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公開番号
2025064573
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023174440
出願日
2023-10-06
発明の名称
放射線撮影装置及び放射線検出器
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G01T
7/00 20060101AFI20250410BHJP(測定;試験)
要約
【課題】可撓性を有する放射線検出器の位置合わせを容易に行えるようにする。
【解決手段】放射線撮影装置200は、被写体を透過した放射線を電気信号に変換する画素が設けられた、可撓性を有する放射線検出器15と、前記放射線検出器15を支持する支持基台9と、前記放射線検出器15、及び前記支持基台9が設置される筐体1とを備え、前記放射線検出器15には、位置合わせのための加工部として切欠部17が設けられる。支持基台9には、前記切欠部17に挿入するための凸状部として支柱18が設けられる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
被写体を透過した放射線を電気信号に変換する画素が設けられた、可撓性を有する放射線検出器と、
前記放射線検出器を支持する支持基台と、
前記放射線検出器、及び前記支持基台が設置される筐体とを備え、
前記放射線検出器には、位置合わせのための加工部が設けられることを特徴とする放射線撮影装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記放射線検出器は略矩形状であり、
前記加工部は、前記放射線検出器の端部に配置されることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
【請求項3】
前記加工部は、前記放射線検出器の有効画素領域外に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線撮影装置。
【請求項4】
前記加工部は、前記放射線検出器の端面で開口する切欠部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線撮影装置。
【請求項5】
前記切欠部は、U形状又は半円形状であることを特徴とする請求項4に記載の放射線撮影装置。
【請求項6】
前記加工部は、穴であることを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線撮影装置。
【請求項7】
前記加工部は、前記放射線検出器の対辺部にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項2に記載の放射線撮影装置。
【請求項8】
複数の前記加工部が、前記放射線検出器の一の端面側の端部に配置されることを特徴とする請求項2に記載の放射線撮影装置。
【請求項9】
前記加工部は、前記放射線検出器の角部に配置されることを特徴とする請求項2に記載の放射線撮影装置。
【請求項10】
前記放射線検出器の周縁部のうちの少なくとも一部には、前記画素で変換した電気信号を読み出すための配線が接続されており、前記加工部は前記配線間に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線撮影装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、放射線撮影装置、及びそれに使用される放射線検出器に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
医療分野において、半導体センサを使用して放射線画像を撮影する放射線撮影装置(Digital Radiography)の普及が目覚ましい。放射線撮影装置は、病院内外問わずあらゆる場合での使用が期待され、可搬性、操作性の良さが求められることから、軽量化が進められている。
放射線撮影装置の外装を構成する筐体の内部には、放射線検出器が設置される。可搬性、操作性の向上のみならず、落下や衝撃から放射性検出器を保護できる堅牢性に対する要求も強くなっている。ガラスを基材とする放射線検出器が多く製造、使用されているが、強い衝撃、荷重、変位を受けると割れによる破損が生じることがある。近年では、割れによる破損が生じにくいように、合成樹脂を基材として、可撓性を有する放射線検出器が実用化されている。
特許文献1には、可撓性を有する放射線検出部に対して張力を付加する構成が開示されている。放射線検出部に対して付加する張力に応じて平面状態、撓み状態を形成することで補強板や緩衝材を省略できるので、放射線撮影装置の軽量化かつ耐衝撃性、耐振動性を実現できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6137794号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
合成樹脂を基材として、可撓性を有する放射線検出器を採用することで、放射線撮影装置の薄型化、軽量化に貢献し、また、放射線検出器自体の破損リスクを下げることも可能であるが、可撓性を有することで逆に製造上のデメリットも発生する。
ガラスを基材とする放射線検出器の場合、剛性を有するので、例えば所定の位置に固定された凸状部に放射線検出器の端面を突き当てることにより、放射線検出器の位置合わせを行うことが可能である。
しかしながら、合成樹脂を基材として、可撓性を有する放射線検出器の場合、その端面への凸状部の突き当て時に端面付近が撓み、ヨレ等の変形を起こしやすく、放射線検出器の位置合わせが難しいことがある。
【0005】
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、可撓性を有する放射線検出器の位置合わせを容易に行えるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の放射線撮影装置は、被写体を透過した放射線を電気信号に変換する画素が設けられた、可撓性を有する放射線検出器と、前記放射線検出器を支持する支持基台と、前記放射線検出器、及び前記支持基台が設置される筐体とを備え、前記放射線検出器には、位置合わせのための加工部が設けられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、可撓性を有する放射線検出器の位置合わせを容易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
比較例の放射線撮影装置の外観図である。
比較例の放射線撮影装置の断面図である。
比較例の放射線撮影装置の筐体の内部を背面側から見た図である。
可撓性を有するセンサを採用することで発生する製造上のデメリットを説明するための図である。
第1の実施形態に係る放射線撮影装置におけるセンサ及び支持基台を平面視した図である。
第1の実施形態に係る放射線撮影装置の断面図である。
加工部の他の例を説明するための図である。
加工部の他の例を説明するための図である。
第2の実施形態に係る放射線撮影装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
まず、図1~図3を参照して、比較例の放射線撮影装置100を説明する。図1は、放射線撮影装置100の外観図であり、(a)は放射線撮影装置100の表面側から見た外観図、(b)は放射線撮影装置100の背面側から見た外観図である。図2は、図1(b)のA-A線の断面図である。図3は、放射線撮影装置100の筐体1の背面部を除き、筐体1の内部を背面側から見た図である。なお、図1~図3では、放射線撮影装置100の平面方向をX、Y方向(短辺に平行な方向をX方向、長辺に平行な方向をY方向)、厚み方向をZ方向と定義する。
【0010】
図1に示すように、放射線撮影装置100は、パネル状の可搬型の放射線撮影装置であり、外装を構成する薄型の箱状の筐体1と、筐体1の放射線の入射面側の開口に設けられた放射線透過板2とを備える。筐体1には、軽量かつ高強度の材質が求められ、CFRP、アルミニウム合金、マグネシウム合金等が採用される。また、放射線透過板2には、高感度、低被ばく等を考慮する必要があり、放射線透過率の高い材質が求められ、CFRP等の高弾性率かつ高放射線透過率を有する材料が採用される。放射線透過板2には、撮影領域や撮影領域の中心を示す線状の指標2aが設けられる。
(【0011】以降は省略されています)
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