TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025067924
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2025014661,2024035824
出願日
2025-01-31,2018-09-21
発明の名称
制御装置、アバランシェダイオードを制御する方法、プログラム及び記憶媒体
出願人
パイオニア株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01S
7/481 20060101AFI20250417BHJP(測定;試験)
要約
【課題】高SNR及び高増倍率でADを安定的に動作させる。
【解決手段】制御装置10は、制御部100を備えている。制御部100は、アバランシェダイオード(AD)222に印加する逆バイアス電圧を制御する。制御部100は、AD222が電磁波を受信していないときにAD222から発生する信号のレベルに基づいて、逆バイアス電圧を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電磁波を送信する送信器と、
前記送信器から送信されて対象物によって反射された電磁波を受信するアバランシェダイオードと、
前記アバランシェダイオードから発生する信号のレベルを算出する算出部と、
前記アバランシェダイオードに印加する逆バイアス電圧を制御する第1制御部と、
前記アバランシェダイオードから発生する信号の前記算出部への伝達のオン又はオフを切り替えるスイッチと、
前記送信器による電磁波の送信のタイミングを制御する第2制御部とを備え、
前記第2制御部は、前記送信器による電磁波の送信のタイミングに基づいて、前記スイッチの前記伝達のオン又はオフをさらに制御し、
前記第1制御部は、前記アバランシェダイオードが電磁波を受信していないときに前記アバランシェダイオードから発生する信号のレベルに基づいて、前記逆バイアス電圧を制御する制御装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の制御装置において、
前記第1制御部は、前記アバランシェダイオードが前記電磁波を受信していないときに、前記算出部の算出結果が所定値になるように、前記逆バイアス電圧を制御する制御装置。
【請求項3】
請求項2に記載の制御装置において、
前記所定値は、前記逆バイアス電圧の上昇に対する前記アバランシェダイオードの増幅度の変化率が第1所定値以下である領域と、前記変化率が第2所定値以上である領域と、の間の値の前記逆バイアス電圧が印加された際の前記アバランシェダイオードから発生する信号のレベルである、制御装置。
【請求項4】
請求項1から3までのいずれか一項に記載の制御装置において、
前記アバランシェダイオードが電磁波を受信していないときに前記アバランシェダイオードから発生する信号のレベルは、前記アバランシェダイオードが電磁波を受信していない所定期間における最大値とする制御装置。
【請求項5】
請求項1から3までのいずれか一項に記載の制御装置において、
前記アバランシェダイオードが電磁波を受信していないときに前記アバランシェダイオードから発生する信号のレベルは、前記アバランシェダイオードが電磁波を受信していない所定期間における二乗平均平方根とする制御装置。
【請求項6】
送信器から送信されて対象物から反射した電磁波を受信するアバランシェダイオードを制御する方法であって、
前記送信器による電磁波の送信のタイミングを制御し、
前記送信器による電磁波の送信のタイミングに基づいて、前記アバランシェダイオードから発生する信号のレベルを算出するかしないかを切り替え、
前記アバランシェダイオードが電磁波を受信していないときに前記アバランシェダイオードから発生する信号のレベルに基づいて、前記アバランシェダイオードに印加する逆バイアス電圧を制御する
方法。
【請求項7】
請求項6に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項8】
請求項7に記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、検出装置、アバランシェダイオードを制御する方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
対象物までの距離を検出するため、TOF(Time Of Flight)を用いた検出装置を用いることがある。特許文献1には、このような検出装置の一例について記載されている。この検出装置は、送信器及び受信器を備えている。送信器は、光を送信する。送信器から送信された光は、対象物で反射する。対象物から反射した光は、受信器によって受信される。検出装置は、送信器から送信された光を受信器が受信するまでの時間に基づいて、対象物までの距離を算出することができる。
【0003】
TOFに用いられる受信器には、アバランシェダイオード(AD)を用いることができる。ADは、逆バイアス電圧によって光電流を増倍することができる。光電流の増倍率が高くなるほど、ADから発生する光電流の信号のレベルが高くなるが、その一方で増倍率が高くなるほど、ADから発生するノイズのレベルも高くなる。特に特許文献2には、増倍率が高くなるにつれてショットノイズが高くなることが記載されている。さらに、特許文献2には、ADを、最適な増倍率、すなわち、SNR(Signal-to-Noise Ratio)が最大となる増倍率で動作させることについて記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-095208号公報
