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公開番号
2025066621
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023195574,2023175680
出願日
2023-11-17,2023-10-11
発明の名称
コリメート機能付きコンタクトレンズおよびXRグラス
出願人
アルディーテック株式会社
代理人
個人
主分類
G02C
7/04 20060101AFI20250416BHJP(光学)
要約
【課題】XRグラス本体部と組み合わせることで十分な解像度で映像を認識することができるコリメート機能付きコンタクトレンズおよびこれを用いたXRグラスを提供する。
【解決手段】XRグラスは、少なくとも3つ以上の副画素により1つの画素が構成された画素アレイと、それぞれの副画素に含まれる1つまたは複数のマイクロ発光ダイオード(31~33)とを有し、画素の開口率は10%以上である半透明マイクロ発光ダイオードディスプレイからなる左目用ディスプレイ部および右目用ディスプレイ部を有するXRグラス本体部と、左目用ディスプレイ部および上記右目用ディスプレイ部の任意の点から発せられた光に対して、透過率50%以上の放射角度が5度以下である、コリメーターとなる透明柱(1100)が複数配列された透明柱集合体を有し、各透明柱を透過した光が収束点に収束するコリメート機能付きコンタクトレンズ(1000)とを有する。
【選択図】図31
特許請求の範囲
【請求項1】
任意の点から発せられた光に対して、透過率50%以上の放射角度が5度以下である、コリメーターとなる透明柱が複数配列された透明柱集合体を有し、各透明柱を透過した光が収束点に収束するコリメート機能付きコンタクトレンズ。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
角膜に装着された場合、上記収束点が水晶体の中心付近に来る請求項1記載のコリメート機能付きコンタクトレンズ。
【請求項3】
任意の点から発せられた光に対して、透過率50%以上の放射角度が5度以下である、コリメーターとなる透明柱が複数配列された透明柱集合体を有し、各透明柱を透過した光が収束点に収束するコリメート機能付きコンタクトレンズを用いたXRグラス。
【請求項4】
少なくとも3つ以上の副画素により1つの画素が構成された画素アレイと、それぞれの上記副画素に含まれる1つまたは複数のマイクロ発光ダイオードとを有し、上記画素の開口率は10%以上である半透明マイクロ発光ダイオードディスプレイからなる左目用ディスプレイ部および右目用ディスプレイ部を有するXRグラス本体部と、
上記左目用ディスプレイ部および上記右目用ディスプレイ部の任意の点から発せられた光に対して、透過率50%以上の放射角度が5度以下である、コリメーターとなる透明柱が複数配列された透明柱集合体を有し、各透明柱を透過した光が収束点に収束するコリメート機能付きコンタクトレンズと、
を有するXRグラス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、XR(Cross Reality)グラス用半透明マイクロ発光ダイオード(LED)ディスプレイ、XRグラス、VR(Virtual Reality)グラス用ディスプレイ、VRグラスおよびコリメート機能付きコンタクトレンズに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ライトエンジン(画像の光源)に有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子(OLED)を用いたXRグラスは市販されている(非特許文献1参照)。しかし、これらのXRグラスは、有機EL素子の光量が不足しているため、明るい外界ではXRグラスに表示される映像を認識しづらい。光量を大きくするために有機EL素子の駆動電流密度を上げることが考えられるが、駆動電流密度は一般に数10mA/cm
2
と小さく、駆動電流密度を上げると効率の低下や劣化が早まるといった問題がある。
【0003】
一方、光学系に関しては光導波路や投影光学系を使ったXRグラスが提案されている(特許文献1、2、3参照)。光導波路や投影光学系を使う光学系は、XRグラスを薄くできるという利点はあるが、部品点数の増大、光学設計の複雑さ、光学部品の製造難易度が高い等の問題がある。特に広い視野角を確保することは難しく、現状の視野角は最大で60度程度であるが、光学設計上更なる拡大は容易ではない(非特許文献2参照)。
【0004】
外界の視認に必要な周囲光透過率と、明るい日中の環境下において画像認識に必要十分な輝度と、広い視野角と広いアイボックス(=眼球の動きによる画像を見失わない範囲)を持ち、軽量で薄く嵩張らず、メガネのように常時装着可能なXRグラスの実現には至っていない。
【0005】
ディスプレイを半透明(シースルー)にすることができれば、光導波路を使わずに済むため、XRグラスの光学部品を簡略化することができる。特許文献4では、シースルーの有機EL素子を使ったARグラスが提案されている。しかし、上述のように有機EL素子では輝度が不足している。輝度を高めるために発光面積を広げることはディスプレイの半透明化の妨げとなる。また、たとえ発光面積を画素全体に広げても有機EL素子ではXRグラスとしての十分な輝度は得られない。
【0006】
光量を確保するためには、光源としてマイクロLEDを使用することが望ましい。LEDは有機EL素子に比べて1000倍以上の高い電流密度(数10A~数100A/cm
2
)で駆動できるためである。XRグラスとして十分な輝度を確保することができるだけでなく、非常に小さな面積で高輝度を実現できるため、ディスプレイ自体の半透明化も容易である。マイクロLEDを光源とした半透明ディスプレイで光導波路を用いずにXRグラスを構成することができれば、軽量で薄く、メガネのように常時装着可能なXRグラスを実現することができる。
【0007】
マイクロLEDを光源として目のすぐ近くに設置された半透明ディスプレイの前にレンズ(マイクロレンズ)を設置して虚像を生成する方法が提案されている(特許文献5参照)。この方法では、一定の画素の集まりに対して1つのマイクロレンズを使用し、画素の集まりを一定の間隔で配置して開口率を確保する方法であるため、連続した状態で虚像が映し出されるわけではない。また、レンズによる虚像領域の形状は円形であるために、虚像領域の円の中に入る外界の視界はレンズによる歪の影響を受ける。原理的には、画素1つ1つにマイクロレンズを設置して1画素ずつ虚像を生成し、1画素毎の虚像の集合体として虚像を生成できれば虚像周辺の外界の視界を歪めることのない完璧な虚像を現実空間に映し出すことができるのであるが、数μmサイズの画素それぞれにマイクロレンズを設置して虚像を生成する方法は、画素とマイクロレンズとの間の距離をÅ単位で制御する必要があるため、位置精度を確保することは非常に困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特表2022-517207号公報
米国特許出願公開第2020/0379214号明細書
特表2022-521974号公報
特表2020-523628号公報
米国特許第10634912号明細書
【非特許文献】
【0009】
[令和5年9月17日検索]、インターネット〈URL:https://www.itmedia.co.jp/fav/articles/2306/10/news049.html 〉
[令和5年9月17日検索]、インターネット〈URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000030718.html〉
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
この発明が解決しようとする課題は、外界を明瞭に見ることができ、明るい外界でも表示された映像を明瞭に認識することができ、十分な解像度で映像を表示することができ、厚さも薄くて済むXRグラス用半透明マイクロ発光ダイオードディスプレイおよびこのXRグラス半透明マイクロ発光ダイオードディスプレイを用いたXRグラスを提供することである。
(【0011】以降は省略されています)
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