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公開番号
2025065630
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-22
出願番号
2023174949
出願日
2023-10-10
発明の名称
電力供給システム
出願人
大和ハウス工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02J
3/32 20060101AFI20250415BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】複数の蓄電池における放電量のバラつきを抑制しつつ、系統電源からの電力の供給を抑制することができる電力供給システムを提供する。
【解決手段】少なくとも2以上の融通制御用蓄電池H40a(第一の蓄電池)は、EMS60の指示に基づいて充放電の制御を行う第一のモードが設定され、複数の前記融通制御用蓄電池H40a(第一の蓄電池)よりも系統電源S側に設けられる負荷追従用蓄電池H40b(第二の蓄電池)は、系統電源Sと負荷H10との間を流通する電力に基づいて充放電の制御を行う第二のモードが設定され、EMS60は、負荷追従用蓄電池H40b(第二の蓄電池)の蓄電状況を含む所定条件に基づいて、複数の融通制御用蓄電池H40a(第一の蓄電池)の充電条件を変更可能である。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
系統電源と負荷との間に互いに直列に接続され、電力を充電可能であると共に、当該充電された電力を放電することで、電力を前記負荷に供給可能な複数の蓄電池と、
前記蓄電池と接続されると共に、系統電源と前記負荷との間に発電電力を流通させる複数の発電部と、
前記複数の蓄電池の充放電を制御可能な制御部と、
を具備する電力供給システムであって、
複数の前記蓄電池のうち、少なくとも2以上の第一の蓄電池は、
前記制御部の指示に基づいて充放電の制御を行う第一のモードが設定され、
前記複数の発電部による発電量を合計した総発電電力と、前記負荷が消費する消費電力と、を比較した結果に基づいて充放電が制御され、
複数の前記蓄電池のうち、複数の前記第一の蓄電池よりも系統電源側に設けられる第二の蓄電池は、
系統電源と前記負荷との間を流通する電力に基づいて充放電の制御を行う第二のモードが設定され、
前記制御部は、
前記第二の蓄電池の蓄電状況を含む所定条件に基づいて、複数の前記第一の蓄電池の充電条件を変更可能である、
電力供給システム。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記第二の蓄電池の蓄電状況には、当該第二の蓄電池の蓄電量が含まれる、
請求項1に記載の電力供給システム。
【請求項3】
前記制御部は、
前記第二の蓄電池の蓄電量が所定の第一の値以上である場合、複数の前記第一の蓄電池の充電条件を緩和可能である、
請求項2に記載の電力供給システム。
【請求項4】
前記制御部は、
前記第二の蓄電池の蓄電量が、前記第一の値よりも小さい所定の第二の値よりも小さい場合、複数の前記第一の蓄電池の充電条件の緩和を解除可能である、
請求項3に記載の電力供給システム。
【請求項5】
前記制御部は、
前記第二の蓄電池の蓄電量が所定の第三の値以下である場合、複数の前記第一の蓄電池の充電条件を強化可能である、
請求項2に記載の電力供給システム。
【請求項6】
前記所定条件には、系統電源から供給される電力の費用が含まれ、
前記費用が比較的高い時間帯である場合、前記第二の蓄電池の蓄電量にかかわらず複数の前記第一の蓄電池の充電条件を強化しない、
請求項5に記載の電力供給システム。
【請求項7】
前記制御部は、
前記第二の蓄電池の蓄電量が、前記第三の値よりも大きい所定の第四の値よりも大きい場合、複数の前記第一の蓄電池の充電条件の強化を解除可能である、
請求項5又は請求項6に記載の電力供給システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の蓄電池及び複数の発電部を備える電力供給システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、系統電源と負荷との間に、複数の蓄電池及び複数の発電部を設けた電力供給システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1には、商用電源と負荷とを接続する配電線に、蓄電装置及び太陽光発電装置を備える複数のユニットが接続された電力供給システムが記載されている。
【0004】
前記特許文献1に記載される電力供給システムは、系統電源と負荷とを結ぶ配電線に複数の住宅用蓄電池システムの蓄電池及び発電部が設けられ、前記複数の住宅用蓄電池システムの蓄電池よりも系統電源(上流)側に、共用蓄電池システムの蓄電池及び発電部が設けられる。共用蓄電池システムの蓄電池は、負荷追従運転を行う。このような構成によれば、負荷に対する複数の住宅用蓄電池システムの電力の過不足を共用蓄電池システムで調整し、例えば系統電源からの電力の供給を抑制することができる。
【0005】
しかしながら、負荷追従運転を行う共用蓄電池システムの蓄電池は、前記複数の住宅用蓄電池システムの蓄電池の動作状況に依存して動作するため、過度な充電を行い、ひいては放電量が増加する可能性がある。このため、複数の蓄電池システム(共用蓄電池システム及び住宅用蓄電池システム)の蓄電池は、互いに放電量にバラつきが発生する可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-057150号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、複数の蓄電池における放電量のバラつきを抑制しつつ、系統電源からの電力の供給を抑制することができる電力供給システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0009】
即ち、請求項1においては、系統電源と負荷との間に互いに直列に接続され、電力を充電可能であると共に、当該充電された電力を放電することで、電力を前記負荷に供給可能な複数の蓄電池と、前記蓄電池と接続されると共に、系統電源と前記負荷との間に発電電力を流通させる複数の発電部と、前記複数の蓄電池の充放電を制御可能な制御部と、を具備する電力供給システムであって、複数の前記蓄電池のうち、少なくとも2以上の第一の蓄電池は、前記制御部の指示に基づいて充放電の制御を行う第一のモードが設定され、前記複数の発電部による発電量を合計した総発電電力と、前記負荷が消費する消費電力と、を比較した結果に基づいて充放電が制御され、複数の前記蓄電池のうち、複数の前記第一の蓄電池よりも系統電源側に設けられる第二の蓄電池は、系統電源と前記負荷との間を流通する電力に基づいて充放電の制御を行う第二のモードが設定され、前記制御部は、前記第二の蓄電池の蓄電状況を含む所定条件に基づいて、複数の前記第一の蓄電池の充電条件を変更可能であるものである。
【0010】
請求項2においては、前記第二の蓄電池の蓄電状況には、当該第二の蓄電池の蓄電量が含まれるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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