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公開番号2025067958
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2025021029,2020094985
出願日2025-02-12,2020-05-29
発明の名称薬剤使用支援方法、情報処理装置、および薬剤使用支援プログラム
出願人東和薬品株式会社,株式会社バンダイナムコ研究所,Tスクエアソリューションズ株式会社
代理人個人,個人
主分類A61J 7/04 20060101AFI20250417BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】薬剤を継続して正しく使用するように対象者を導く。
【解決手段】情報処理装置(1)は、継続的に所定の時間帯に薬剤を使用すべき対象者に、当該対象者が服薬状況の通知に用いる画像の候補を複数提示する通知送信部(106)と、提示された前記複数の画像のうち前記対象者が選択した画像を取得する通知取得部(101)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置が、継続的に所定の時間帯に薬剤を使用すべき対象者に、当該対象者が服薬状況の通知に用いる画像の候補を複数提示するステップと、
前記対象者が使用する装置が、提示された前記複数の画像のうち前記対象者が選択した画像を、前記情報処理装置に通知するステップと、を含む、薬剤使用支援方法。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記情報処理装置が、前記対象者に服薬のリマインドのための確認通知を送信するより前に前記画像が通知された場合に、当該対象者に対するフィードバックとして、リマインドなしで自主的に服薬した行為を肯定的に評価した内容の応答通知を送信するステップを含む、請求項1に記載の薬剤使用支援方法。
【請求項3】
前記情報処理装置が前記対象者に所定の報酬を付与するステップを含み、
前記情報処理装置は、前記対象者が薬剤の正しい使用を継続しているほど、(1)質が高い報酬を付与するか、(2)希少性の高い報酬を付与するか、(3)多くの報酬を付与するか、あるいは(4)早期に報酬を付与する、請求項1または2に記載の薬剤使用支援方法。
【請求項4】
前記情報処理装置が前記対象者による前記薬剤の使用状況に応じて所定のゲームを進行させるステップを含み、
前記情報処理装置は、前記対象者による薬剤の使用状況に応じて、前記ゲームの進行のさせ方を変える、請求項1または2に記載の薬剤使用支援方法。
【請求項5】
前記情報処理装置は、前記対象者による薬剤の使用状況を評価する評価値を算出し、算出した前記評価値の合計に応じて前記ゲームの展開を変化させるか、または、算出した前記評価値の合計に応じて前記ゲーム中で付与するアイテムに差を設ける、請求項4に記載の薬剤使用支援方法。
【請求項6】
継続的に所定の時間帯に薬剤を使用すべき対象者に、当該対象者が服薬状況の通知に用いる画像の候補を複数提示する通知送信部と、
提示された前記複数の画像のうち前記対象者が選択した画像を取得する通知取得部と、を備える情報処理装置。
【請求項7】
請求項6に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるための薬剤使用支援プログラムであって、上記通知送信部および上記通知取得部としてコンピュータを機能させるための薬剤使用支援プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、薬剤の使用を支援する薬剤使用支援方法等に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
薬剤を使用する場合、その効果を享受するためには、正しいタイミングで継続的に使用する必要があるが、自己管理では正しく使用を続けることが難しい人も多い。このような背景から、薬剤の正しい使用を支援するためのシステムの開発が従来から進められている。
【0003】
例えば、下記の特許文献1には、患者の処方箋情報に基づいて医薬品の服用スケジュールを生成し、この服用スケジュールに従って、医薬品を服用すべき時期に服用を督促する電子メールを患者端末へ送信する医薬品服用督促通知システムが開示されている。このシステムによれば、患者が医薬品の服用を忘れてしまうことを防ぐことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3935238号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来技術のように、服用を督促する電子メールに従って服薬する場合、服薬を強制されているという感覚を患者に与えてしまうため、服薬がストレスとなって、継続的な服薬やシステムの継続的な使用に支障をきたすおそれがある。
【0006】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、薬剤を継続して正しく使用することの動機付けを対象者に与え、これにより薬剤を継続して正しく使用するように対象者を導くことができる薬剤使用支援方法等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る薬剤使用支援方法は、情報処理装置が、継続的に所定の時間帯に薬剤を使用すべき対象者に、当該対象者が服薬状況の通知に用いる画像の候補を複数提示するステップと、前記対象者が使用する装置が、提示された前記複数の画像のうち前記対象者が選択した画像を、前記情報処理装置に通知するステップと、を含む。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、継続的に所定の時間帯に薬剤を使用すべき対象者に、当該対象者が服薬状況の通知に用いる画像の候補を複数提示する通知送信部と、提示された前記複数の画像のうち前記対象者が選択した画像を取得する通知取得部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、薬剤を継続して正しく使用することの動機付けを対象者に与え、これにより薬剤を継続して正しく使用するように対象者を導くことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
情報処理装置の要部構成の一例を示すブロック図である。
ユーザ管理情報および服薬管理情報の例を示す図である。
情報処理装置が対象者に服薬のリマインドのための確認通知を送信するより前に、対象者が服薬した旨の通知を送信した場合の例を示す図である。
情報処理装置が対象者に服薬のリマインドのための確認通知を送信した後に、対象者が服薬した旨の通知を送信する場合の例を示す図である。
情報処理装置が対象者に服薬のリマインドのための確認通知を送信した後に、対象者が服薬できなかった旨の通知を送信する場合の例を示す図である。
情報処理装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
薬剤使用支援システムの構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔実施形態1〕
(装置概要)
本発明の一実施形態に係る情報処理装置1の概略を図1に基づいて説明する。図1は、情報処理装置1の要部構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置1は、対象者の薬剤の使用を支援するための装置であり、情報処理装置1により服薬支援サービスに登録した対象者に当該サービスが提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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