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公開番号2025102383
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219804
出願日2023-12-26
発明の名称血液浄化装置
出願人ニプロ株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類A61M 60/279 20210101AFI20250701BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】血液浄化装置のコスト上昇を抑制しつつ、血液ポンプカバーの閉状態の検知精度を向上させることが可能な磁気センサを有する血液浄化装置を提供する。
【解決手段】本開示に基づく血液浄化装置1において、開閉カバー開閉検知装置50は、開閉カバー21に設けられる磁石51と、本体部15に設けられる磁気センサ54と、本体部15に設けられ、磁気センサ54を磁石51側の表面側に保持する基盤53と、本体部15に設けられ、磁石51の磁束を磁気センサ54にまで伝える磁気キャッチ52と、基盤53の磁気センサ54とは反対側の裏面に設けられ磁気キャッチ52で案内された磁束密度を高めるバックヨーク55と、を含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
血液浄化器と、
前記血液浄化器に接続された可撓性のチューブを取り付けることにより、前記チューブ内の血液を前記血液浄化器に輸送可能な血液ポンプと、
前記血液ポンプを収容する本体部と、
前記本体部に設けられ、前記血液ポンプを露出させる開状態、および、露出させない閉状態とが選択可能に設けられた開閉カバーと、
を備える、血液浄化装置であって、
前記本体部と前記開閉カバーとの間には、前記開閉カバーの前記開状態および前記閉状態とを検知するための開閉カバー開閉検知装置が設けられ、
前記開閉カバー開閉検知装置は、
前記開閉カバーに設けられる磁石と、
前記本体部に設けられる磁気センサと、
前記本体部に設けられ、前記磁気センサを前記磁石側の表面側に保持する基盤と、
前記本体部に設けられ、前記磁石の磁束を前記磁気センサにまで伝える磁気キャッチと、
前記基盤の前記磁気センサとは反対側の裏面に設けられ前記磁気キャッチで案内された磁束密度を高めるバックヨークと、
を含む、
血液浄化装置。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
前記バックヨークは、前記基盤の前記裏面から見て、少なくとも前記磁気センサを含むように配置されている、
請求項1に記載の血液浄化装置。
【請求項3】
前記バックヨークは、
前記磁気キャッチに並行に延びる延在部を有する、
請求項2に記載の血液浄化装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、血液浄化装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特開2023-160392号公報(特許文献1)には、血液ポンプを有する血液浄化装置が開示されている。血液ポンプには、ポンプチューブをローディングするための血液ポンプ用の開閉カバーが本体に対して開閉可能に取付られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-160392号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
血液浄化装置を稼働させる際に、開閉カバーが所定位置に閉じられている必要がある。血液浄化装置の制御においては、開閉カバーが閉ざされた状態を検知することで、血液浄化装置が稼働される。開閉カバーには、閉ざされた状態を検知するため、磁気センサを用いた検知センサが用いられている。しかし、近年、開閉カバーが閉ざされた状態であっても、開閉カバーの閉状態が検知されない事象が報告されるようになっている。
【0005】
血液ポンプの開閉カバーの閉状態を確実に検知するためには、精度の高い磁気センサを用いることも考えられるが、血液浄化装置のコスト上昇を招くこととなる。また、既存の血液浄化装置においては、精度の高い磁気センサに交換するのは容易ではない。
【0006】
本開示は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、血液浄化装置のコスト上昇を抑制しつつ、血液ポンプの開閉カバーの閉状態の検知精度を向上させることが可能な磁気センサを有する血液浄化装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1]本開示に基づく血液浄化装置は、血液浄化器と、上記血液浄化器に接続された可撓性のチューブを取り付けることにより、上記チューブ内の血液を上記血液浄化器に輸送可能な血液ポンプと、上記血液ポンプを収容する本体部と、上記本体部に設けられ、上記血液ポンプを露出させる開状態、および、露出させない閉状態とが選択可能に設けられた開閉カバーと、を備える、血液浄化装置であって、上記本体部と上記開閉カバーとの間には、上記開閉カバーの上記開状態および上記閉状態とを検知するための開閉カバー開閉検知装置が設けられ、上記開閉カバー開閉検知装置は、上記開閉カバーに設けられる磁石と、上記本体部に設けられる磁気センサと、上記本体部に設けられ、上記磁気センサを上記磁石側の表面側に保持する基盤と、上記本体部に設けられ、上記磁石の磁束を上記磁気センサにまで伝える磁気キャッチと、上記基盤の上記磁気センサとは反対側の裏面に設けられ上記磁気キャッチで案内された磁束密度を高めるバックヨークと、を含む。
【0008】
[2]上記バックヨークは、上記基盤の上記裏面から見て、少なくとも上記磁気センサを含むように配置されている、[1]に記載の血液浄化装置。
【0009】
[3]上記バックヨークは、上記磁気キャッチに並行に延びる延在部を有する、[2]に記載の血液浄化装置。
【発明の効果】
【0010】
血液浄化装置のコスト上昇を抑制しつつ、血液ポンプの開閉カバーの閉状態の検知精度を向上させることが可能な磁気センサを有する血液浄化装置の提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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