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公開番号
2025068118
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2025026909
出願日
2025-02-21
発明の名称
解舒装置
出願人
TMT神津株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65H
59/06 20060101AFI20250417BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 本発明は、被巻取物がボビンに綾振りされながら巻き取られたパッケージから被巻取物をスムーズに解舒することができる被巻取物解舒装置を提供することを目的とする。
【解決手段】スピンドル10に装着された巻糸体Pの軸回転に伴ってパッケージPから軸方向に沿って綾振られながら解舒された被巻取物Lが周面に掛けられる第1の揺動ローラ111および第2の揺動ローラ112を備える。第1の揺動ローラ111および第2の揺動ローラ112は、巻糸体Pと所定距離を隔てながらスピンドル10の軸方向に沿って延びる態様で並んで設けられ、周面に掛けられた被巻取物Lの経路に従って被巻取物に押圧される態様で鉛直平面内を揺動する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
被巻取物が軸方向に沿って綾振られながら巻き取られたパッケージから被巻取物を解舒する解舒装置であって、
前記パッケージが装着される軸回転可能なスピンドルと、
前記スピンドルに装着された前記パッケージの軸回転に伴って前記パッケージから軸方向に沿って綾振られながら解舒された被巻取物が周面に掛けられる第1の揺動ローラを備え、
前記第1の揺動ローラは、前記パッケージと所定距離を隔てながら前記スピンドルの軸方向に沿って延びる態様で並んで設けられ、周面に掛けられた被巻取物の経路に従って被巻取物に交差する方向に揺動することを特徴とする解舒装置。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記第1の揺動ローラは、前記パッケージから解舒される被巻取物が前記パッケージの基端部側に綾振られるのに従って、該第1の揺動ローラの基端部側の周面に移動した被巻取物に押圧される態様で基端部側が先端部側に対して被巻取物の押圧方向に傾いた状態に揺動する一方、前記パッケージから解舒される被巻取物が前記パッケージの先端部側に綾振られるのに従って、該第1の揺動ローラの先端部側の周面に移動した被巻取物に押圧される態様で先端部側が基端部側に対して押圧方向に傾いた状態に揺動する請求項1に記載の解舒装置。
【請求項3】
前記第1の揺動ローラから送られてきた被巻取物が周面に掛けられる第2の揺動ローラを備え、
前記第2の揺動ローラは、前記第1の揺動ローラと所定距離を隔てながら軸方向に沿って延びる態様で並んで設けられ、周面に掛けられた被巻取物の経路に従って被巻取物に交差する方向に揺動する請求項2に記載の解舒装置。
【請求項4】
前記第2の揺動ローラは、前記第1の揺動ローラの基端部側または先端部側が被巻取物の押圧方向に傾いた状態に揺動するのに従って、該第2の揺動ローラが第1の揺動ローラと同じ方向に傾いた状態に揺動する請求項3に記載の解舒装置。
【請求項5】
前記第1の揺動ローラは、前記第1の揺動ローラを支持する支持枠と、該支持枠の中央部を揺動可能に軸支する軸支部が設けられている請求項1に記載の解舒装置。
【請求項6】
前記第2の揺動ローラは、前記第2の揺動ローラを支持する支持枠と、該支持枠の中央部を揺動可能に軸支する軸支部が設けられている請求項3に記載の解舒装置。
【請求項7】
前記第2の揺動ローラは、前記第1の揺動ローラとリンク部材を介して連結されており、前記第1の揺動ローラに連動するものとなされている請求項4に記載の解舒装置
【請求項8】
前記パッケージと前記第1の揺動ローラの間において、前記パッケージから解舒された被巻取物が前記第1の揺動ローラに入る角度を調整するための固定ローラが設けられている請求項1に記載の解舒装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被巻取物が軸方向に沿って綾振られながら巻き取られたパッケージから被巻取物を解舒する解舒装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば炭素繊維からなる偏平なテープ状の糸条シートや離型シートなどの被巻取物がボビンに綾振られながら巻き取られたパッケージから被巻取物を解舒する解舒装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。この解舒装置は、通常、別に設置された巻取装置にパッケージの被巻取物の端部が接続され、該巻取装置により被巻取物が巻き取られるのに伴って、解舒装置に設置されたパッケージから被巻取物が随時解舒される。
【0003】
ところで、解舒装置は、被巻取物を案内するための各種ローラが配置されている。具体的には、パッケージから解舒される被巻取物の出口付近ではパッケージの長さに対応する長尺のローラが配置されるとともに、その後の被巻取物の送り過程では短尺の可動式または固定式のローラが所定の経路に沿って配置されており、各種ローラにより所定方向に案内されながら巻取装置に向けて送られていく。
【0004】
このとき、パッケージから解舒される被巻取物の出口付近に設置された長尺のローラでは、パッケージから解舒された被巻取物がパッケージの軸方向に沿って基端部と先端部の間を綾振られるのに従って、該長尺のローラの基端部と先端部の間の周面を往復移動するとともに、経路の方向を変えながら案内されたあと、後の各種ローラに随時送られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-241051号公報
特開2004-323133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述のようにパッケージから解舒された被巻取物の出口付近に配置された長尺のローラでは被巻取物が基端部と先端部の間を往復移動しながら案内されるが、その後の経路上に配置された短尺のローラでは被巻取物が同一箇所(長尺のローラに対して概ね中央部)で案内される。このため、パッケージから解舒された被巻取物が基端部側または先端部側に綾振られた際、長尺のローラの基端部または先端部から短尺のローラの中央部にかけて経路が大きく傾斜した状態となって、被巻取物に大きな負荷がかかって被巻取物に撚れやしわが生じたり、糸状の送り動作が不安定になるという問題があり、特に偏平なテープ状の被巻取物の場合だと該問題は顕著であった。もとより、パッケージと出口付近の長尺のローラの距離を長くすれば、経路の傾斜の程度も小さくなるが、それだと装置が大型化してしまい、複数のパッケージを所定のスペース内で設置する構成が難しくなるという問題があった。
【0007】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、被巻取物がボビンに綾振られながら巻き取られたパッケージから被巻取物をスムーズに解舒することができ、ひいては所定のスペース内に複数錘のパッケージを設置することが可能な提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記目的を達成するために、被巻取物が軸方向に沿って綾振られながら巻き取られたパッケージから被巻取物を解舒する解舒装置であって、前記パッケージが装着される軸回転可能なスピンドルと、前記スピンドルに装着された前記パッケージの軸回転に伴って前記パッケージから軸方向に沿って綾振られながら解舒された被巻取物が周面に掛けられる第1の揺動ローラを備え、前記第1の揺動ローラは、前記パッケージと所定距離を隔てながら前記スピンドルの軸方向に沿って延びる態様で並んで設けられ、周面に掛けられた被巻取物の経路に従って被巻取物に交差する方向に揺動することを特徴とする。
【0009】
これによれば、パッケージから被巻取物が軸方向に沿って綾振られながら解舒される際、第1の揺動ローラがパッケージから解舒された被巻取物の経路に従って被巻取物に交差する方向に揺動するため、第1の揺動ローラにおける被巻取物の経路が安定し、パッケージから被巻取物をスムーズに解舒することができる。
【0010】
このため、被巻取物にかかる負担が軽減され、被巻取物に撚れやしわが生じるのを防止することができ、被巻取物の送り動作を安定させることができる。また、パッケージと第1の揺動ローラを短い距離で配置し得るため、装置を小型化することができ、所定のスペース内に複数錘のパッケージを設置することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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