特開2006-203050号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したように、高SNR及び高増倍率でADを動作させるためには、ADを最適な増倍率で動作させる必要がある。一方で、ADの最適な増倍率は、外部環境、例えば、温度に依存して変動する。したがって、常に一定の逆バイアス電圧でADを動作させると、外部環境の変動によってノイズのレベルが一定レベル(許容値)を超えることがある。
【0006】
本発明が解決しようとする課題としては、高SNR及び高増倍率でADを安定的に動作させることが一例として挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明は、
電磁波を送信する送信器と、
対象物によって反射された前記電磁波を受信するアバランシェダイオードと、
前記アバランシェダイオードに印加する逆バイアス電圧を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記アバランシェダイオードが前記電磁波を受信していないときに前記アバランシェダイオードから発生する信号のレベルに基づいて、前記逆バイアス電圧を制御する制御装置である。
【0008】
第2の発明は、
電磁波を送信する送信器と、
前記送信器から送信されて対象物から反射した電磁波を受信するアバランシェダイオードを有する受信器と、
前記アバランシェダイオードに印加する逆バイアス電圧を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記アバランシェダイオードが電磁波を受信していないときに前記アバランシェダイオードから発生する信号のレベルに基づいて、前記逆バイアス電圧を制御する検出装置である。
【0009】
第3の発明は、
電磁波を照射する照射部と、
対象物によって反射された前記電磁波を受信可能な受信器と、
前記受信器を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記受信器が前記電磁波を受信していないときの前記受信器の受信信号に基づいて、前記受信器を制御する、制御装置である。
【0010】
第4の発明は、
アバランシェダイオードを制御する方法であって、
アバランシェダイオードに逆バイアス電圧を印加し、前記アバランシェダイオードが電磁波を受信していないときに前記アバランシェダイオードから発生する信号のレベルに基づいて、前記逆バイアス電圧を制御することを含む方法である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
パイオニア株式会社
情報処理装置及び生成装置
18日前
パイオニア株式会社
監視装置、監視方法および監視プログラム
20日前
パイオニア株式会社
監視装置、監視方法および監視プログラム
25日前
パイオニア株式会社
情報処理装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
3日前
パイオニア株式会社
情報処理装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
3日前
パイオニア株式会社
情報処理装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
3日前
パイオニア株式会社
情報処理装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
3日前
パイオニア株式会社
車両
16日前
パイオニア株式会社
管理装置
1か月前
パイオニア株式会社
携帯機器
16日前
パイオニア株式会社
端末装置
1か月前
パイオニア株式会社
発光装置
17日前
パイオニア株式会社
表示装置
17日前
パイオニア株式会社
駆動装置
17日前
パイオニア株式会社
案内装置
16日前
パイオニア株式会社
センサ装置
12日前
パイオニア株式会社
情報処理装置、情報処理方法、および、情報処理プログラム
17日前
パイオニア株式会社
音声制御装置
3日前
パイオニア株式会社
車両制御装置
16日前
パイオニア株式会社
車両制御装置
1か月前
パイオニア株式会社
情報処理装置
16日前
パイオニア株式会社
光源駆動装置
1か月前
パイオニア株式会社
情報提供装置
5日前
パイオニア株式会社
情報処理システム、情報処理システムの制御方法、及びプログラム
1か月前
パイオニア株式会社
情報処理システム、情報処理システムの制御方法、及びプログラム
1か月前
パイオニア株式会社
光偏向モジュール
1か月前
東北パイオニア株式会社
スピーカ装置
4日前
パイオニア株式会社
振動板、スピーカ装置
5日前
パイオニア株式会社
受信装置及び受信処理方法
3日前
パイオニア株式会社
案内装置、案内方法及び案内用プログラム
10日前
パイオニア株式会社
波長選択素子及び波長選択素子の製造方法
16日前
パイオニア株式会社
光制御装置、光制御方法、及び、プログラム
16日前
パイオニア株式会社
計測装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
10日前
パイオニア株式会社
制御装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
16日前
パイオニア株式会社
分光カメラ、撮像方法、プログラム及び記録媒体
1か月前
パイオニア株式会社
地図作成装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
10日前
続きを見る
他の特許を見る