必要になり、構成部材が多くなるとともに、設置面積の小型化が困難である。
【0005】
そこで、複数種類の物品に対する処理が可能であるとともに、小型化が可能な物品搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本発明の物品搬送装置は、複数種の物品を搬送可能な物品搬送装置であって、平面状の上面を有し、互いの両端が連結路により連結され、第1方向に延びる第1搬送路及び第2搬送路を有する搬送部と、前記第1搬送路及び前記第2搬送路の前記第1方向の前端同士及び後端同士を連結する一対の連結路と、前記搬送部の上面に沿って移動可能であるとともに前記物品の種類に応じた保持部を有する複数種の搬送シャトルと、磁力を利用して前記搬送シャトルを前記搬送部の前記上面より浮上させるとともに前記搬送部の前記上面に沿って移動させる搬送機構と、前記搬送部に近接して配置されて前記物品の種類に応じた作業を実行可能に構成された複数の作業領域と、を有する。前記搬送部は、前記搬送部に配置された前記作業領域を回避するバイパス路を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、複数種類の物品に対する処理が可能であるとともに、小型化が可能な物品搬送装置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
物品搬送装置の概略配置図である。
物品搬送装置の機能ブロック図である。
第1物品の一例の分解斜視図である。
第1物品の他の例である第1物品の分解斜視図である。
第2物品の一例の分解斜視図である。
搬送部に沿って移動している物品を保持した搬送シャトル及び搬送部の断面図である。
搬送部のセグメントの配置を示す図である。
第1中処理部における位置決めを実行するときの第1搬送シャトル及びセグメントの平面図である。
第1作業領域及び第1バイパス路を拡大した平面図である。
第1搬送シャトルが第1処理部に移動する状態を示す概略平面図である。
第1搬送シャトルが第1処理部から後処理部に移動する状態を示す概略平面図である。
第1搬送シャトルが後処理部から第2処理部に移動する状態を示す概略平面図である。
第1搬送シャトルが第2処理部から後処理部に移動する状態を示す概略平面図である。
第1搬送シャトルが後処理部から第1作業領域よりも第1方向の下流側に移動する状態を示す概略平面図である。
第1搬送シャトルが第2バイパス路を通って第1搬出部に移動する状態を示す概略平面図である。
第1搬送シャトルが第2処理部に移動する状態を示す概略平面図である。
第1搬送シャトルが第2処理部から後処理部に移動する状態を示す概略平面図である。
第1搬送シャトルが後処理部から第1処理部に移動する状態を示す概略平面図である。
第1搬送シャトルが第1処理部から後処理部に移動する状態を示す概略平面図である。
第1搬送シャトルが後処理部から第1作業領域よりも第1方向の下流側に移動する状態を示す概略平面図である。
第2搬送シャトルが第2処理部に移動する状態を示す概略平面図である。
第2搬送シャトルが第1処理部から後処理部に移動する状態を示す概略平面図である。
第2搬送シャトルが後処理部から第2処理部に移動する状態を示す概略平面図である。
第2搬送シャトルが第2処理部から後処理部に移動する状態を示す概略平面図である。
第2搬送シャトルが後処理部から第2搬出部に移動した後、第2搬送路の第1ルートを移動する状態を示す概略平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態において、図1に示す物品搬送装置100を基準として、方向を定義する。物品搬送装置100において、左から右に向かう方向を第1方向Tr1とし、第1方向Tr1と反対向き、つまり、右から左に向かう方向を第2方向Tr2とする。また、第1方向Tr1及び第2方向Tr2と直交する方向であって、第1搬送路11から第2搬送路12に向かう方向を第3方向Tr3、その反対方向を第4方向Tr4とする。物品Pr及び搬送シャトル2の移動方向において、現在の位置に対して未来に到達する側を下流側とする。逆に、現在の位置に対して過去に位置していた側を上流側とする。例えば、図1に示す物品搬送装置100において、右側が第1方向Tr1の下流側である。
【0010】
<物品搬送装置100>
図1は、物品搬送装置100の概略平面図である。図2は、物品搬送装置100の機能ブロック図である。物品搬送装置100は、例えば、樹脂で形成された容器であって、内部に液体の収容物が充填される筒状の物品(被搬送物ともいう)Prを搬送する。そして物品搬送装置100は、物品Prを搬送しつつ、物品Prに対して充填、蓋取り付け、検査、印字等の処理を実行する。そして、物品Prは、搬出部81(82)から搬出される。なお、搬出された物品Prは、最終検査、箱詰め等が実行される次工程に送られる。
(【0011】以降は省略されています)

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