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公開番号2025066934
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023176524
出願日2023-10-12
発明の名称記録装置、制御方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B41J 29/38 20060101AFI20250417BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】供給される電力に基づいて、複数の駆動を伴う動作により実行される処理と、当該処理と異なる処理と、を効率的に実行可能な技術を提供する。
【解決手段】USBケーブルを介して供給される電力を用いて動作可能な記録装置であって、前記USBケーブルから供給される電力値を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記電力値に基づいて、機械的機構を介して伝達された駆動源からの駆動力を用いて実行される複数の動作により実現される第1処理と、設定に関する第2処理と、の実行を制御する制御手段と、を有するようにした。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
USBケーブルを介して供給される電力を用いて動作可能な記録装置であって、
前記USBケーブルから供給される電力値を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した前記電力値に基づいて、機械的機構を介して伝達された駆動源からの駆動力を用いて実行される複数の動作により実現される第1処理と、設定に関する第2処理と、の実行を制御する制御手段と、を有することを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記制御手段は、
前記電力値が閾値以上であるときには、前記第1処理と前記第2処理とを同時に実行可能とし、
前記電力値が前記閾値未満であるときには、前記第1処理が終了した後に、前記第2処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
記録媒体に対してインクを吐出して記録する記録手段と、
前記記録手段におけるインクの吐出性能を維持、回復するメンテナンス処理を実行可能なメンテナンス手段と、をさらに有し、
前記第1処理は、前記メンテナンス処理であることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
外部装置との無線接続を行う接続手段をさらに有し、
前記第2処理は、前記接続手段を前記外部装置と無線接続するための処理であることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記外部装置は、前記USBケーブルを介して前記記録装置に対して電力を供給し、
前記制御手段は、前記電力値が前記閾値未満であるときには、前記外部装置との前記USBケーブルによる通信の可否に応じて、前記第2処理を実行することを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記電力値が前記閾値未満であるときに、
前記外部装置との前記USBケーブルによる通信が不可能であれば、前記第1処理が終了した後に前記第2処理を実行し、
前記外部装置との前記USBケーブルによる通信が可能であれば、前記第1処理のみを実行することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項7】
前記接続手段により前記外部装置と無線接続するための処理は、前記接続手段に対して電力を供給する処理を含むことを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項8】
前記USBケーブルを介して供給される電力を蓄電可能な蓄電手段をさらに備え、
前記記録装置はさらに、前記蓄電手段に蓄電される電力を用いて動作可能であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の記録装置。
【請求項9】
記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送される記録媒体に対して、該記録媒体の搬送方向と交差する第1方向に移動しながらインクを吐出して記録する記録手段と、をさらに有し、
前記第1処理は、前記記録手段の前記第1方向における原点位置の初期化処理であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項10】
記録媒体に対してインクを吐出して記録する記録手段と、
前記記録手段へのキャッピングを実行可能なキャップ手段と、をさらに有し、
前記第1処理は、前記記録手段による、記録に寄与しないインクの吐出である予備吐出処理であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置、制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、USBケーブルを介して供給された電力で動作する記録装置が知られている。こうした記録装置について、特許文献1では、記録処理中に実行される3つの駆動を伴う動作のタイミングを異ならせて、消費電力量のピーク値が異なるモードを作成し、USBケーブルから供給される電力量に応じたモードを選択する技術が開示されている。
【0003】
また、記録装置としては、特許文献2のように、パーソナルコンピュータなどの端末装置と通信により接続可能な記録装置が知られている。特許文献2に開示された記録装置では、初期設定時などのタイミングで、記録装置と端末装置とを通信可能に接続する通信モードを設定する設定処理を実行するとともに、記録ヘッドに対してクリーニング処理を実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013‐166294号公報
特開2019‐001106号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、クリーニング処理のような複数の駆動を伴う動作により実現される処理と、通信モードを設定するような設定に関する処理とを、供給電力に応じて実行する技術については、開示されていない。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、供給される電力に基づいて、複数の駆動を伴う動作により実現される処理と、設定に関する処理と、を実行可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態は、USBケーブルを介して供給される電力を用いて動作可能な記録装置であって、前記USBケーブルから供給される電力値を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記電力値に基づいて、機械的機構を介して伝達された駆動源からの駆動力を用いて実行される複数の動作により実現される第1処理と、設定に関する第2処理と、の実行を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、供給される電力に基づいて、複数の駆動を伴う動作により実行される処理と、設定に関する処理と、を実行することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
記録システムの概略構成図。
記録装置の制御系の構成を示すブロック図。
電源制御回路の構成を示すブロック図。
記録部の概略構成図。
PC端末の概略構成図。
接続設定処理の処理内容を示すフローチャート。
切替処理の処理内容を示すフローチャート。
第2実施形態による記録装置を備えた記録システムの概略構成図。
第2実施形態での切替処理の処理内容を示すフローチャート。
第3実施形態での切替処理の処理内容を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付の図面を参照しながら、記録装置、制御方法、およびプログラムの実施形態の一例を説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組合せのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。また、実施形態に記載されている構成要素の位置、形状などはあくまで一例であり、この発明をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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