TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025068825
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2023178852
出願日
2023-10-17
発明の名称
物品仕分け設備
出願人
株式会社ダイフク
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B65G
1/137 20060101AFI20250422BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】渋滞が生じにくい物品仕分け設備を実現する。
【解決手段】複数の搬送車20のそれぞれがフロアEを走行して物品Wを搬送することにより物品Wの仕分けを行う物品仕分け設備であって、フロアEには、フロアEに沿う特定の方向に沿って延在する通路エリアE3と、供給部15が設けられた供給エリアE1と、通路エリアE3と供給エリアE1とを接続する接続エリアE2と、が設定され、通路エリアE3に沿って複数の受入部31が配置され、通路エリアE3以外のエリアに、通路エリアE3に進入する前に搬送車20が待機するための待機エリア72が設定されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の搬送車のそれぞれがフロアを走行して物品を搬送することにより前記物品の仕分けを行う物品仕分け設備であって、
それぞれが前記搬送車に前記物品を供給する供給部と、
それぞれが前記搬送車から前記物品を受け入れるように構成された複数の受入部と、
を備え、
前記フロアには、
前記フロアに沿う特定の方向に沿って延在する通路エリアと、
前記供給部が設けられた供給エリアと、
前記通路エリアと前記供給エリアとを接続する接続エリアと、
が設定され、
前記通路エリアに沿って複数の前記受入部が配置され、
前記通路エリア以外のエリアに、前記通路エリアに進入する前に前記搬送車が待機するための待機エリアが設定されている、物品仕分け設備。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記搬送車を制御する制御システムを備え、
前記制御システムは、いずれかの前記受入部の状態が、前記物品を受け入れることができない受入不可状態である場合に、当該受入不可状態の前記受入部を前記物品の搬送先とする全ての前記搬送車を、前記待機エリアに待機させる第1待機処理を実行する、請求項1に記載の物品仕分け設備。
【請求項3】
前記搬送車を制御する制御システムを備え、
前記制御システムは、複数の前記受入部のそれぞれにおいて、1つのオーダー情報に指定された種類及び数の前記物品を受け入れる第1バッチ処理を行った後に、別のオーダー情報に指定された種類及び数の前記物品を受け入れる第2バッチ処理を行うように構成され、
前記制御システムは、いずれかの前記受入部の状態が、前記第1バッチ処理が完了していない未完了状態である場合に、当該未完了状態の前記受入部を前記物品の搬送先として前記第2バッチ処理のために前記物品を搬送する全ての前記搬送車を、前記待機エリアに待機させる第2待機処理を実行する、請求項1に記載の物品仕分け設備。
【請求項4】
前記制御システムは、前記受入部の前記未完了状態が解消した場合に、前記待機エリアから、前記未完了状態が解消した前記受入部を前記物品の搬送先として前記第2バッチ処理のために前記物品を搬送する前記搬送車を前記受入部へ向かわせる、請求項3に記載の物品仕分け設備。
【請求項5】
前記搬送車を上下方向に搬送する第1リフタと第2リフタとを更に備え、
前記フロアは、上下方向の異なる位置に配置された第1層と第2層とを備え、
前記第1層に、前記通路エリアと前記供給エリアとが設けられ、
前記第2層に、前記搬送車が走行する戻り通路が設けられ、
前記第1リフタは、前記通路エリアの終端部と前記第2層とをつなぎ、
前記第2リフタは、前記戻り通路の終端部と前記第1層とをつなぎ、
前記待機エリアは、前記第2層に設定されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の物品仕分け設備。
【請求項6】
前記搬送車を上下方向に搬送する第3リフタを更に備え、
前記第1層に、前記接続エリアが設けられ、
前記第2リフタは、前記戻り通路の終端部と前記供給エリアとをつなぎ、
前記第3リフタは、前記待機エリアと前記接続エリアとをつないでいる、請求項5に記載の物品仕分け設備。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の搬送車が物品を搬送する物品仕分け設備に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、物流倉庫等の物品仕分け設備において物品搬送の自動化が進んでいる。例えば、特開2020-100482号公報(特許文献1)には、搬送車(V)により物品(W)が供給部(90)から受入部(80)に搬送される物品仕分け設備が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-100482号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1の物品仕分け設備では、搬送車(V)が供給部(90)から受入部(80)に向かって走行する際に、例えば、当該搬送車(V)の走行経路上に別の搬送車(V)が停止している場合や、当該搬送車(V)の搬送先の受入部(80)が物品(W)を受け入れることができない状態の場合等には、走行経路上で当該搬送車(V)も停止させる必要が生じる。そして、そのような搬送車の停止が多く発生すると、走行経路上に渋滞が発生することになる。しかし、特許文献1には、このような渋滞の問題については特に記載されていない。
