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公開番号2025065951
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175496
出願日2023-10-10
発明の名称採血装置の連結構造
出願人SBカワスミ株式会社,住友ベークライト株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61M 1/02 20060101AFI20250415BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】外部からの振動による故障などの不具合を抑制できるとともに、コンパクトに収容可能な採血装置の連結構造を提供する。
【解決手段】採血装置1の連結構造は、採血装置の底面側に配置される第1マウント部と、設置部2の底面側に配置され、第1マウント部と連結される第2マウント部4とを備える。各マウント部は、設置部の正面側に配置され、第1方向に挿入される第1のボルトで各マウント部を連結する第1連結部5と、設置部の背面側に配置され、第2方向に沿って挿入される第2のボルトで各マウント部を連結する第2連結部6とをそれぞれ有する。第1方向および第2方向は、水平面と平行な方向または水平面に対して下向きに傾きを有する方向のうちからそれぞれ選択される。第1のボルトおよび第2のボルトは、各マウント部の間に配置され、弾性変形可能な緩衝部を有するボルト受けにそれぞれ螺合される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
供血者の血液を血液バックに採取する採血装置を設置部に対して連結するための採血装置の連結構造であって、
前記設置部は、前記採血装置の底面に臨む底面部を有し、
前記連結構造は、
前記採血装置の底面側に配置される第1マウント部と、
前記設置部の底面側に配置され、前記第1マウント部と連結される第2マウント部と、を備え、
前記第1マウント部および前記第2マウント部は、
前記設置部の正面側に配置され、第1方向に挿入される第1のボルトで前記第1マウント部および前記第2マウント部を連結する第1連結部と、
前記設置部の正面側と反対側の背面側に配置され、前記第1方向と交わる第2方向に沿って挿入される第2のボルトで前記第1マウント部および前記第2マウント部を連結する第2連結部と、をそれぞれ有し、
前記第1方向および前記第2方向は、水平面と平行な方向または前記水平面に対して下向きに傾きを有する方向のうちからそれぞれ選択され、
前記第1連結部の前記第1のボルトおよび前記第2連結部の前記第2のボルトは、前記第1マウント部および前記第2マウント部の間に配置され、弾性変形可能な緩衝部を有するボルト受けにそれぞれ螺合される
採血装置の連結構造。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1のボルトは、前記設置部の上側から下向きとなる前記第1方向に沿って挿入され、
前記第2のボルトは、前記設置部の幅方向となる前記第2方向に沿って挿入される
請求項1に記載の採血装置の連結構造。
【請求項3】
前記設置部は、前記採血装置を内部に収容可能なかご体であり、
前記かご体は、前記底面部を有するとともに、前記かご体の外側と連通する開口部を正面側および背面側に有し、
前記第1連結部は、前記かご体の正面側に配置され、前記第1方向に挿入される前記第1のボルトで前記第1マウント部および前記第2マウント部を連結し、
前記第2連結部は、前記かご体の背面側の前記開口部を介して前記かご体の背面から外側に突出して配置され、前記第2方向に沿って挿入される前記第2のボルトで前記第1マウント部および前記第2マウントを連結する
請求項1に記載の採血装置の連結構造。
【請求項4】
前記第2マウント部は、前記かご体の底面に着脱可能に取り付けられる第2固定具により形成される
請求項3に記載の採血装置の連結構造。
【請求項5】
前記第2マウント部は、前記かご体の底面と一体に形成される
請求項3に記載の採血装置の連結構造。
【請求項6】
前記第1マウント部は、前記採血装置の底面に着脱可能に取り付けられる第1固定具により形成される
請求項1に記載の採血装置の連結構造。
【請求項7】
前記第1マウント部は、前記採血装置の底面と一体に形成される
請求項1に記載の採血装置の連結構造。
【請求項8】
前記設置部の前記底面部における前記第1連結部および前記第2連結部からずれた位置で、前記第1マウント部と前記第2マウント部に挟まれて配置されるシート状の緩衝部材をさらに備える
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の採血装置の連結構造。
【請求項9】
前記第1連結部は、前記設置部の正面中央部に配置される
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の採血装置の連結構造。
【請求項10】
前記第2連結部は、前記設置部の背面側で前記幅方向に間隔を空けて1対配置され、
前記第2連結部での前記第2のボルトは、それぞれ前記幅方向の外側から内向きに挿入される
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の採血装置の連結構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、採血装置の連結構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、血液を採取する際に、採血した血液を血液バック内の抗血液凝固剤と混和させるために使用される採血装置が知られている。この種の採血装置は、献血用バス等の移動車両(移動体)に搭載されて運用されることもある。
【0003】
採血装置を移動体に搭載する場合、移動体内のスペースに制限があることから、一般的に、採血装置は移動体の設置部位に設けられたかご体に収容され、ねじ止めなどでかご体に固定される。また、特許文献1には、移動体の設置部位に固定されたベース部に対して容易な着脱を可能とする着脱機構を備えた採血装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-199104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
採血装置を移動体に搭載した場合、採血装置および移動体側との連結部には移動体からの多様な振動が加わる。そのため、移動体内では、特許文献1のような着脱機構も含めて加振による採血装置の故障などの不具合が生じやすい。
また、移動体内は、採血装置の配置スペースや、採血装置を着脱するときの作業スペースの制約がいずれも大きいため、採血装置の連結構造はコンパクトな構成であることが要望されている。
【0006】
そこで、本発明は上記の状況に鑑みてなされたものであって、外部からの振動による故障などの不具合を抑制できるとともに、コンパクトに収容可能な採血装置の連結構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、供血者の血液を血液バックに採取する採血装置を設置部に対して連結するための採血装置の連結構造である。設置部は、採血装置の底面に臨む底面部を有する。連結構造は、採血装置の底面側に配置される第1マウント部と、設置部の底面側に配置され、第1マウント部と連結される第2マウント部と、を備える。第1マウント部および第2マウント部は、設置部の正面側に配置され、第1方向に挿入される第1のボルトで第1マウント部および第2マウント部を連結する第1連結部と、設置部の正面側と反対側の背面側に配置され、第1方向と交わる第2方向に沿って挿入される第2のボルトで第1マウント部および第2マウント部を連結する第2連結部と、をそれぞれ有する。第1方向および第2方向は、水平面と平行な方向または水平面に対して下向きに傾きを有する方向のうちからそれぞれ選択される。第1連結部の第1のボルトおよび第2連結部の第2のボルトは、第1マウント部および第2マウント部の間に配置され、弾性変形可能な緩衝部を有するボルト受けにそれぞれ螺合される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、外部からの振動による故障などの不具合を抑制できるとともに、コンパクトに収容可能な採血装置の連結構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の採血装置およびかご体の一例を示す分解図である。
本実施形態の採血装置をかご体に取り付けた状態を示す斜視図である。
図2の底面側からの斜視図である。
採血装置に第1固定具を取り付けた状態を示す側面図である。
採血装置に第1固定具を取り付けた状態を示す底面図である。
かご体に第2固定具を取り付けた状態を示す側面図である。
図6のA-A線断面図である。
(A)は、第1固定具と第2固定具における正面側の第1連結部を示す図であり、(B)は、第1固定具と第2固定具における背面側の第2連結部を示す図である。
第1連結部および第2連結部の構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しつつ、実施形態に係る採血装置の連結構造の構成例について説明する。なお、図面における各部の形状、寸法等は模式的に示したもので、実際の形状や寸法等を示すものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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