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公開番号
2025061596
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2025009206,2024035574
出願日
2025-01-22,2019-11-14
発明の名称
駆動装置
出願人
パイオニア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
26/08 20060101AFI20250403BHJP(光学)
要約
【課題】破損を抑制することができる駆動装置を提供する。
【解決手段】ベース部材4が、内周側に設けられた軸部によって可動部を回動可能に支持する枠状部41と、枠状部の外周側に延びる弾性構造部42と、を有する。ベース部材4の弾性構造部42が台座7に対して接合されることで、ベース部材4と台座7とに生じた熱変形量の差を、弾性構造部42の変形によって吸収させることができ、駆動装置の破損を抑制することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
可動部と、
枠状部を有し、前記枠状部の内周側に設けられた軸部によって前記可動部を回動可能に支持するベース部材と、
前記可動部を駆動する駆動手段と、
前記ベース部材が固定される台座と、を備え、
前記ベース部材は、前記枠状部が延在する平面の面内方向に、当該枠状部の外周側へと延びる弾性構造部を有し、
前記弾性構造部が前記台座に対して接合されることを特徴とする駆動装置。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記弾性構造部は、前記枠状部に直交するように延びる直交部を有することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
前記弾性構造部は、前記枠状部に沿って延びる平行部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動装置。
【請求項4】
前記枠状部が、前記台座に対して接合されていないことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の駆動装置。
【請求項5】
前記弾性構造部を前記台座に接合する接合部材が、複数の前記弾性構造部のそれぞれに対応するように、複数箇所に配置されていることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の駆動装置。
【請求項6】
前記弾性構造部は、前記枠状部に連続し且つ前記台座に接合されない非接合部と、前記非接合部に連続し且つ前記台座に接合される接合部と、を有することを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の駆動装置。
【請求項7】
前記枠状部、前記軸部、及び前記弾性構造部を有する前記ベース部材は、前記可動部とは、一の基板をなすように一体に形成されていることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、枠体に対し、一対の梁部によって可動板を回転可能に支持するとともに、永久磁石の近傍にヨークを設けることにより、可動板を回転させる磁気力型駆動装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された磁気力型駆動装置では、ヨークの一対の端部に互いに異なる磁極が現れるように、ヨークに巻回されたコイルに導通することにより、可動部の振角を大きくしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-246362号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された駆動装置では、枠体がヨーク上に配置されている。即ち、可動板を安定して回動させるためには、枠体(ベース部材)を何らかの台座に対して固定する必要がある。しかしながら、ベース部材は可動部と同様の材料によって構成されることが多いのに対し、台座はベース部材とは異なる材料によって構成されることがあり、これらの材料の熱膨張係数が異なる可能性があった。
【0005】
この場合、駆動装置に熱が加わると、台座部とベース部材との熱変形量の差によって、これらの間の接合部分やベース部材自体に大きな応力が加わり、破損の原因となる可能性があった。そこで、接合部分に用いる接着剤の量を増やすことによって熱変形量の差を吸収するという構成も考えられるものの、接着剤の量が増加すると、接着時の硬化収縮の影響が大きくなり、台座とベース部材との接合部分や、ベース部自体に応力が加わりやすくなってしまう。
【0006】
したがって、本発明の課題は、破損を抑制することができる駆動装置を提供することが一例として挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の駆動装置は、可動部と、枠状部を有し、前記枠状部の内周側に設けられた軸部によって前記可動部を回動可能に支持するベース部材と、前記可動部を駆動する駆動手段と、前記ベース部材が固定される台座と、を備え、前記ベース部材は、前記枠状部が延在する平面の面内方向に、当該枠状部の外周側へと延びる弾性構造部を有し、前記弾性構造部が前記台座に対して接合されることを特徴としている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施例に係る駆動装置を示す斜視図である。
前記駆動装置を示す分解斜視図である。
前記駆動装置に支持部材を設けた様子を示す分解斜視図である。
前記駆動装置を示す側面図である。
本発明の第2実施例に係る駆動装置を示す斜視図である。
前記駆動装置を示す分解斜視図である。
前記駆動装置に支持部材を設けた様子を示す分解斜視図である。
前記駆動装置を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を説明する。本発明の実施形態に係る駆動装置は、可動部と、枠状部を有し、枠状部の内周側に設けられた軸部によって可動部を回動可能に支持するベース部材と、可動部を駆動する駆動手段と、ベース部材が固定される台座と、を備える。ベース部材は、枠状部の外周側に延びる弾性構造部を有し、弾性構造部が台座に対して接合される。
【0010】
ベース部材の弾性構造部が台座に対して接合されることで、ベース部材と台座とに生じた熱変形量の差を、弾性構造部の変形によって吸収させることができ、ベース部材、および、軸部とベース部材との接続部分の破損を抑制することができる。このとき、弾性構造部は、枠状部よりも弾性変形容易な形状を有する部位であればよい。
(【0011】以降は省略されています)
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