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公開番号2025067943
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2025020460,2023083744
出願日2025-02-12,2014-01-30
発明の名称受信装置及び受信処理方法
出願人パイオニア株式会社
代理人弁理士法人綾船国際特許事務所
主分類H04N 21/431 20110101AFI20250417BHJP(電気通信技術)
要約【課題】
放送通信連携システムを使用する際に、利用者に対して、現在表示されている映像が通信コンテンツに基づくものであるかどうかを認識させる。
【解決手段】
通信コンテンツに基づく映像が表示ユニット170に表示されているときには、放送通信連携サービス実行部192は、通信映像表示中である旨の表示情報を提示処理部193へ送る。そして、提示処理部193は、通信コンテンツに基づく映像が表示されていることを示す通信情報映像データCDTを生成し、表示ユニット170へ送る。一方、通信コンテンツに基づく映像が表示されていないときには、放送通信連携サービス実行部192は、通信映像非表示中である旨の表示情報を提示処理部193へ送る。そして、提示処理部193は、通信コンテンツに基づく映像が表示されていないことを示す通信情報映像データCDTを生成し、表示ユニット170へ送る。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
データ放送及び番組放送を含むデジタル放送に基づく映像信号を生成する放送受信処理部と;
通信端末から通信コンテンツ情報を取得する通信コンテンツ取得部と;
前記データ放送に基づく映像及び前記通信コンテンツ情報に基づく映像の少なくとも一方を、前記番組放送に基づく映像と同時に表示部に表示させる制御を行う表示制御部と;
前記表示制御部が前記通信コンテンツ情報に基づく映像を前記表示部に表示中には、前記通信コンテンツ情報に基づく映像を表示中の旨を示す情報を、前記表示部に表示させる提示処理部と;を備え、
前記提示処理部は、前記通信コンテンツ情報を提供する通信コンテンツサーバとの通信中には、前記通信コンテンツ情報に基づく映像の表示中とは異なる態様で、前記通信中の旨を示す情報を前記表示部に表示させる、
ことを特徴とする受信装置。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
データ放送及び番組放送を含むデジタル放送に基づく映像信号を生成する放送受信処理部と;
通信端末から通信コンテンツ情報を取得する通信コンテンツ取得部と;
前記データ放送に基づく映像及び前記通信コンテンツ情報に基づく映像の少なくとも一方を、前記番組放送に基づく映像と同時に表示部に表示させる制御を行う表示制御部と;
前記表示制御部が前記通信コンテンツ情報に基づく映像を前記表示部に表示中には、前記通信コンテンツ情報に基づく映像を表示中の旨を示す情報を、前記表示部に表示させる提示処理部と;
前記通信コンテンツ取得部が取得する通信コンテンツ情報の通信量情報を取得する通信量取得部と;を備え、
前記提示処理部は、前記通信量取得部が取得した通信量情報に基づいて、前記通信端末の通信量に関する情報の表示を前記表示部に更に行わせる、
ことを特徴とする受信装置。
【請求項3】
前記通信量情報は、直近の所定期間における現在の累積通信データ量であり、
前記提示処理部は、前記現在の累積通信データ量に関する情報の表示を前記表示部に表示させる、
ことを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
【請求項4】
利用者により操作される操作部から、前記データ放送に基づく映像を表示部に表示させる第1指令、及び、前記通信コンテンツ情報に基づく映像を前記表示部に表示させる第2指令を取得する指令取得部を更に備え、
前記表示制御部は、前記第1指令及び前記第2指令に基づいて、前記制御を行い、
前記第2指令は、前記操作部に対する前記第1指令を生成させる操作と同様の操作により生成される、
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の受信装置。
【請求項5】
データ放送及び番組放送を含むデジタル放送に基づく映像信号を生成する放送受信処理部と;通信端末から通信コンテンツ情報を取得する通信コンテンツ取得部と;表示制御部と;提示処理部と;を備える受信装置において使用される受信処理方法であって、
前記表示制御部が、前記データ放送に基づく映像及び前記通信コンテンツ情報に基づく映像の少なくとも一方を、前記番組放送に基づく映像と同時に表示部に表示させる表示制御工程と;
前記提示処理部が、前記表示制御部が前記通信コンテンツ情報に基づく映像を前記表示部に表示中には、前記通信コンテンツ情報に基づく映像を表示中の旨を示す情報を、前記表示部に表示させる提示処理工程と;
