TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025070331
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180567
出願日
2023-10-19
発明の名称
液体加熱装置および分析装置
出願人
古野電気株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G01N
35/00 20060101AFI20250424BHJP(測定;試験)
要約
【課題】液体を効率良く加熱することができる液体加熱装置および分析装置を提案すること。
【解決手段】液体加熱装置は、ヒータと、本体部と、流路部材と、熱伝導部材と、カバー部材とを備える。本体部は、ヒータで加熱される本体部であって、外周面に対して軸方向に沿って延びる溝が形成される。流路部材は、溝に配置され、液体を流すチューブ状である。熱伝導部材は、外周面および流路部材を覆う金属部材からなる。カバー部材は、熱伝導部材を覆い、熱伝導部材よりも熱伝導度が低い弾性部材からなる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ヒータで加熱される本体部であって、外周面に対して軸方向に沿って延びる溝が形成された本体部と、
前記溝に配置され、液体を流すチューブ状の流路部材と、
前記外周面および前記流路部材を覆う金属部材からなる熱伝導部材と、
前記熱伝導部材を覆い、前記熱伝導部材よりも熱伝導度が低い弾性部材からなるカバー部材と
を備える液体加熱装置。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記熱伝導部材は、
前記軸方向に沿って分割された分割部材である
請求項1に記載の液体加熱装置。
【請求項3】
前記熱伝導部材は、
前記軸方向に沿うスリットが形成された部材である
請求項1に記載の液体加熱装置。
【請求項4】
前記熱伝導部材は、
前記流路部材を前記溝の底部へ押圧した状態で固定する
請求項1に記載の液体加熱装置。
【請求項5】
前記カバー部材は、
熱収縮部材であり、熱収縮した状態で前記熱伝導部材を固定する
請求項1に記載の液体加熱装置。
【請求項6】
前記熱伝導部材は、
前記カバー部材よりも熱容量が小さい
請求項1に記載の液体加熱装置。
【請求項7】
前記熱伝導部材は、
前記本体部よりも熱容量が小さい
請求項1に記載の液体加熱装置。
【請求項8】
前記熱伝導部材は、
少なくとも鉄部材を含む
請求項1に記載の液体加熱装置。
【請求項9】
前記熱伝導部材は、
内周側に第1熱容量の第1金属部と、外周側に前記第1熱容量よりも大きい第2熱容量の第2金属部とで構成される
請求項1に記載の液体加熱装置。
【請求項10】
前記熱伝導部材の温度が閾値以上となった場合に前記ヒータへの電力供給を遮断するヒューズをさらに備える
請求項1に記載の液体加熱装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体加熱装置および分析装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、体液や人体組織等の検体中に存在する特定成分の自動分析を行う例えば、生化学分析装置などの分析装置では、検体と試薬とを反応容器で反応させる際には反応容器を一定温度(例えば、37℃)で保つ必要がある。このため、反応容器を自動洗浄する際には、洗浄用の液体(洗剤、洗浄剤、水等)を液体加熱装置により一定温度まで加熱することで、洗浄時に反応容器の温度が低下することを防ぐ技術がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
例えば、特許文献1では、ヒータが埋め込まれた筒状の本体の外周に、液体が流れるチューブを密着させた状態で、その外側から樹脂製のカバーでチューブを固定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6255272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、ヒータの熱がカバーに奪われて液体の温度が上がりにくくなるため、液体の加熱効率が高いとは言えなかった。このように、従来は、液体を効率よく加熱する点で改善の余地があった。
【0006】
そこで、本開示では、液体を効率よく加熱することができる液体加熱装置および生化学分析装置を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本開示に係る液体加熱装置は、ヒータと、本体部と、流路部材と、熱伝導部材と、カバー部材とを備える。前記本体部は、ヒータで加熱される本体部であって、外周面に対して軸方向に沿って延びる溝が形成される。前記流路部材は、前記溝に配置され、液体を流すチューブ状である。前記熱伝導部材は、前記外周面および前記流路部材を覆う金属部材からなる。前記カバー部材は、前記熱伝導部材を覆い、前記熱伝導部材よりも熱伝導度が低い弾性部材からなる。
【0008】
これにより、液体加熱装置は、液体を効率よく加熱することができる。
【0009】
また、本開示に係る前記熱伝導部材は、前記軸方向に沿って分割された分割部材である。
【0010】
これにより、液体加熱装置は、本体部に熱伝導部材を装着する際の作業を容易化することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
古野電気株式会社
線路接続器
1か月前
古野電気株式会社
液体加熱装置および分析装置
1日前
古野電気株式会社
レーダ装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム
17日前
株式会社建設技術研究所
土砂災害検知システム及び土砂災害検知方法
3日前
古野電気株式会社
操船支援装置及び操船支援方法
9日前
個人
粒子分析装置
9日前
株式会社イシダ
計量装置
3日前
個人
アクセサリー型テスター
10日前
日本精機株式会社
位置検出装置
26日前
株式会社テイエルブイ
振動検出装置
9日前
栄進化学株式会社
浸透探傷用濃縮液
16日前
東レ株式会社
シート状物の検査方法
24日前
エイブリック株式会社
電流検出回路
23日前
株式会社ミツトヨ
画像測定機
11日前
ダイハツ工業株式会社
試料セル
9日前
トヨタ自動車株式会社
検査装置
3日前
東ソー株式会社
自動分析装置及び方法
26日前
株式会社チノー
放射光測温装置
23日前
トヨタ自動車株式会社
電気自動車
10日前
株式会社 キョーワ
食品搬送装置
23日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
23日前
大和製衡株式会社
計量装置
16日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
23日前
東ソー株式会社
簡易型液体クロマトグラフ
5日前
日本碍子株式会社
ガスセンサ
23日前
株式会社熊谷組
計測システム
16日前
理研計器株式会社
ガス検出器
11日前
理研計器株式会社
ガス検出器
11日前
理研計器株式会社
ガス検出器
11日前
大成建設株式会社
画像表示システム
19日前
理研計器株式会社
ガス検出器
11日前
富士電機株式会社
エンコーダ
24日前
理研計器株式会社
ガス検出器
11日前
株式会社ニコン
検出装置
9日前
株式会社 システムスクエア
検査装置
17日前
リバークル株式会社
荷重移動試験装置
3日前
続きを見る
他の特許を見る