TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025069725
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179622
出願日2023-10-18
発明の名称封函装置および封函方法
出願人大森機械工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65B 5/06 20060101AFI20250423BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 物品の集積品を箱詰めする際に、包装材の一部を確実に折り曲げて箱詰めするとともに蓋材(フラップ)を閉じることが可能な封函装置および封函方法を提供する。
【解決手段】 封函装置100は、複数の物品XA1を集積品AX2とする集積部20と、箱B内に集積品XA2を押送して収容する充填部50とを有し、集積部20は、物品XA1を集積状態とする物品移動手段23と、物品XA1の移動中に包装材の一部と当接して折り曲げる折りガイド25を備え、充填部50は、集積品XA2の押送部材511と、押送部材511の駆動手段512,513と、箱BのフラップF2,F3を折り曲げるフラップ折り手段52を有し、フラップ折り手段52は、進出した押送部材511を覆うようにフラップF2,F3を折り曲げ、駆動手段512,513は、フラップF2,F3が折り曲げられた後に押送部材511を抜き出し、退避位置A2に移動させる。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
上流から供給される複数の物品を集積品とする集積部と、
側方が開口した箱内に前記集積品を押送して収容する充填部とを有し、
前記集積部は、
前記物品を移動させて集積状態とする物品移動手段と、
前記物品の移動中に包装材の一部と当接して折り曲げる折りガイドを備え、
前記充填部は、
前記集積品を前記箱内に向けて押送可能な押送部材と、
退避位置と進出位置の間で前記押送部材を進退させる駆動手段と、
前記箱に対して進退可能に構成され該箱の開口の第一の辺に連続するフラップを折り曲げるフラップ折り手段を有し、
前記退避位置は、前記押送部材によって前記包装材の一部の折り曲げ状態を維持可能な位置であり、
前記進出位置は、前記箱内に前記集積品が収容される位置であり、
前記フラップ折り手段は、前記進出位置に移動した前記押送部材を覆うように前記フラップを折り曲げ、
前記駆動手段は、前記フラップが折り曲げられた後に前記箱の開口の第二の辺側から前記押送部材を抜き出し、前記退避位置に移動させる、
ことを特徴とする封函装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記物品はピロー包装体であり、
前記包装材の一部は前記ピロー包装体の一つの耳部であり、
前記物品移動手段は、前記耳部が第一の方向に延在するように前記物品を保持して第二の方向に該物品を移動させながら前記耳部を前記折りガイドに当接させて折り曲げる、
ことを特徴とする請求項1に記載の封函装置。
【請求項3】
前記第一の方向は水平方向であり、前記第二の方向は鉛直方向であり、
前記物品移動手段は、鉛直方向の下方に前記物品を移動させながら前記耳部を前記折りガイドに当接させて鉛直方向の上向きに折り上げる、
ことを特徴とする請求項2に記載の封函装置。
【請求項4】
前記第一の辺は、鉛直方向に延在する辺であり、
前記第二の辺は、水平方向に延在する辺であり、
前記駆動手段は、前記フラップが折り曲げられた後に鉛直方向の上方または下方に前記押送部材を抜き出す、
ことを特徴とする請求項1に記載の封函装置。
【請求項5】
前記集積部から前記充填部に前記集積品を移送する移送部を有し、
前記移送部は、前記包装材の一部の折り曲げ状態を維持可能な移送ガイドを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の封函装置。
【請求項6】
前記集積部において、複数の前記物品は少なくとも鉛直方向に積層される、
ことを特徴とする請求項1に記載の封函装置。
【請求項7】
封函装置における封函方法であって、
物品移動手段が、上流から供給される複数の物品を集約位置に移動させながら、それぞれの該物品の包装材の一部を折りガイドに当接させて折り曲げ、集積するステップと、
押送部材により前記包装材の一部の折り曲げ状態を維持しつつ、前記複数の物品からなる集積品を押送し、側方が開口した箱内に該集積品を収容するステップと、
前記押送部材を前記集積品に当接させた状態で、フラップ折り手段により該押送部材を覆うように前記箱の開口の第一の辺に連続するフラップを折り曲げるステップと、
前記フラップを折り曲げた後に前記箱の第二の辺側から前記押送部材を退避させるステップと、を有する、
ことを特徴とする封函方法。
【請求項8】
前記物品はピロー包装体であり、
前記包装材の一部は前記ピロー包装体の一つの耳部であり、
前記物品移動手段により前記耳部が第一の方向に延在するように前記物品を保持するステップと、
前記物品移動手段により第二の方向に該物品を移動させながら前記耳部を前記折りガイドに当接させて折り曲げるステップを有する、
ことを特徴とする請求項7に記載の封函方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の物品を自動で箱詰めし蓋材を閉じる封函装置及び封函方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の物品を集積して自動で箱詰めする装置が知られている。(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、例えば縦方向と横方向(3列4行)に集積した物品を1つの箱に収容する装置が記載されている。
