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公開番号2025069996
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023179994
出願日2023-10-19
発明の名称ドア
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類B60J 5/04 20060101AFI20250424BHJP(車両一般)
要約【課題】樹脂製のアウタパネルとの間での熱膨張差の発生を回避すると共に、ドア剛性を確保することが可能なドアを提供すること。
【解決手段】金属製のインナパネル18と樹脂製のアウタパネル16とを有する自動車用のドア10において、ドア10は、アウタパネル16のベルトラインに沿って延びる金属製のアッパスティフナ24を備え、このアッパスティフナ24は、インナパネル16に固定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
金属製のインナパネルと樹脂製のアウタパネルとを有する自動車用のドアにおいて、
前記アウタパネルのベルトラインに沿って延びる金属製のアッパスティフナを備え、
前記アッパスティフナは、前記インナパネルに固定されていることを特徴とするドア。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
請求項1記載のドアにおいて、
前記アウタパネルの少なくとも一部は、前記アッパスティフナに対して相対的変位可能に連結されていることを特徴とするドア。
【請求項3】
請求項1記載のドアにおいて、
前記アウタパネルは、前記アッパスティフナの一部に対して相対的変位不可能に固定される基準点を有し、
前記基準点以外には、前記インナパネルに対して相対的変位可能に連結される連結部を有することを特徴とするドア。
【請求項4】
請求項3記載のドアにおいて、
前記基準点は、前記アッパスティフナの車両前後方向の中央部に設けられ、
前記連結部は、前記基準点の車両下方に放射線方向にスライド可能に配置されていることを特徴とするドア。
【請求項5】
請求項1記載のドアにおいて、
前記ドアは、アウタハンドルを有し、
前記アウタハンドルは、前記アッパスティフナに固定されていることを特徴とするドア。
【請求項6】
請求項1記載のドアにおいて、
前記ドアは、前記ベルトラインの上方に窓開口部を有し、
前記アッパスティフナは、前記窓開口部の車両前後方向の前後において前記インナパネルにそれぞれ固定されていることを特徴とするドア。
【請求項7】
請求項1記載のドアにおいて、
前記ドアは、昇降可能なドアガラスと、前記ドアガラスに当接可能なガラスリップを有するモールディングとを備え、
前記モールディングは、前記アッパスティフナに取り付けられていることを特徴とするドア。
【請求項8】
請求項7記載のドアにおいて、
前記モールディングは、前記アッパスティフナの上端を挟み込む断面U字状の取付部を有し、
前記アウタパネルは、前記取付部の上方まで延出していることを特徴とするドア。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、金属製のインナパネルと樹脂製のアウタパネルとを有する自動車用のドアに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、ドアアウタパネルの車室内側面に対して、車両前後方向に延びるベルトラインアウタレインフォースメントを溶着することが開示されている。
【0003】
また、近年、交通参加者の中でも高齢者や障がい者や子供といった脆弱な立場にある人々にも配慮した持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する取り組みが活発化している。この実現に向けて車体剛性に関する開発を通じて交通の安全性や利便性をより一層改善する研究開発に注力している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第2581709号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、自動車用のドアのアウタパネルを樹脂製にすることが考えられる。その際、スキンアッパスティフナ(ベルトラインアウタレインフォースメント)を金属製にする場合、このスキンアッパスティフナをアウタパネルに接着剤等で相対的変位不可能に固定すると、樹脂製のアウタパネルとの間で熱膨張差が発生してアウタパネルが歪んでしまうおそれがある。
【0006】
また、樹脂製のアウタパネルに対し、金属製のスキンアッパスティフナをスライドナット等で相対的変位可能に連結すると、スキンアッパスティフナが変位してしまうのでドアの剛性を確保することが難しいという問題がある。
【0007】
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、樹脂製のアウタパネルとの間での熱膨張差の発生を回避すると共に、ドア剛性を確保することが可能なドアを提供することを目的とする。そして、延いては持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記の目的を達成するために、本発明は、金属製のインナパネルと樹脂製のアウタパネルとを有する自動車用のドアにおいて、前記アウタパネルのベルトラインに沿って延びる金属製のアッパスティフナを備え、前記アッパスティフナは、前記インナパネルに固定されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、樹脂製のアウタパネルとの間での熱膨張差の発生を回避すると共に、ドア剛性を確保することが可能なドアを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るドアからアウタパネルを取り外した状態を示す側面図である。
図1に示すドアに取り付けられるアウタパネルを車幅方向内側から見た側面図である。
ドアの基準点を含む横断面図である。
アウタパネルの上部連結部に設けられるドックハウスの拡大正面図である。
図4に示すドックハウスに対してクリップが装着された状態を示す拡大正面図である。
アウタパネルの基準点に設けられるドックハウスの拡大正面図である。
図6に示すドックハウスに対してクリップが装着された状態を示す拡大正面図である。
アウタハンドルの車両上下方向に沿った縦断面図である。
ドアガラスを含むモールディングの縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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