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公開番号
2025065283
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2025017234,2023119504
出願日
2025-02-05,2012-09-24
発明の名称
画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
出願人
パイオニア株式会社
代理人
弁理士法人酒井総合特許事務所
主分類
G01C
21/26 20060101AFI20250410BHJP(測定;試験)
要約
【課題】移動体が実際に到達可能な範囲を表示できること。
【解決手段】画像処理装置200は、移動体の残存エネルギー量に基づいて移動体の到達可能範囲を生成して表示部210に表示させる。取得部201は、移動体の現在地点に関する情報や、移動体の現在地点における初期保有エネルギー量に関する情報を取得する。算出部202は、移動体が所定区間を走行する際に消費するエネルギーである推定エネルギー消費量を算出する。探索部203は、移動体が現在地点から到達可能な地点である複数の到達可能地点を探索する。分割部204は、地図情報を複数の領域に分割する。付与部205は、分割部204によって分割された複数の領域にそれぞれ移動体が到達可能であるか否かを識別する識別情報を付与する。表示制御部206は、移動体の到達可能範囲を地図情報とともに表示部210に表示させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体の到達可能範囲を定義する座標情報に基づいて前記到達可能範囲の輪郭を抽出する抽出手段と、
抽出した輪郭に含まれる頂点群の各頂点に規定された偏角を周波数変換し、所定周波数以上の周波数成分を除去した結果に基づいて、前記輪郭を変形して表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、移動体の残存エネルギー量に基づいて移動体の到達可能範囲を生成する画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムに関する。ただし、この発明の利用は、画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムに限らない。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、移動体の現在地点に基づいて、移動体の到達可能範囲を生成する処理装置が知られている(たとえば、下記特許文献1参照。)。下記特許文献1では、移動体の現在地点を中心に地図上の全方位を放射状に分割し、分割領域ごとに移動体の現在地点から最も遠い到達可能な交差点を地図情報のノードとして取得する。そして、取得した複数のノードを結んで得られるベジュ曲線を移動体の到達可能範囲として表示している。
【0003】
また、移動体のバッテリー残容量および電力消費量に基づいて、各道路における移動体の現在地点からの到達可能範囲を生成する処理装置が知られている(たとえば、下記特許文献2参照。)。下記特許文献2では、移動体の現在地点に接続する複数の道路において移動体の電力消費量を算出し、移動体のバッテリー残容量および電力消費量に基づいて各道路における移動体の走行可能距離を算出する。そして、移動体の現在地点と、当該現在地点から走行可能距離だけ離れた移動体の複数の到達可能地点とを地図情報のノードとして取得し、複数のノードを結んで得られる線分の集合体を移動体の到達可能範囲として表示している。
【0004】
また、電気自動車の走行可能範囲を表示する装置が知られている。(たとえば、下記特許文献3参照。)。下記特許文献3では、地図がメッシュ上に分割され、走行可能な範囲がメッシュ単位で表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-016094号公報
特開平07-085397号公報
特開2011-217509号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、移動体の現在地点を中心に各方位における移動体から最も遠い到達地点のみを取得しているので、移動体の到達可能範囲の輪郭しか得られない。このため、移動体の現在地点と移動体から最も遠い到達地点との間に、海や湖など移動体が走行することのできない領域が含まれていたとしても、この移動体が走行することのできない領域を除外して移動体の到達可能範囲を取得することができないという問題点が一例として挙げられる。
【0007】
また、上述した特許文献2の技術では、移動体の到達可能範囲として道路のみを取得しているので、道路以外の範囲を移動体の到達可能範囲に含めることができない。また、移動体の到達可能範囲が移動体の走行可能な道路に沿った線分の集合体で表示されるので、到達可能範囲の輪郭を取得することができない。このため、移動体の到達可能範囲を見やすく、かつ漏れなく表示することが困難であるという問題点が一例として挙げられる。
【0008】
また、上述した特許文献3の技術において走行可能範囲をメッシュ単位で表示すると、
外周を滑らかに表示することができず、視認性に欠けるという問題点が一例として挙げられる。また、他の走行可能範囲を表示する方法として、走行可能範囲を知るには、地図上をメッシュの区間に切り分け、主要な道路につき各メッシュに到達可能交差点があるか調べることが考えられる。しかしながら、演算量を減らす目的で全ての交差点で走行可能範囲を計算するのではなく、主要道路だけで計算するため、多くの欠落点が生じるという問題点が一例として挙げられる。このような欠落点を消去するために、画像処理の近傍処理を行うと、孤立点と孤立点を結ぶ外周が直線の組み合わせになり、滑らかに表示できず、視認性に欠けることになる。また、外周を直線で結んで描画する際に、外周点の数が多すぎると描画処理に時間がかかるという問題点が一例として挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる画像処理装置は、移動体の到達可能範囲を定義する座標情報に基づいて前記到達可能範囲の輪郭を抽出する抽出手段と、抽出した輪郭に含まれる頂点群の各頂点に規定された偏角を周波数変換し、所定周波数以上の周波数成分を除去した結果に基づいて、前記輪郭を変形して表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】
また、請求項2の発明にかかる画像処理装置は、移動体の到達可能範囲の輪郭を抽出する抽出手段と、前記移動体が到達可能であることを識別する到達可能の識別情報が付与された領域の経度緯度情報に基づいて前記移動体の到達可能範囲を抽出し、抽出した輪郭に含まれる頂点群の各頂点に規定された偏角を周波数変換して、所定周波数以上の周波数成分を除去してから逆変換することにより、前記周波数成分が除去された輪郭となる前記移動体の到達可能範囲を表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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