TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025067491
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177514
出願日2023-10-13
発明の名称屋根構造体の排水構造
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E04B 1/00 20060101AFI20250417BHJP(建築物)
要約【課題】柱材の下端部の意匠性を向上させると共に柱材の下端部から排水される水を所定方向に向けて排水できる屋根構造体の排水構造を提供すること。
【解決手段】屋根構造体1の排水構造は、内部に縦樋部20が配置された柱材2と、柱材2に直接的又は間接的に接続される屋根体4と、を備え、柱材2は、側部が支持部9に支持されると共に下端部が床面13から上方に離れた位置に配置され、柱材2の下端部に取り付けられ縦樋部20により流された水を受け止める下端キャップ7を有し、下端キャップ7は、水を外部に排出する開口部711と、開口部711に向けて下り傾斜で傾斜する傾斜底面71aを有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
内部に縦樋部が配置された柱材と、
前記柱材に直接的又は間接的に接続される屋根体と、を備え、
前記柱材は、側部が支持部に支持されると共に下端部が床面から上方に離れた位置に配置され、
前記柱材の下端部に取り付けられ前記縦樋部により流された水を受け止める下端キャップを有し、
前記下端キャップは、水を外部に排出する開口部と、前記開口部に向けて下り傾斜で傾斜する傾斜底面を有する、屋根構造体の排水構造。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記開口部は、前記下端キャップにおける前記傾斜底面の下流側の端部側において前記下端キャップの下面に形成される、請求項1に記載の屋根構造体の排水構造。
【請求項3】
前記開口部は、前記下端キャップにおける前記傾斜底面の下流側の端部側において前記下端キャップの側面に形成される、請求項1に記載の屋根構造体の排水構造。
【請求項4】
前記柱材の側部を支持する前記支持部は、前記柱材に対して前記屋根体と反対側に設けられた立設壁の側面に固定され、
前記開口部は、前記下端キャップにおける前記立設壁側の端部側に形成される、請求項1又は2に記載の屋根構造体の排水構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、屋根構造体の排水構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、柱材と、柱材に接続される梁と、梁に接続される屋根体と、を備える屋根構造体が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の屋根構造体においては、柱材を地中に埋めて、柱材により、梁及び屋根体を支持していた。また、特許文献1に記載の屋根構造体は、柱材の内部に縦樋が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-84739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
屋根構造体を2階以上のバルコニーに後付けで設置する場合に、柱材を地中に埋め込むことができない。そのため、柱材の下端部が床面から上方に離れた位置に配置され、柱材の下端部が露出するため、意匠性を向上させる余地がある。また、柱材の内部に縦樋を設ける構成の場合に、柱材の下端部が床面から離れた位置に配置される場合には、柱材の下端部から縦樋を流れる水がそのまま排水されることになる。そのため、柱材の下端部の意匠性を向上させると共に、柱材の下端部から排水される水を所定方向に向けて排水できることが望まれる。
【0005】
本開示は、柱材の下端部の意匠性を向上させると共に柱材の下端部から排水される水を所定方向に向けて排水できる屋根構造体の排水構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、内部に縦樋部が配置された柱材と、前記柱材に直接的又は間接的に接続される屋根体と、を備え、前記柱材は、側部が支持部に支持されると共に下端部が床面から上方に離れた位置に配置され、前記柱材の下端部に取り付けられ前記縦樋部により流された水を受け止める下端キャップを有し、前記下端キャップは、水を外部に排出する開口部と、前記開口部に向けて下り傾斜で傾斜する傾斜底面を有する、屋根構造体の排水構造に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係るテラスを正面側の斜め上方側から見た斜視図である。
一実施形態に係るテラスを側面側の斜め上方側から見た斜視図である。
一実施形態に係るテラスの平面図である。
図1におけるA-A線断面図である。
根体側樋構成部から支柱側樋構成部への水の流れを示す図である。
第1実施形態の排水キャップを支柱の下端部に取り付けた状態を示す断面図である。
第1実施形態の排水キャップを支柱の下端部に取り付けた状態を下方側から見た斜視図である。
第1実施形態の排水キャップを支柱の下端部から取り外した状態を示す斜視図である。
第2実施形態の排水キャップを支柱の下端部に取り付けた状態を示す断面図である。
第2実施形態の排水キャップを支柱の下端部から取り外した状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の屋根構造体の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態においては、屋根構造体をテラス1に適用した例について説明する。なお、本実施形態においては、屋根構造体をテラス1に適用した例について説明するが、これに限定されない。例えば、屋根構造体を、テラス以外の構造物、例えば、カーポート、駐輪場、シェルター、休憩所、バス停などの構造物に適用してもよい。
【0009】
なお、本実施形態の説明においては、テラス1の屋根体4を構成する複数の長尺形材41(長尺材)が延びる方向を左右方向(長尺形材41の長手方向)ともいう。また、梁3が延びる方向を前後方向ともいい、梁3が延びる方向において、支柱2側を、テラス1の基端側ともいい、支柱2と反対側を、テラス1の先端側ともいう。
【0010】
本実施形態のテラス1は、図1~図3に示すように、屋根体4を前後方向の基端側(図1における左手前側及び図2における左側)において一対の支柱2で支持する、いわゆる、片持ち構造のテラスである。また、本実施形態のテラス1は、支柱2に接続された梁3の下部(下方)に、屋根体4が吊られて接続される吊構造で構成される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社LIXIL
改装建具
3日前
株式会社LIXIL
固定構造
3日前
株式会社LIXIL
屋根構造体の排水構造
3日前
株式会社LIXIL
屋根構造体及び屋根構造体の施工方法
3日前
株式会社LIXIL
屋根構造体及び屋根構造体の施工方法
3日前
株式会社LIXIL
屋根構造体及び屋根構造体の施工方法
3日前
株式会社LIXIL
屋根構造体及び屋根構造体の施工方法
3日前
株式会社LIXIL
屋根構造体及び屋根構造体の施工方法
3日前
株式会社LIXIL
屋根構造体及び屋根構造体の施工方法
3日前
株式会社LIXIL
柱材と梁との連結構造及びこれを備える屋根構造体
3日前
株式会社LIXIL
便器装置
3日前
株式会社LIXIL
便器装置
3日前
株式会社LIXIL
改装サッシ
3日前
株式会社LIXIL
屋根体の連結構造、複数連設屋根構造体、及び、屋根体の連結構造の施工方法
3日前
個人
花立て
2か月前
個人
住宅
19日前
個人
地中収納型止水板
1か月前
個人
柱と壁の木造連結構造
1か月前
GHL株式会社
建物
17日前
環境計測株式会社
局舎
2か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
三協立山株式会社
構造体
1か月前
株式会社オカムラ
ブース
23日前
三協立山株式会社
建築装置
1か月前
個人
簡易テント係合固定具
1か月前
個人
ツリー型太陽光発電システム
1か月前
大成建設株式会社
防音建屋
1か月前
鹿島建設株式会社
補強構造
12日前
鹿島建設株式会社
制震架構
1か月前
大成建設株式会社
木質架構
2か月前
株式会社竹中工務店
建物構造
1か月前
株式会社アンビックス
防音室
1か月前
株式会社オカムラ
パネル装置
1か月前
文化シヤッター株式会社
階段
18日前
文化シヤッター株式会社
階段
1か月前
鹿島建設株式会社
外断熱構造
17日前
続きを見る