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公開番号
2025065237
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2025016292,2022014198
出願日
2025-02-03,2022-02-01
発明の名称
送電装置および送電装置が行う方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H02J
50/60 20160101AFI20250410BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】送電装置が送電を制限する期間における電圧及び電流に基づいて受電装置とは異なる物体を検出する方法において、電磁ノイズの発生を抑制する。
【解決手段】送電装置は、送電装置のアンテナと受電装置のアンテナとの間の結合状態に応じて、送電を制限する所定期間のうち少なくとも2つの時点における電圧または電流の値に基づいて受電装置とは異なる物体を検出する検出処理を行う。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
受電装置に無線で送電する送電装置であって、
前記送電装置のアンテナと前記受電装置のアンテナとの間の結合状態を取得する取得手段と、
前記送電装置が送電を制限する所定期間のうち少なくとも2つの時点における電圧または電流の値に基づいて前記受電装置とは異なる物体を検出する検出処理を行う検出手段と、を有し、
前記検出手段は、前記取得手段により取得された結合状態に応じて、前記受電装置とは異なる物体を検出する
ことを特徴とする送電装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記検出手段は、前記取得手段により異なるタイミングで取得された2つの結合状態それぞれを示す指標の差が閾値より大きい場合には、前記送電装置が送電を制限する所定期間のうち少なくとも2つの時点における電圧または電流の値に基づく前記検出処理を行い、当該差が前記閾値より大きくない場合には、前記送電装置が送電を制限する所定期間のうち少なくとも2つの時点における電圧または電流の値に基づく前記検出処理を行わないことを特徴とする請求項1に記載の送電装置。
【請求項3】
前記結合状態を示す指標は、前記送電装置のアンテナと前記受電装置のアンテナとの間の結合係数であることを特徴とする請求項1または2に記載の送電装置。
【請求項4】
前記結合係数は、前記送電装置のアンテナのインダクタンスと、前記送電装置のアンテナの電圧値と、前記受電装置のアンテナのインダクタンスと、前記受電装置のアンテナの電圧値とに基づく係数であることを特徴とする請求項3に記載の送電装置。
【請求項5】
前記結合係数は、前記送電装置のアンテナの巻き数と、前記送電装置のアンテナの電圧値と、前記受電装置のアンテナの巻き数と、前記受電装置のアンテナの電圧値とに基づく係数であることを特徴とする請求項3に記載の送電装置。
【請求項6】
前記受電装置のアンテナの電圧値は、前記受電装置から受信されることを特徴とする請求項4または5に記載の送電装置。
【請求項7】
前記受電装置のアンテナの電圧値と、前記受電装置のアンテナのインダクタンスまたは巻き数は、前記受電装置から受信されることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の送電装置。
【請求項8】
前記取得手段により異なるタイミングで取得された2つの結合状態は、Wireless Power Consortium規格で規定されるPower Transferフェーズへ遷移した後の結合状態と、前記Power Transferフェーズへ遷移する前の結合状態であることを特徴とする請求項2に記載の送電装置。
【請求項9】
前記検出手段は、前記検出処理を実行することにより前記受電装置とは異なる物体がないと判定された場合には、前記受電装置とは異なる物体がないと判定された場合において参照されたQ値を、次に行われる、前記送電装置が送電を制限する所定期間のうち少なくとも2つの時点における電圧または電流の値に基づく検出処理に用いることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の送電装置。
【請求項10】
車輪と、バッテリと、を有し、
前記送電装置は、前記バッテリの電力を用いて、前記受電装置に無線で送電することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の送電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、送電装置、受電装置、制御方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、無線電力伝送システムの技術開発が広く行われている。特許文献1には、Wireless Power Consortium(WPC)規格における異物検出(Foreign Object Detection)の方法が開示されている。また、特許文献2には、送電を制限した後に、送電器の電圧が徐々に低下する期間における送電器の電圧値の減衰量に基づいて、物体の存在を検出する異物検出方法が開示されている。なお、ここで異物とは、受電装置とは異なる物体である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-70074号公報
特表2018-512036号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献2に記載の方法で物体の存在を検出する方法においては、送電装置による送電を制限するため、電磁ノイズが発生するおそれがある。そのような電磁ノイズの発生抑制において、送電装置による送電の制限の回数は少ないほうが望ましい。
【0005】
本開示の目的は、送電装置が送電を制限する期間における電圧及び電流に基づいて受電装置とは異なる物体を検出する方法において、電磁ノイズの発生を抑制する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一つの態様は、受電装置に無線で送電する送電装置であって、前記送電装置のアンテナと前記受電装置のアンテナとの間の結合状態を取得する取得手段と、前記送電装置が送電を制限する所定期間のうち少なくとも2つの時点における電圧または電流の値に基づいて前記受電装置とは異なる物体を検出する検出処理を行う検出手段と、を有し、前記検出手段は、前記取得手段により取得された結合状態に応じて、前記受電装置とは異なる物体を検出することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、送電装置が送電を制限する期間における電圧及び電流に基づいて受電装置とは異なる物体を検出する方法において、電磁ノイズの発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
無線電力伝送システムの構成例を示す図である。
Power Loss法による異物検出を説明するための図である。
送電装置の構成例を示す図である。
受電装置の構成例を示す図である。
送電装置の制御部の機能構成例を示すブロック図である。
無線電力伝送を行うための処理例を示すシーケンス図である。
波形減衰法による異物検出を説明するための図である。
波形減衰法による異物検出を説明するための図である。
送電アンテナと受電アンテナの等価回路図である。
送電装置の動作を説明するためのフローチャートである。
受電装置の動作を説明するためのフローチャートである。
Calibrationフェーズの処理例を示すシーケンス図である。
Calibrationフェーズの処理例を示すシーケンス図である。
Calibrationフェーズの処理例を示すシーケンス図である。
送電装置の動作を説明するためのフローチャートである。
受電装置の動作を説明するためのフローチャートである。
Calibrationフェーズの処理例を示すシーケンス図である。
Calibrationフェーズの処理例を示すシーケンス図である。
Calibrationフェーズの処理例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施形態を詳しく説明する。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが必須のものとは限らない。また、複数の特徴は、任意に組み合わせられてもよい。さらに、図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付す。
【0010】
(第1の実施形態)
[無線電力伝送システムの構成]
図1は、第1の実施形態による無線電力伝送システム(無線充電システム)100の構成例を示す図である。無線電力伝送システム100は、一例において、受電装置101と送電装置102を有する。充電台103は、送電装置102の一部である。送電装置102と受電装置101の詳細な構成については、図3および図4を用いて後述する。受電装置101は、送電装置102から受電して内蔵バッテリに充電を行う電子機器である。送電装置102は、送電装置102の一部である充電台103に載置された受電装置101に対して、無線で送電する電子機器である。範囲104は、受電装置101が送電装置102から受電が可能な範囲である。
(【0011】以降は省略されています)
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