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公開番号
2025066628
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2024022156
出願日
2024-02-16
発明の名称
旋回ケーブルのリール作成方法
出願人
中鉄四局集団有限公司
,
CHINA TIESIJU CIVIL ENGINEERING GROUP CO., LTD.
,
中鉄四局集団第一工程有限公司
代理人
弁理士法人キュリーズ
主分類
E01D
19/16 20060101AFI20250416BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】ケーブルのケーブルストランドの頭尾両端を同時に牽引することを実現するとともに、高いリール作成効率を有する旋回ケーブルのリール作成方法。
【解決手段】ケーブルのケーブルストランドの頭部が内側にあって尾部が外側にある通常の巻き取り方式を採用して、一本のケーブルを第1のケーブルリールに巻き取るステップS1と、ケーブルのケーブルストランド中点に巻き取る時に、第2のケーブルリールをケーブルのケーブルストランド中点の箇所に放置するステップS2と、ケーブルをケーブルストランド中点の箇所で旋回して屈曲端を形成するステップS3と、屈曲端を第2のケーブルリールに仮固定するステップS4と、ケーブルを第2のケーブルリールに完全に2つ折りとされて巻き取るまで、第1のケーブルリールが放索して、第2のケーブルリールが収索するステップS5と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ケーブルのケーブルストランドの頭部が内側にあって尾部が外側にある通常の巻き取り方式を採用して、一本のケーブルを第1のケーブルリールに巻き取るステップS1と、
ケーブルのケーブルストランド中点に巻き取る時に、第2のケーブルリールをケーブルのケーブルストランド中点の箇所に放置するステップS2と、
ケーブルをケーブルストランド中点の箇所で旋回して屈曲端を形成するステップS3と、
屈曲端を第2のケーブルリールに仮固定するステップS4と、
ケーブルを第2のケーブルリールに完全に2つ折りとされて巻き取るまで、第1のケーブルリールが放索して、第2のケーブルリールが収索するステップS5と、を含み、
具体的に、ステップS3は、第1のケーブルリールが放索して、第2のケーブルリールに対して一定の距離を超えるように、ケーブルのケーブルストランド中点を牽引した後、ケーブルをケーブルストランド中点の箇所で旋回して1つのケーブルストランド円環である屈曲端を形成することであり、
具体的に、ステップS4は、ケーブルストランド円環を第2のケーブルリールに仮固定することであり、
前記第2のケーブルリールは、第1のリールラックと、第2のリールラックと、スピンベースとを含み、前記第1のリールラックは、スピンベースに設けられ、スピンベースの回転とともに転動し、
前記第1のリールラックの軸方向は、スピンベースの転動軸方向と互いに平行し、
前記第2のリールラックは、ケーブルが2つ折りとされた後のケーブルストランド円環を仮固定するために用いられ、
前記第1のリールラックは、2つ折りとされた後のケーブルのケーブルストランドを巻き取るために用いられ、
前記第2のリールラックには、抜け止め構造が設けられ、前記スピンベースには、仮固定構造が設けられる、
ことを特徴とする旋回ケーブルのリール作成方法。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記ケーブルのケーブルストランドは、鉛直ケーブル巻き取り、水平ケーブル整列の方式を採用して、第1のケーブルリールに巻き取られる、
ことを特徴とする請求項1に記載の旋回ケーブルのリール作成方法。
【請求項3】
前記ケーブルのケーブルストランドは、水平ケーブル巻き取り、鉛直ケーブル整列の方式を採用して、第1のケーブルリールに巻き取られる、
ことを特徴とする請求項1に記載の旋回ケーブルのリール作成方法。
【請求項4】
前記第2のリールラックは、スピンベースに設けられ、スピンベースの回転とともに転動し、
前記第1のリールラックと、第2のリールラックとは、スピンベースにおける異なる位置に設けられ、前記第1のリールラック、第2のリールラックの軸方向は、スピンベースの転動軸方向と互いに平行し、前記第2のリールラックの軸方向に沿う長さは、第1のリールラックの軸方向に沿う長さより小さい、
ことを特徴とする請求項1に記載の旋回ケーブルのリール作成方法。
【請求項5】
前記第2のリールラックと、第1のリールラックとは同軸に設けられることを特徴とする請求項1に記載の旋回ケーブルのリール作成方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は吊橋技術分野に関し、具体的には旋回ケーブルのリール作成方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
