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公開番号2025067494
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177517
出願日2023-10-13
発明の名称柱材と梁との連結構造及びこれを備える屋根構造体
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E04B 1/00 20060101AFI20250417BHJP(建築物)
要約【課題】柱材と梁とを連結する連結部材を少ない費用で製作できる柱材と梁との連結構造を提供すること。
【解決手段】柱材2と梁3との連結構造は、柱材2と、柱材2に接続される梁3と、柱材2と梁3とを連結する連結部材5と、を備え、連結部材5は、上下方向に延びると共に柱材2の内部に配置される縦部材51と、縦部材51の上部から縦部材51に交差する方向に延びると共に梁3の内部に配置される横部材55と、を有し、縦部材51及び横部材55は、ネジ部材5aにより固定される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
柱材と、
前記柱材に接続される梁と、
前記柱材と前記梁とを連結する連結部材と、を備える柱材と梁との連結構造であって、
前記連結部材は、上下方向に延びると共に前記柱材の内部に配置される縦部材と、前記縦部材の上部から前記縦部材に交差する方向に延びると共に前記梁の内部に配置される横部材と、を有し、
前記縦部材及び前記横部材は、ネジ部材により固定される、柱材と梁との連結構造。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記縦部材には、前記横部材の前記縦部材側の端部の位置を規制する位置規制部が設けられる。請求項1に記載の柱材と梁との連結構造。
【請求項3】
前記位置規制部は、前記横部材側を向く面状に形成されると共に前記縦部材の上下方向に沿って延びる規制面を有し、
前記横部材の前記縦部材側の端部は、前記規制面に対向して配置され、前記規制面に沿って上下方向に延びて形成され前記規制面に近接又は当接する、請求項2に記載の柱材と梁との連結構造。
【請求項4】
前記縦部材及び前記横部材のいずれか一方は、アルミニウム材料で形成され、
前記縦部材及び前記横部材のいずれか他方は、アルミニウム材料以外の金属材料で形成される、請求項1又は2に記載の柱材と梁との連結構造。
【請求項5】
前記縦部材は、中空部を有するホロー構造である、請求項1又は2に記載の柱材と梁との連結構造。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の柱材と梁との連結構造と、
前記梁に接続される屋根体と、を備える屋根構造体であって、
前記屋根体の先端側は、建物躯体に固定される、屋根構造体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、柱材と梁との連結構造及びこれを備える屋根構造体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、柱材と、梁と、柱材と梁とを連結するL字状の連結部材(ブラケット)と、梁に接続される屋根体と、を備える屋根構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。L字状の連結部材は、梁の内部に配置される縦部材と柱材の内部に配置される横部材との両方を、鉄を主材料とした鋼板で構成し、縦部材と横部材との互いを溶接により接合していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-84737号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
L字状の連結部材において縦部材と横部材との互いを溶接により接合する構造である場合には、柱材のサイズが従来から変更された場合に、新規に金型を起こすなど、初期に要する費用が多くなってしまうという課題がある。そのため、少ない費用で製作できる連結部材(ブラケット)が求められている。
【0005】
本開示は、柱材と梁とを連結する連結部材を少ない費用で製作できる柱材と梁との連結構造及びこれを備える屋根構造体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、柱材と、前記柱材に接続される梁と、前記柱材と前記梁とを連結する連結部材と、を備える柱材と梁との連結構造であって、前記連結部材は、上下方向に延びると共に前記柱材の内部に配置される縦部材と、前記縦部材の上部から前記縦部材に交差する方向に延びると共に前記梁の内部に配置される横部材と、を有し、前記縦部材及び前記横部材は、ネジ部材により固定される、柱材と梁との連結構造に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係るテラスを正面側の斜め上方側から見た斜視図である。
一実施形態に係るテラスを側面側の斜め上方側から見た斜視図である。
一実施形態に係るテラスの平面図である。
図1におけるA-A線断面図である。
連結部材を示す斜視図である。
図5におけるB-B線断面図である。
連結部材を幅方向の一方側の側方から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の屋根構造体の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態においては、屋根構造体をテラス1に適用した例について説明する。なお、本実施形態においては、屋根構造体をテラス1に適用した例について説明するが、これに限定されない。例えば、屋根構造体を、テラス以外の構造物、例えば、カーポート、駐輪場、シェルター、休憩所、バス停などの構造物に適用してもよい。
【0009】
なお、本実施形態の説明においては、テラス1の屋根体4を構成する複数の長尺形材41(長尺材)が延びる方向を左右方向(長尺形材41の長手方向)ともいう。また、梁3が延びる方向を前後方向ともいい、梁3が延びる方向において、支柱2側を、テラス1の基端側ともいい、支柱2と反対側を、テラス1の先端側ともいう。
【0010】
本実施形態のテラス1は、図1~図3に示すように、屋根体4を前後方向の基端側(図1における左手前側及び図2における左側)において一対の支柱2で支持する、いわゆる、片持ち構造のテラスである。また、本実施形態のテラス1は、支柱2に接続された梁3の下部(下方)に、屋根体4が吊られて接続される吊構造で構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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