前記提示処理工程では、前記通信コンテンツ情報を提供する通信コンテンツサーバとの通信中には、前記通信コンテンツ情報に基づく映像の表示中とは異なる態様で、前記通信中の旨を示す情報を前記表示部に表示させている旨を、前記提示処理部が前記表示部に表示させる;
を備えることを特徴とする受信処理方法。
【請求項6】
データ放送及び番組放送を含むデジタル放送に基づく映像信号を生成する放送受信処理部と;通信端末から通信コンテンツ情報を取得する通信コンテンツ取得部と;表示制御部と;提示処理部と;通信量取得部と;を備える受信装置において使用される受信処理方法であって、
前記表示制御部が、前記データ放送に基づく映像及び前記通信コンテンツ情報に基づく映像の少なくとも一方を、前記番組放送に基づく映像と同時に表示部に表示させる表示制御工程と;
前記提示処理部が、前記表示制御部が前記通信コンテンツ情報に基づく映像を前記表示部に表示中には、前記通信コンテンツ情報に基づく映像を表示中の旨を示す情報を、前記表示部に表示させる提示処理工程と;
前記通信量取得部が、前記通信コンテンツ取得部が取得する通信コンテンツ情報の通信量情報を取得する通信量取得工程と;を備え、
前記提示処理工程では、前記通信量取得部が取得した通信量情報に基づいて、前記通信端末の通信量に関する情報の表示を、前記提示処理部が前記表示部に更に行わせる、
ことを特徴とする受信処理方法。
【請求項7】
受信装置が有するコンピュータに、請求項5に記載の受信処理方法を実行させる、ことを特徴とする受信処理プログラム。
【請求項8】
受信装置が有するコンピュータに、請求項6に記載の受信処理方法を実行させる、ことを特徴とする受信処理プログラム。
【請求項9】
受信装置が有するコンピュータにより読み取り可能に、請求項7に記載の受信処理プログラムが記録されている、ことを特徴とする記録媒体。
【請求項10】
受信装置が有するコンピュータにより読み取り可能に、請求項8に記載の受信処理プログラムが記録されている、ことを特徴とする記録媒体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、受信装置、受信処理方法、受信処理プログラム、及び、当該受信処理プログラムが記録された記録媒体に関する。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、放送局から放送されるデータ放送を含む放送コンテンツ(デジタル放送)を受信し、当該データ放送に基づく映像を、番組映像と同時に表示する受信装置の普及が進んでいる。また、近年、放送と通信とを組み合せた放送通信連携システムの実用化が開始された。この放送通信連携システムは、受信装置が、放送局から放送される放送コンテンツに加えて、サービス事業者からインターネット等の電気通信回線を介して配信される通信コンテンツを受信し、放送コンテンツと通信コンテンツとを連携して再生するサービスである。こうした通信コンテンツの内容としては、放送番組に関連する情報や、天気情報や株式情報といった放送番組とは関連しない情報が含まれている。
【0003】
そして、放送通信連携システムの実用化に伴い、デジタル放送における番組映像と同時に、データ放送に基づく映像や通信コンテンツに基づく映像を表示する技術が提案されている(特許文献1参照:以下、「従来例」と呼ぶ)。この従来例の技術では、番組映像と同時に通信コンテンツに基づく映像を表示している際に、放送コンテンツにより緊急警報信号や緊急地震速報などの緊急又は重要な情報を受信した場合には、通信コンテンツに基づく映像の表示を強制的に中止して、当該放送コンテンツに含まれる緊急又は重要な情報の映像を表示するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-257227号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、放送通信連携システムでは、利用者が意図的に通信コンテンツに基づく映像を表示させるには、例えば、リモートコントロール装置(以下、「リモート入力装置」とも記す)の「d」ボタンを押下する等の操作を行ってデータ放送に基づく映像を表示させた後、当該映像に含まれるメニューからメニュー選択を行い、通信コンテンツに基づく映像に遷移させることがある。このため、利用者は、現在、表示されている映像が通信コンテンツに基づくものなのか、あるいは、データ放送に基づくものなのかを判断することができないことがある。
【0006】
さて、近年においては、スマートフォンやタブレット端末等の通信端末が広く普及し、移動体通信を行う環境が整備されてきている。こうした通信環境の整備に伴い、放送通信連携システムを活用する場合に、通信端末が移動体通信網と無線通信してサービス事業者のコンテンツサーバから通信コンテンツを取得し、当該取得した通信コンテンツ情報を受信装置へ送信する構成が採用されてきている。ここで、移動体通信においては、多くの利用者が良好な環境で通信できるように、通信事業者により、通信データ量に関して所定の条件を超えた場合に、使用制限(帯域制限)が課されることがある。こうした使用制限が課させる事態の発生は、放送通信連携システムを快適に利用することができなくなるため、好ましくない。したがって、利用者が移動体通信の使用制限を回避するようにする観点からも、現在、表示されている映像が通信コンテンツに基づくものか、あるいは、データ放送に基づくものかの認識は、重要である。
