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公開番号
2025066468
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023176108
出願日
2023-10-11
発明の名称
手術用鉗子
出願人
ニプロ株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
A61B
17/29 20060101AFI20250416BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】手術用鉗子の操作性能の向上を図るとともに、容易に操作部の回転角度を判別することが可能な構成を備える手術用鉗子を提供する。
【解決手段】この手術用鉗子1は、本体部11と、本体部11から前方に延びるシャフト16と、シャフト16の先端部に設けられ、開状態と閉状態とが選択可能に設けられる操作部17と、本体部11の後方に設けられ、操作部17の開状態と閉状態とを操作するハンドル12,13と、シャフト16の後方と本体部11との間においてシャフト16に一体的に設けられ、シャフト16の軸Aの回りに回転させて操作部17の向きを変更する回転ロック部材15と、本体部11の外表面において、前方および後方にスライド可能に設けられることにより、回転ロック部材15を固定する位置と回転可能とする位置との間が選択可能に設けられるスライドロック部材14とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
本体部と、
前記本体部から前方に延びるシャフトと、
前記シャフトの先端部に設けられ、開状態と閉状態とが選択可能に設けられる操作部と、
前記本体部の後方に設けられ、前記操作部の開状態と閉状態とを操作するハンドルと、
前記シャフトの後方と前記本体部との間において前記シャフトに一体的に設けられ、前記シャフトの軸の回りに回転させて前記操作部の向きを変更する回転ロック部材と、
前記本体部の外表面において、前方および後方にスライド可能に設けられることにより、前記回転ロック部材を固定する位置と回転可能とする位置との間が選択可能に設けられるスライドロック部材と、を備える、
手術用鉗子。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記回転ロック部材と前記スライドロック部材との間には、相互に係合する凹凸部が設けられ、前記凹凸部が相互に係合した状態で前記回転ロック部材が固定される位置となり、前記凹凸部が相互に係合しない状態で前記回転ロック部材が固定されない位置となることで、前記回転ロック部材を前記シャフトの前記軸の回りに回転可能とする、
請求項1に記載の手術用鉗子。
【請求項3】
通常状態においては、前記本体部の内部に設けられた付勢部材により、前記凹凸部が相互に係合した状態となるように、前記スライドロック部材が付勢され、
前記付勢部材の付勢力に対抗して前記スライドロック部材をスライド移動させることにより、前記凹凸部が相互に係合しない状態が選択されて、記回転ロック部材を前記シャフトの前記軸の回りに回転可能とする、
請求項2に記載の手術用鉗子。
【請求項4】
前記回転ロック部材は、前記本体部の前方側に設けられ、
前記回転ロック部材の前記凹凸部は、前記回転ロック部材の後方側に設けられ、
前記スライドロック部材の前記凹凸部は、前記スライドロック部材の前方側に設けられ、
前記スライドロック部材は、通常状態においては、前記付勢部材により前方側に付勢されることにより、前記回転ロック部材が固定される位置となり、
前記スライドロック部材を前記付勢部材の付勢力に対抗して後方にスライド移動させることにより、前記凹凸部が相互に係合しない状態が選択さる、
請求項3に記載の手術用鉗子。
【請求項5】
前記ハンドル、前記回転ロック部材、および、前記スライドロック部材は、オートクレーブ滅菌に耐えることのできる樹脂成型品である、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の手術用鉗子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、手術用鉗子に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
手術用鉗子を開示する先行技術文献として、たとえば、特表2021-502855号公報(特許文献1)、特許6486941号公報(特許文献2)、特表2022-527801号公報(特許文献3)、および、特許7086606号公報(特許文献4)が挙げられる。
【0003】
これらの先行技術文献に開示される手術用鉗子は、いずれも、ハンドルに対して先端に先端刃等の操作部が設けられたシャフトをその軸周りに回転可能とする機構が採用されている。この機構を採用することで、ハンドルに対する操作部の向きを変更することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2021-502855号公報
特許6486941号公報
特表2022-527801号公報
特許7086606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記先行技術文献に開示される手術用鉗子は、ハンドルに対して先端刃等の操作部がどの程度回転しているのかを識別するのは困難であった。特に、操作部が、体内に留置されている場合において、内視鏡下で用いる場合には、より、回転角度を判別するのが困難であった。
【0006】
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、手術用鉗子の操作性能の向上を図るとともに、容易に操作部の回転角度を判別することが可能な構成を備える、手術用鉗子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1]:この開示における手術用鉗子においては、本体部と、上記本体部から前方に延びるシャフトと、上記シャフトの先端部に設けられ、開状態と閉状態とが選択可能に設けられる操作部と、上記本体部の後方に設けられ、上記操作部の開状態と閉状態とを操作するハンドルと、上記シャフトの後方と上記本体部との間において上記シャフトに一体的に設けられ、上記シャフトの軸の回りに回転させて上記操作部の向きを変更する回転ロック部材と、上記本体部の外表面において、前方および後方にスライド可能に設けられることにより、上記回転ロック部材を固定する位置と回転可能とする位置との間が選択可能に設けられるスライドロック部材と、を備える。
【0008】
[2]:[1]に記載に手術用鉗子においては、上記回転ロック部材と上記スライドロック部材との間には、相互に係合する凹凸部が設けられ、上記凹凸部が相互に係合した状態で上記回転ロック部材が固定される位置となり、上記凹凸部が相互に係合しない状態で上記回転ロック部材が固定されない位置となることで、上記回転ロック部材を上記シャフトの上記軸の回りに回転可能とする。
【0009】
[3]:[2]に記載に手術用鉗子においては、通常状態においては、上記本体部の内部に設けられた付勢部材により、上記凹凸部が相互に係合した状態となるように、上記スライドロック部材が付勢され、上記付勢部材の付勢力に対抗して上記スライドロック部材をスライド移動させることにより、上記凹凸部が相互に係合しない状態が選択されて、記回転ロック部材を上記シャフトの上記軸の回りに回転可能とする。
【0010】
[4]:[3]に記載に手術用鉗子においては、上記回転ロック部材は、上記本体部の前方側に設けられ、上記回転ロック部材の上記凹凸部は、上記回転ロック部材の後方側に設けられ、上記スライドロック部材の上記凹凸部は、上記スライドロック部材の前方側に設けられ、上記スライドロック部材は、通常状態においては、上記付勢部材により前方側に付勢されることにより、上記回転ロック部材が固定される位置となり、上記スライドロック部材を上記付勢部材の付勢力に対抗して後方にスライド移動させることにより、上記凹凸部が相互に係合しない状態が選択さる。
(【0011】以降は省略されています)
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