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公開番号
2025069497
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179239
出願日
2023-10-18
発明の名称
超音波振動子検査装置
出願人
ソニア・セラピューティクス株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
A61N
7/00 20060101AFI20250423BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明の目的は、重量計を用いた超音波振動子検査装置について、検査精度を向上させることである。
【解決手段】超音波振動子検査装置38は、重量計40の計量皿54に接触する底部64と、底部64の上方に位置し、上側に開口を有する容器42と、底部64の周辺部から容器42の側方を上側に延びる複数の柱構造と、超音波振動子36から超音波が照射される超音波受信板46と、複数の柱構造に結合し、超音波受信板46を容器42内で支持する支持部材とを備えている。柱構造は、4本の柱P1~P4と、柱P1~P4の上端にそれぞれ結合する支持棒A1~A4とを備えている。支持部材は、支持棒A1~A4に一端が結合し、他端が超音波受信板の周辺部に結合する支持線B1~B4を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
重量計の計量部に接触する底部と、
前記底部の上方に位置し、上側に開口を有する容器と、
前記底部の周辺部から前記容器の側方を上側に延びる複数の柱構造と、
超音波振動子から超音波が照射される超音波受信板と、
複数の前記柱構造に結合し、前記超音波受信板を前記容器内で支持する支持部材と、
を備えることを特徴とする超音波振動子検査装置。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の超音波振動子検査装置であって、
前記支持部材は、
前記柱構造に一端が結合し、他端が前記超音波受信板の周辺部に結合する支持線を備えることを特徴とする超音波振動子検査装置。
【請求項3】
請求項1に記載の超音波振動子検査装置であって、
前記支持部材は、
前記柱構造に一端が結合し、他端が前記超音波受信板の周辺部に結合する剛性の延伸部材を備えることを特徴とする超音波振動子検査装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の超音波振動子検査装置であって、
前記底部は、
水平面内で放射状に延びる複数の突出部を有し、
各前記突出部の先端部から前記柱構造が延びていることを特徴とする超音波振動子検査装置。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の超音波振動子検査装置であって、
前記容器に収容された液体に浸された前記超音波受信板に向けて、前記超音波振動子が超音波を送信することを特徴とする超音波振動子検査装置。
【請求項6】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の超音波振動子検査装置であって、
前記重量計が設置された土台で前記容器を支持する容器支持構造を備え、
前記重量計は、前記土台に配置されていることを特徴とする超音波振動子検査装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、超音波振動子検査装置に関し、特に、重量計を用いる検査装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
高密度焦点式超音波療法を用いた治療装置が広く用いられている。この治療装置は、HIFU照射装置あるいはHIFU照射システムと称され(High Intensity Focused Ultrasound)、治療部位に超音波を照射して組織を壊死させる。
【0003】
一般に、HIFU照射装置は、椀状の面に配置された複数の超音波振動子を備えている。複数の超音波振動子は、それぞれから発せられた超音波が一点に照射され焦点を形成するように配置されている。治療の際には、焦点の位置が治療部位に合わせられ超音波が照射される。照射位置の確認には、超音波画像上に焦点を表す超音波診断装置が用いられる。
【0004】
以下の特許文献1には、Bモード画像(断層画像)を表示する超音波診断装置を用いて焦点の位置を観測する超音波治療装置が記載されている。この装置では、組織に影響のない弱いレベルの超音波が治療用の超音波振動子から発せられると共に、超音波イメージングプローブによる超音波の送受信によって断層画像が表示される。被検体の組織の音響特性は組織の温度変化に応じて変化するため、断層画像には焦点の位置が輝度の強弱によって示される。特許文献2には、本願発明に関連する技術として、超音波振動子検査装置および検査方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平8-71069号公報
特開2023-46010号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
HIFU照射装置では、外部から与えられる衝撃や経時変化等によって、超音波振動子の特性が変化することがある。これによって、焦点が理想的な位置からずれたり、焦点における治療用超音波の強度が低下したりすることがある。そこで、超音波振動子検査装置が考えられている。
【0007】
超音波振動子検査装置では、計量皿を有する重量計が用いられる。計量皿には液体が満たされた容器が載せられ、超音波受信板が容器内の液体に浸される。超音波振動子から発せられた超音波が超音波受信板に照射され、超音波によって超音波受信板に与えられた力によって容器が計量皿を押下し、重量計の測定値が変化する。超音波振動子から発せられた超音波のエネルギーが大きい程、重量計の測定値の変化が大きくなる。超音波振動子検査装置では、重量計の測定値に応じて、超音波振動子が正常であるか否かが判定される。
【0008】
このような超音波振動子検査装置では、容器、液体および超音波受信板の重量が重量計の計量皿に与えられる。一般に、重量計の測定値には、計量皿に与えられた重量に対する比率に応じた誤差が含まれる。そのため、重量計の計量皿に大きい重量が与えられた場合には、誤差比率に従って誤差が大きくなり、重量計の測定値を正確に取得することが困難となることがある。
【0009】
本発明の目的は、重量計を用いた超音波振動子検査装置について、検査精度を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、重量計の計量部に接触する底部と、前記底部の上方に位置し、上側に開口を有する容器と、前記底部の周辺部から前記容器の側方を上側に延びる複数の柱構造と、超音波振動子から超音波が照射される超音波受信板と、複数の前記柱構造に結合し、前記超音波受信板を前記容器内で支持する支持部材と、を備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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