【0007】
しかしながら、上述した従来例の技術では、放送通信連携システムにおいて、番組映像と同時に表示される映像のコンテンツ源を利用者に認識させる対策を講じていない。したがって、従来例の技術において通信端末が移動体通信網を介して取得した通信コンテンツを利用する場合に、利用者は、突如として、移動体通信の使用制限が課させてしまうことがある。
【0008】
このため、放送通信連携システムを使用する際に、利用者に対して、現在表示されている映像が通信コンテンツに基づくものであるかどうかを認識させて、利用者の利便性を向上させることができる技術が望まれている。かかる要請に応えることが、本発明が解決すべき課題の一つとして挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1に記載の発明は、データ放送及び番組放送を含むデジタル放送に基づく映像信号を生成する放送受信処理部と;通信端末から通信コンテンツ情報を取得する通信コンテンツ取得部と;前記データ放送に基づく映像及び前記通信コンテンツ情報に基づく映像の少なくとも一方を、前記番組放送に基づく映像と同時に表示部に表示させる制御を行う表示制御部と;前記表示制御部が前記通信コンテンツ情報に基づく映像を前記表示部に表示中には、前記通信コンテンツ情報に基づく映像を表示中の旨を示す情報を、前記表示部に表示させる提示処理部と;を備え、前記提示処理部は、前記通信コンテンツ情報を提供する通信コンテンツサーバとの通信中には、前記通信コンテンツ情報に基づく映像の表示中とは異なる態様で、前記通信中の旨を示す情報を前記表示部に表示させる、ことを特徴とする受信装置である。
請求項2に記載の発明は、データ放送及び番組放送を含むデジタル放送に基づく映像信号を生成する放送受信処理部と;通信端末から通信コンテンツ情報を取得する通信コンテンツ取得部と;前記データ放送に基づく映像及び前記通信コンテンツ情報に基づく映像の少なくとも一方を、前記番組放送に基づく映像と同時に表示部に表示させる制御を行う表示制御部と;前記表示制御部が前記通信コンテンツ情報に基づく映像を前記表示部に表示中には、前記通信コンテンツ情報に基づく映像を表示中の旨を示す情報を、前記表示部に表示させる提示処理部と;前記通信コンテンツ取得部が取得する通信コンテンツ情報の通信量情報を取得する通信量取得部と;を備え、前記提示処理部は、前記通信量取得部が取得した通信量情報に基づいて、前記通信端末の通信量に関する情報の表示を前記表示部に更に行わせる、ことを特徴とする受信装置である。
【0010】
請求項5に記載の発明は、データ放送及び番組放送を含むデジタル放送に基づく映像信号を生成する放送受信処理部と;通信端末から通信コンテンツ情報を取得する通信コンテンツ取得部と;表示制御部と;提示処理部と;を備える受信装置において使用される受信処理方法であって、前記表示制御部が、前記データ放送に基づく映像及び前記通信コンテンツ情報に基づく映像の少なくとも一方を、前記番組放送に基づく映像と同時に表示部に表示させる表示制御工程と;前記提示処理部が、前記表示制御部が前記通信コンテンツ情報に基づく映像を前記表示部に表示中には、前記通信コンテンツ情報に基づく映像を表示中の旨を示す情報を、前記表示部に表示させる提示処理工程と;前記提示処理工程では、前記通信コンテンツ情報を提供する通信コンテンツサーバとの通信中には、前記通信コンテンツ情報に基づく映像の表示中とは異なる態様で、前記通信中の旨を示す情報を前記表示部に表示させている旨を、前記提示処理部が前記表示部に表示させる;を備えることを特徴とする受信処理方法である。
請求項6に記載の発明は、データ放送及び番組放送を含むデジタル放送に基づく映像信号を生成する放送受信処理部と;通信端末から通信コンテンツ情報を取得する通信コンテンツ取得部と;表示制御部と;提示処理部と;通信量取得部と;を備える受信装置において使用される受信処理方法であって、前記表示制御部が、前記データ放送に基づく映像及び前記通信コンテンツ情報に基づく映像の少なくとも一方を、前記番組放送に基づく映像と同時に表示部に表示させる表示制御工程と;前記提示処理部が、前記表示制御部が前記通信コンテンツ情報に基づく映像を前記表示部に表示中には、前記通信コンテンツ情報に基づく映像を表示中の旨を示す情報を、前記表示部に表示させる提示処理工程と;前記通信量取得部が、前記通信コンテンツ取得部が取得する通信コンテンツ情報の通信量情報を取得する通信量取得工程と;を備え、前記提示処理工程では、前記通信量取得部が取得した通信量情報に基づいて、前記通信端末の通信量に関する情報の表示を、前記提示処理部が前記表示部に更に行わせる、ことを特徴とする受信処理方法である。
(【0011】以降は省略されています)

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