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公開番号2025068263
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-28
出願番号2023178041
出願日2023-10-16
発明の名称芳香器具
出願人タイガースポリマー株式会社
代理人
主分類A61L 9/12 20060101AFI20250421BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 様々な場所に簡単に取り付けることができ、芳香の徐放性に優れる芳香器具を提供する。
【解決手段】 芳香を空気中に放散する芳香器具が開示される。芳香器具10は、カバー11と、香料成分を含有する香料保持部材12を含む。カバー11は、シリコーンゴムもしくはシリコーン樹脂製である。香料保持部材12は、シリコーンゴムもしくはシリコーン樹脂製であって、粘着性もしくはタック性を有している。香料保持部材12の粘着性もしくはタック性によって、カバー11が香料保持部材に支持されている。芳香器具10において香料保持部材12の一部が露出している。好ましくは、香料保持部材12が未架橋のシリコーンゴムもしくはシリコーン樹脂製である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
芳香を空気中に放散する芳香器具であって、
芳香器具は、カバーと、香料成分を含有する香料保持部材を含み、
カバーは、シリコーンゴムもしくはシリコーン樹脂製であり、
香料保持部材は、シリコーンゴムもしくはシリコーン樹脂製であって、粘着性もしくはタック性を有しており、
香料保持部材の粘着性もしくはタック性によって、カバーが香料保持部材に支持されており、
香料保持部材の一部が露出している、
芳香器具。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
香料保持部材が未架橋のシリコーンゴムもしくはシリコーン樹脂製である、請求項1に記載の芳香器具。
【請求項3】
香料保持部材を構成する未架橋のシリコーンゴムもしくはシリコーン樹脂のウィリアムズ可塑度が60~500である、請求項2に記載の芳香器具。
【請求項4】
カバーには板状部分があり、
香料保持部材が板状であり、
板状部分と香料保持部材が積層されている、
請求項1に記載の芳香器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、芳香を空気中に放散する芳香器具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
家庭やオフィス等において、居室やトイレ、玄関など、その場所に応じて、消臭したり特定の香りを出したりしたい目的で、芳香器具が利用されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、香料成分を含有する液体を、倒立型揮散装置を用いて揮散させる芳香器具(倒立型揮散装置)が記載されている。特許文献1の技術によれば、液体中の香料成分の濃度変化を抑制して液体の組成を一定に保つことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開公報 WO2023/013767
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の芳香器具は、机や棚の上面に置かれて使用される。特許文献1の芳香器具が横倒しになったり逆さになったりすると、期待したように芳香が揮散されなくなってしまうため、ユーザは芳香器具の置き場所を確保する必要があった。
【0006】
本発明の目的は、様々な場所に簡単に取り付けることができ、芳香の徐放性に優れる芳香器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
発明者は、鋭意検討の結果、粘着性もしくはタック性を有するシリコーンゴムもしくはシリコーン樹脂製の香料保持部材を、シリコーンゴムもしくはシリコーン樹脂製のカバーに接触させて、カバーを香料保持部材で支持するようにすると、上記課題を解決できることを知見し、本発明を完成させた。
【0008】
本発明は、芳香を空気中に放散する芳香器具であって、芳香器具は、カバーと、香料成分を含有する香料保持部材を含み、カバーは、シリコーンゴムもしくはシリコーン樹脂製であり、香料保持部材は、シリコーンゴムもしくはシリコーン樹脂製であって、粘着性もしくはタック性を有しており、香料保持部材の粘着性もしくはタック性によって、カバーが香料保持部材に支持されており、香料保持部材の一部が露出している、芳香器具である(第1発明)。
【0009】
第1発明において、好ましくは、香料保持部材が未架橋のシリコーンゴムもしくはシリコーン樹脂製である(第2発明)。さらに、第2発明において、好ましくは、香料保持部材を構成する未架橋のシリコーンゴムもしくはシリコーン樹脂のウィリアムズ可塑度が60~500である(第3発明)。
また、第1発明において、好ましくは、カバーには板状部分があり、香料保持部材が板状であり、板状部分と香料保持部材が積層されている(第4発明)。
【発明の効果】
【0010】
本発明の芳香器具(第1発明)によれば、香料保持部材の粘着性もしくはタック性を活用して、様々な場所に簡単に芳香器具を取り付けることができる。また、第1発明の芳香器具によれば、香料保持部材に含まれる香料成分が、徐々にシリコーンゴムもしくはシリコーン樹脂製のカバーに移行し、カバーを通じて大気中に放散されていくので、芳香(香料成分)の徐放性に優れる。さらに、第2発明や第3発明のようにした場合には、芳香器具の取り付け性と、芳香の徐放性がより高められる。また、第4発明のようにした場合には、芳香器具を軽量でコンパクトなものとできるので、より様々な場所に簡単に芳香器具を取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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