【0003】
また、箱詰めする物品が包装体である場合、包装体の形状によっては箱詰めの際に干渉等する恐れのある包装材の一部を折り畳むなどすることが可能な装置も知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1に記載には、頂部にヘッディング部を有する自立型ガセット袋を複数個、上面開放状態の箱に上方より自立姿勢で入れ、その後箱の上面フラップを閉じて梱包状態とする箱詰め装置について記載されている。この箱詰め装置は、折り曲げ具と支え具を備え、箱に入れられたガセット袋のヘッディング部を、ガセット袋正面側より圧迫してヘッディング部1個ずつに背面方向への折れ癖をつけ、上面内フラップが覆い被さってくるのと入れ替わりに折り曲げ具と支え具を引き抜くように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5128506号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の箱詰め装置の場合、上面内フラップが覆い被さってくるのと入れ替わりに折り曲げ具と支え具を引き抜くようにしているため、この間にヘッディング部の折り癖が元に戻る可能性があり、ヘッディング部を確実に折り曲げて箱詰めすることができない恐れがある。
【0007】
これは、頂部にヘッディング部を有する自立型ガセット袋に限らず、例えばピロー包装体であっても同様の問題が生じる。すなわちピロー包装体は一般的にガゼット部を形成しつつ包装フィルムを熱シールしてトップシール部(耳部)が形成されており、耳部は剛性が高く、外力を加えて折り畳んでも折り癖が復元しやすい。
【0008】
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、物品の集積品を箱詰めする際に、包装材の一部を確実に折り曲げて箱詰めするとともに蓋材(フラップ)を閉じることが可能な封函装置および封函方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上流から供給される複数の物品を集積品とする集積部と、側方が開口した箱内に前記集積品を押送して収容する充填部とを有し、前記集積部は、前記物品を移動させて集積状態とする物品移動手段と、前記物品の移動中に包装材の一部と当接して折り曲げる折りガイドを備え、前記充填部は、前記集積品を前記箱内に向けて押送可能な押送部材と、退避位置と進出位置の間で前記押送部材を進退させる駆動手段と、前記箱に対して進退可能に構成され該箱の開口の第一の辺に連続するフラップを折り曲げるフラップ折り手段を有し、前記退避位置は、前記押送部材によって前記包装材の一部の折り曲げ状態を維持可能な位置であり、前記進出位置は、前記箱内に前記集積品が収容される位置であり、前記フラップ折り手段は、前記進出位置に移動した前記押送部材を覆うように前記フラップを折り曲げ、前記駆動手段は、前記フラップが折り曲げられた後に前記箱の開口の第二の辺側から前記押送部材を抜き出し、前記退避位置に移動させる、ことを特徴とする封函装置に係るものである。
【0010】
また、本発明は、封函装置における封函方法であって、物品移動手段が、上流から供給される複数の物品を集約位置に移動させながら、それぞれの該物品の包装材の一部を折りガイドに当接させて折り曲げ、集積するステップと、押送部材により前記包装材の一部の折り曲げ状態を維持しつつ、前記複数の物品からなる集積品を押送し、側方が開口した箱内に該集積品を収容するステップと、前記押送部材を前記集積品に当接させた状態で、フラップ折り手段により該押送部材を覆うように前記箱の開口の第一の辺に連続するフラップを折り曲げるステップと、前記フラップを折り曲げた後に前記箱の第二の辺側から前記押送部材を退避させるステップと、を有する、ことを特徴とする封函方法に係るものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
7か月前
個人
包装体
7か月前
個人
ゴミ箱
6か月前
個人
容器
3か月前
個人
段ボール箱
1か月前
個人
段ボール箱
1か月前
個人
ゴミ収集器
1か月前
個人
宅配システム
1か月前
個人
パウチ補助具
6か月前
個人
土嚢運搬器具
2か月前
個人
折り畳み水槽
7か月前
個人
ダンボール宝箱
7か月前
個人
コード類収納具
2か月前
個人
閉塞装置
4か月前
個人
お薬の締結装置
9日前
個人
貯蔵サイロ
1か月前
個人
ゴミ処理機
3か月前
個人
圧縮収納袋
7か月前
株式会社和気
包装用箱
3か月前
個人
粘着テープ剥がし具
8か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
9か月前
個人
輸送積荷用動吸振器
18日前
個人
粘着テープ切断装置
9か月前
個人
袋入り即席麺
1か月前
三甲株式会社
容器
9日前
三甲株式会社
容器
9日前
株式会社イシダ
包装装置
7か月前
三甲株式会社
蓋体
3か月前
個人
搬送システム
1か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
6か月前
株式会社新弘
容器
6か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
個人
包装箱
4か月前
株式会社イシダ
搬送装置
24日前
三甲株式会社
蓋体
2か月前
三甲株式会社
容器
9か月前
続きを見る