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公開番号2025065472
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2025020777,2022561804
出願日2025-02-12,2020-11-13
発明の名称案内装置、案内方法及び案内用プログラム
出願人パイオニア株式会社
代理人弁理士法人インテクト国際特許事務所,個人
主分類G01C 21/34 20060101AFI20250410BHJP(測定;試験)
要約【課題】例えば交差点等の案内地点において運転者が誤ってルートを外れるような運転を行った場合であっても、運転者を慌てさせることなく、安全に案内を行うことが可能な案内装置等を提供する。
【解決手段】交差点等の案内地点を含んで車両に設定されているルートにおける案内地点での車両の移動状態である第1移動状態と、案内地点到達前又は案内地点通過後の車両の実際の移動状態である第2移動状態と、が整合していないことを検出する検出部1と、両者が整合していないことが検出されたとき、第2移動状態の維持を促す旨を音で報知する音声案内部2と、当該整合していないことが検出されたとき、第2移動状態と元のルートとに基づいて、案内地点の通過後に車両が移動する修正ルートを取得するルート探索部3と、上記維持を促す旨の音による報知の後に、修正ルートに基づいた車両の案内を開始する案内制御部4と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
案内地点を含んで移動体に設定されているルートにおける当該案内地点での当該移動体の移動状態である第1移動状態と、当該案内地点到達前又は当該案内地点通過後の当該移動体の実際の移動状態である第2移動状態と、が整合していないことを検出する検出手段と、
前記整合していないことが検出されたとき、前記第2移動状態の維持を促す旨を報知する報知手段と、
前記整合していないことが検出されたとき、前記第2移動状態と、前記ルートと、に基づいて、前記案内地点の通過後に前記移動体が移動する通過後ルートを取得する取得手段と、
前記維持を促す旨の報知の後に、前記取得された通過後ルートに基づいた前記移動体の案内を開始する案内制御手段と、
を備えることを特徴とする案内装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、案内装置、案内方法及び案内用プログラムの技術分野に属する。より詳細には、車両等の移動体の移動を案内する案内装置及び案内方法並びに当該案内装置において用いられる案内用プログラムの技術分野に属する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両に搭載され、その搭乗者に対して当該車両の移動を音声で案内するナビゲーション装置が一般化している。このようなナビゲーション装置には、車両に搭載されているものだけでなく、いわゆるスマートフォンにインストールされたアプリ(ソフトウェア)の一機能として実現されるものもある。当該ナビゲーション装置による音声案内が、上記車両が例えば曲がるべき交差点において実行される場合、その曲がるべき方法を示す音声が発せられることになる。このような従来技術の一例を開示した先行技術文献としては、例えば下記特許文献1に記載された技術がある。
【0003】
この特許文献1には、上記車両の運転者が案内されたルートを正しく認識していないと判定された場合に、正しいルートを認識させる案内を実行することを目的とした運転支援制御装置が開示されている。そして、特許文献1に開示されている運転支援制御装置は、目的地までのルート案内を実行する案内制御部と、車両の運転者の状況を示す当該運転者の生体情報を取得する生体情報取得部と、取得された運転者の生体情報に基づいて、案内されたルートを運転者が正しく認識しているか否かを判断する判断部と、運転者がルートを正しく認識していないと判定された場合に、報知部を用いてその旨を報知する報知制御部と、を備える構成とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-160588号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記ルート内に案内地点としての交差点が含まれている場合において、当該ルート上はその交差点において例えば左折すべきところを運転者が誤って直進しようとしてしまう場合がある。そしてこのような場合に、運転者として直進しようとしている当該交差点の直前又は交差点内において「左折です」等のように突然に音声案内されると、運転者が慌ててしまう場合があり、或いは無理なUターンのような危険な運転を試みたりすることで結果として安全なルート案内が損なわれる場合があると言う問題点がある。
【0006】
そこで、本願は上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、例えば交差点等の案内地点において運転者が誤ってルートを外れるような運転を行った場合であっても、運転者を慌てさせることなく、安全に案内を行うことが可能な案内装置及び案内方法並びに当該案内装置において用いられる案内用プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、案内地点を含んで移動体に設定されているルートにおける当該案内地点での当該移動体の移動状態である第1移動状態と、当該案内地点到達前又は当該案内地点通過後の当該移動体の実際の移動状態である第2移動状態と、が整合していないことを検出する検出手段と、前記整合していないことが検出されたとき、前記第2移動状態の維持を促す旨を報知する報知手段と、前記整合していないことが検出されたとき、前記第2移動状態と、前記ルートと、に基づいて、前記案内地点の通過後に前記移動体が移動する通過後ルートを取得する取得手段と、前記維持を促す旨の報知の後に、前記取得された通過後ルートに基づいた前記移動体の案内を開始する案内制御手段と、を備える。
【0008】
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、検出手段と、報知手段と、取得手段と、案内制御手段と、を備える案内装置において実行される案内方法であって、案内地点を含んで移動体に設定されているルートにおける当該案内地点での当該移動体の移動状態である第1移動状態と、当該案内地点到達前又は当該案内地点通過後の当該移動体の実際の移動状態である第2移動状態と、が整合していないことを前記検出手段により検出する検出工程と、前記整合していないことが検出されたとき、前記第2移動状態の維持を促す旨を前記報知手段により報知する報知工程と、前記整合していないことが検出されたとき、前記第2移動状態と、前記ルートと、に基づいて、前記案内地点の通過後に前記移動体が移動する通過後ルートを前記取得手段により取得する取得工程と、前記維持を促す旨の報知の後に、前記案内制御手段により、前記取得された通過後ルートに基づいた前記移動体の案内を開始する案内制御工程と、を含む。
【0009】
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、コンピュータを、案内地点を含んで移動体に設定されているルートにおける当該案内地点での当該移動体の移動状態である第1移動状態と、当該案内地点到達前又は当該案内地点通過後の当該移動体の実際の移動状態である第2移動状態と、が整合していないことを検出する検出手段、前記整合していないことが検出されたとき、前記第2移動状態の維持を促す旨を報知する報知手段、前記整合していないことが検出されたとき、前記第2移動状態と、前記ルートと、に基づいて、前記案内地点の通過後に前記移動体が移動する通過後ルートを取得する取得手段、及び、前記維持を促す旨の報知の後に、前記取得された通過後ルートに基づいた前記移動体の案内を開始する案内制御手段、として機能させる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態の案内装置の概要構成を示すブロック図である。
実施例のナビゲーション装置の概要構成を示すブロック図である。
実施例の案内処理を示すフローチャートである。
実施例の案内処理を示す概念図(I)である。
実施例の案内処理を示す概念図(II)である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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