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公開番号
2025065693
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-22
出願番号
2023175076
出願日
2023-10-10
発明の名称
水栓ハンドルカバー
出願人
SANEI株式会社
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
E03C
1/042 20060101AFI20250415BHJP(上水;下水)
要約
【課題】水栓の三角ハンドルに触れることなく簡便に取付けて三角ハンドルを回しやすくする水栓ハンドルカバーを提供する。
【解決手段】三角ハンドル3に取付けることが可能で可撓性のある樹脂製の帯状体で形成された水栓ハンドルカバー1は、第1面部21~第7面部27を有する。各面部間は、第1インテグラルヒンジ11~第6インテグラルヒンジ16により折り曲げ可能に連結されている。第2面部22には第2貫通孔22aが、第4面部24には第4貫通孔24aが、第6面部26には第6貫通孔26aが、三角ハンドル3の3つのアーム部3aをそれぞれ挿入可能に設けられている。各アーム部3aをそれぞれ各貫通孔に挿入した状態で第1インテグラルヒンジ11~第6インテグラルヒンジ16を折り曲げて第1面部21と第7面部27を重ね合わせることにより第1面部21と第7面部27は三角ハンドル3を回転させる把持部となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水栓の三角ハンドルに取付けることが可能で可撓性のある樹脂製の帯状体で形成された水栓ハンドルカバーであって、
該水栓ハンドルカバーは、その延びる方向の一対の端部と、該一対の端部の間の中央部と、を有し、
前記一対の端部と前記中央部との間はそれぞれインテグラルヒンジにより前記水栓ハンドルカバーの面外方向に折り曲げ可能とされており、
前記中央部には前記三角ハンドルの3つのアーム部をそれぞれ挿入可能な3つの貫通孔が設けられており、
各前記貫通孔の間の部分にはそれぞれ少なくとも1つのインテグラルヒンジが設けられて前記水栓ハンドルカバーの面外方向に折り曲げ可能とされており、
各前記アーム部をそれぞれ各前記貫通孔に挿入した状態で各前記インテグラルヒンジを折り曲げて各前記端部を重ね合わせることにより各前記端部は前記水栓の回転軸から径方向に各前記アーム部より長く延びて前記三角ハンドルを前記回転軸の周りに回転させる把持部となる水栓ハンドルカバー。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記一対の端部にはそれぞれを重ね合わせた状態で離隔しないように保持する係合部と被係合部がそれぞれ形成されている水栓ハンドルカバー。
【請求項3】
請求項1又は請求項2において、
各前記貫通孔の間の部分には、それぞれ2つの前記インテグラルヒンジが前記水栓ハンドルカバーの延びる方向に離隔して設けられている水栓ハンドルカバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水栓ハンドルカバーに関する。詳しくは、水栓の三角ハンドルに取付けて回しやすくする水栓ハンドルカバーに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、水栓の三角ハンドルに取付けて回転操作をし易くするハンドルカバー部材があった。特許文献1において開示された水栓のハンドルカバー部材は、三角ハンドルの一つの径方向に延びるアーム部に被せ付けてそのアーム部の径方向の寸法を延長して回転操作をし易くするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-177148号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示された水栓のハンドルカバー部材においては、ハンドルカバー部材を三角ハンドルに取付けるのに三角ハンドルを回転軸に固定する取付ネジを利用する。これによって、取付ネジを一旦回転軸から取り外してハンドルカバー部材を装着してネジ締めすることが必要であり、水栓の三角ハンドルに触れずにハンドルカバー部材を簡便に取付けることが困難であるという問題があった。水栓の三角ハンドルに触れずにハンドルカバー部材を取付けるニーズは、不特定多数の人が触れる可能性がある水栓の三角ハンドルに直接触れることなく操作ができれば衛生面で好ましいことによる。
【0005】
このような問題に鑑み本発明の課題は、水栓の三角ハンドルに触れることなく簡便に取付けて三角ハンドルを回しやすくする水栓ハンドルカバーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1発明は、水栓の三角ハンドルに取付けることが可能で可撓性のある樹脂製の帯状体で形成された水栓ハンドルカバーであって、該水栓ハンドルカバーは、その延びる方向の一対の端部と、該一対の端部の間の中央部と、を有し、前記一対の端部と前記中央部との間はそれぞれインテグラルヒンジにより前記水栓ハンドルカバーの面外方向に折り曲げ可能とされており、前記中央部には前記三角ハンドルの3つのアーム部をそれぞれ挿入可能な3つの貫通孔が設けられており、各前記貫通孔の間の部分にはそれぞれ少なくとも1つのインテグラルヒンジが設けられて前記水栓ハンドルカバーの面外方向に折り曲げ可能とされており、各前記アーム部をそれぞれ各前記貫通孔に挿入した状態で各前記インテグラルヒンジを折り曲げて各前記端部を重ね合わせることにより各前記端部は前記水栓の回転軸から径方向に各前記アーム部より長く延びて前記三角ハンドルを前記回転軸の周りに回転させる把持部となることを特徴とする。
【0007】
第1発明によれば、水栓ハンドルカバーは、各インテグラルヒンジで折り曲げられることにより、各アーム部をそれぞれ各貫通孔に挿入した状態で各端部を重ね合わせることにより各端部は水栓の回転軸から径方向に各アーム部より長く延びて三角ハンドルを回転軸の周りに回転させる把持部となる。これによって、水栓ハンドルカバーは、水栓の三角ハンドルに触れることなく径方向から巻き付けるように簡便に取付けられるとともに、把持部を把持して三角ハンドルを回転軸周りに容易に回転させることができる。
【0008】
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記一対の端部にはそれぞれを重ね合わせた状態で離隔しないように保持する係合部と被係合部がそれぞれ形成されていることを特徴とする。
【0009】
第2発明によれば、一対の端部は、係合部と被係合部が係合することにより、それぞれを重ね合わせた状態で離隔しないように保持されるので把持部として把持しやすくなる。
【0010】
本発明の第3発明は、上記第1発明又は上記第2発明において、各前記貫通孔の間の部分には、それぞれ2つの前記インテグラルヒンジが前記水栓ハンドルカバーの延びる方向に離隔して設けられていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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