旋回ケーブル吊橋とは、左右側のメインケーブルが一本であり、メインケーブルは、一岸のアンカーから出発し、他岸のアンカーを迂回した後に戻って出発岸のアンカーにアンカー固定されるメインケーブルの形式であり、径間が同じである時に、旋回ケーブルの長さは、従来の二重ケーブル(図1に示すように)の単ケーブルの長さの約2倍である。メインケーブルのケーブルストランドは旋回アンカーの箇所で連続的に通過し、旋回ケーブルサドルシステムを利用してケーブルストランド旋回アンカー固定を実現し、従来のメインケーブルのケーブルストランドのアンカーの箇所での切断分散アンカー固定を代替し、メインケーブルの定荷重自己平衡特性を十分に利用し、アンカー固定構造及びアンカー構造を最適化することができるが、旋回ケーブル吊橋のケーブルストランドは従来の上下流から一本になり、ケーブルストランドが長くて転向する必要もあるため、その架設難度が大きい。
【0003】
したがって、上記従来技術の不足に対して改善した技術案を提供する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、従来技術に存在する問題を解決または緩和するための旋回ケーブルのリール作成方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明は、以下の技術案を提供する。
【0006】
ケーブルのケーブルストランドの頭部が内側にあって尾部が外側にある通常の巻き取り方式を採用して、一本のケーブルを第1のケーブルリールに巻き取るステップS1と、
ケーブルのケーブルストランド中点に巻き取る時に、第2のケーブルリールをケーブルのケーブルストランド中点の箇所に放置するステップS2と、
ケーブルをケーブルストランド中点の箇所で旋回して屈曲端を形成するステップS3と、
屈曲端を第2のケーブルリールに仮固定するステップS4と、
ケーブルを第2のケーブルリールに完全に2つ折りとされて巻き取るまで、第1のケーブルリールが放索して、第2のケーブルリールが収索(ケーブルを回収すること)するステップS5と、を含み、
具体的に、ステップS3は、第1のケーブルリールが放索して、第2のケーブルリールに対して一定の距離を超えるように、ケーブルのケーブルストランド中点を牽引した後、ケーブルをケーブルストランド中点の箇所で旋回して1つのケーブルストランド円環である屈曲端を形成することであり、
具体的に、ステップS4は、ケーブルストランド円環を第2のケーブルリールに仮固定することであり、
前記第2のケーブルリールは、第1のリールラックと、第2のリールラックと、スピンベースとを含む旋回ケーブルのケーブルリールであって、前記第1のリールラックは、スピンベースに設けられ、スピンベースの回転とともに転動し、
前記第1のリールラックの軸方向は、スピンベースの転動軸方向と互いに平行し、
前記第2のリールラックは、ケーブルが2つ折りとされた後のケーブルストランド円環を仮固定するために用いられ、
前記第1のリールラックは、2つ折りとされた後のケーブルのケーブルストランドを巻き取るために用いられ、
前記第2のリールラックには、抜け止め構造が設けられ、前記スピンベースには、仮固定構造が設けられる、
旋回ケーブルのリール作成方法。
【発明の概要】
有益な効果
【0007】
1、創造的に吊橋の一端から他端へ、同じケーブルのケーブルストランドの頭尾両端を同時に牽引する技術案を提供しており、本技術案の放索効率は、従来の技術的手段よりはるかに高い一方で、従来の技術的手段においてケーブルは旋回ケーブルサドルがなければステアリングの高難度操作を完了できないことをさらに回避し、施工難度を大幅に低下させ、優れた操作利便性を有する。
【0008】
2、ケーブルの2つ折りとされて巻き取りのリール作成方法を提供し、ケーブルのケーブルストランドの頭尾両端を同時に牽引することを実現するとともに、ケーブルの巻き取り工法の操作空間を節約し、高いリール作成効率を有する。
【0009】
3、ケーブルリール構造を提供し、ケーブルのケーブルストランドの2つ折りの箇所の破損を回避し、ケーブルのケーブルストランドの屈曲端の形状の安定性を保証する上で、ケーブルのケーブルストランドに対する効率的な2つ折りとされて巻き取りを実現し、さらに、2つ折りとされて巻き取りの方式によってケーブルをケーブルリールに巻き取り、同じケーブルのケーブルストランドの頭尾両端を同時に牽引して放索する操作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本願の背景技術に示された従来の二重ケーブルの架設概略図である。
同じケーブルのケーブルストランドの頭尾両端を同時に牽引する架設模式図である。
従来のケーブル巻き取りの概略図である。
ケーブルのリール作成のフローチャートである。
ケーブルの2つ折りとされて巻き取りの後の第2のケーブルリールの平面図である。
ケーブルの2つ折りとされて巻き取りの後の第2のケーブルリールの正面図である。
仮固定構造の概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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