【0005】
そこで、渋滞が生じにくい物品仕分け設備の実現が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る物品仕分け設備は、複数の搬送車のそれぞれがフロアを走行して物品を搬送することにより前記物品の仕分けを行う物品仕分け設備であって、それぞれが前記搬送車に前記物品を供給する供給部と、それぞれが前記搬送車から前記物品を受け入れるように構成された複数の受入部と、を備え、前記フロアには、前記フロアに沿う特定の方向に沿って延在する通路エリアと、前記供給部が設けられた供給エリアと、前記通路エリアと前記供給エリアとを接続する接続エリアと、が設定され、前記通路エリアに沿って複数の前記受入部が配置され、前記通路エリア以外のエリアに、前記通路エリアに進入する前に前記搬送車が待機するための待機エリアが設定されている。
【0007】
本構成によれば、搬送車による物品の搬送先となっている受入部が物品を受け入れることができない受入不可状態であった場合には、搬送車を通路エリアに進入させることなく、待機エリアに待機させることができる。従って、特定の方向に沿って延在するように設けられた狭い通路エリアにおいて搬送車が待機することにより、当該通路エリアに搬送車の渋滞が生じる可能性を低減することができる。或いは、当該通路エリアに渋滞を生じさせないために、搬送車に受入不可状態の受入部を通過させて通路エリアを複数回走行させる必要性を低減することができる。このように、本構成によれば、搬送車の渋滞が生じる可能性を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係る物品仕分け設備の上面図
図1の通路エリアの正面図
図1の物品仕分け設備の制御ブロック図
図1のフロアの第1層を示す図
図1のフロアの第2層を示す図
第2の実施形態に係る物品仕分け設備の上面図
図6の通路エリアの正面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔第1の実施形態〕
以下では、第1の実施形態に係る物品仕分け設備について、図面を参照して説明する。
【0010】
図1は、複数の搬送車20のそれぞれがフロアEを走行して物品Wを搬送することにより物品Wの仕分けを行う物品仕分け設備10の上面図である。本実施形態では、物品仕分け設備10は、搬送車20と、フロアEと、搬送車20に物品Wを供給する供給部15と、複数の受入部31と、を備える。複数の受入部31はそれぞれが搬送車20から物品Wを受け入れるように構成される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社ダイフク
搬送設備
9日前
株式会社ダイフク
搬送装置
14日前
株式会社ダイフク
搬送設備
21日前
株式会社ダイフク
保持用器具
21日前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
1日前
株式会社ダイフク
走行規制装置
9日前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
15日前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
15日前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
22日前
株式会社ダイフク
物品仕分け設備
1日前
株式会社ダイフク
物品仕分け設備
21日前
株式会社ダイフク
ピッキングシステム
22日前
株式会社ダイフク
ピッキングシステム
22日前
株式会社ダイフク
ピッキングシステム
22日前
株式会社ダイフク
位置関係検出システム
14日前
個人
箱
6か月前
個人
ゴミ箱
6か月前
個人
包装体
7か月前
個人
収納用具
10か月前
個人
段ボール箱
28日前
個人
物品収納具
10か月前
個人
段ボール箱
1か月前
個人
容器
3か月前
個人
ゴミ収集器
1か月前
個人
土嚢運搬器具
2か月前
個人
宅配システム
1か月前
個人
折り畳み水槽
7か月前
個人
パウチ補助具
6か月前
個人
コード類収納具
2か月前
個人
閉塞装置
4か月前
個人
ダンボール宝箱
7か月前
個人
圧縮収納袋
7か月前
株式会社和気
包装用箱
3か月前
個人
貯蔵サイロ
1か月前
個人
ゴミ処理機
3か月前
個人
包装箱
4か月前
続きを見る
他の特許を見る