TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025103081
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220169
出願日2023-12-27
発明の名称皮膚化粧料
出願人クラシエ株式会社
代理人
主分類A61K 8/86 20060101AFI20250702BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】保湿感が十分にあり、べたつき感の緩和、きしみ感の改善、そしてハリ弾力を付与する皮膚化粧料を提供することを課題とする。
【解決手段】皮膚化粧料は、(A)平均分子量1,000~300,000のポチエチレングリコールと、(B)キイチゴ抽出物と、(C)レモン抽出物と、を含有する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記(A)~(C)を含有することを特徴とする皮膚化粧料。
(A)平均分子量1,000~300,000のポチエチレングリコール
(B)キイチゴ抽出物
(C)レモン抽出物
続きを表示(約 48 文字)【請求項2】
シートパックであることを特徴とする、請求項1に記載の皮膚化粧料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚化粧料に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、スキンケアの役割として肌への保湿感の付与や保持があり、それを叶える皮膚化粧料が好まれているが、一方で保湿成分を多量に配合するとべたつき感や、さらにはきしみを感じることもある。
【0003】
そこで、保湿感を付与しつつ、べたつき感を改善する様々な検討がなされており、糖類と特定の抽出物を用いた皮膚化粧料や、保湿剤と特定の植物抽出物、ビタミン類等を用いた皮膚化粧料(例えば特許文献1,2を参照)などが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-007550号公報
特開2000-119155号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来技術の皮膚化粧料はべたつき感を緩和するとして一定の効果を有していると考えられるが、保湿感が十分にありつつも、べたつき感を緩和する作用を十分に発揮するには至らなかった。また、一般的に感触としてべたつき感だけでなく、きしみ感のなさが好まれているがその効果は有していない。このような背景から、保湿感が十分にあり、べたつき感を緩和し、きしみ感を改善し、さらにハリ弾力を付与する皮膚化粧料が非常に求められている。
【0006】
本発明は、上記状況を鑑みてなされたものであり、保湿感が十分にあり、べたつき感の緩和、きしみ感の改善、そしてハリ弾力を付与する皮膚化粧料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは上記課題を解決するためにさらに鋭意検討をした結果、平均分子量1,000~300,000のポチエチレングリコールと、キイチゴ抽出物と、レモン抽出物とを組み合わせることで、保湿感が十分にあり、べたつき感を緩和し、きしみ感を改善し、ハリ弾力を付与する化粧料となることを見出し、本発明を完成した。さらに、肌への美容効果を高めるために長時間化粧料を肌に存在させ続けることができるシートパックとすると、さらに保湿感を高め、べたつき感を緩和し、きしみ感を改善し、ハリ弾力を付与することを見出し、本発明を完成した。
【0008】
本発明に係る皮膚化粧料は、
(A)平均分子量1,000~300,000のポチエチレングリコールと、
(B)キイチゴ抽出物と、
(C)レモン抽出物と、
を含む。
【0009】
さらに、本発明に係る皮膚化粧料は、シートパックであってもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によって、保湿感が十分にあり、べたつき感を緩和し、きしみ感を改善し、ハリ弾力を付与する皮膚化粧料を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許