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公開番号
2025064558
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023174416
出願日
2023-10-06
発明の名称
車載支持装置
出願人
トヨタ車体株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A47C
17/80 20060101AFI20250410BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】使い勝手を向上させることができる。
【解決手段】支持装置10は、固定フレーム20と、複数の下ローラ30と、上ローラ40と、可動フレーム50とを備えている。可動フレーム50は、第1下ローラ31よりも前側の位置である第1位置と、第1位置よりも後側の位置である第2位置との間でスライド可能に構成されるとともに、ベッドマットを下方から支持可能な支持面を有する。上ローラ40は、第1下ローラ31よりも後側に位置している。可動フレーム50は、可動フレーム50が第1位置にあるときに、第1下ローラ31と上ローラ40とにより支持される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車室内のフロアに固定され、車両の上下方向に直交するスライド方向に沿って延在する固定フレームと、
前記スライド方向に互いに間隔をあけた状態で前記固定フレームに取り付けられた複数の下ローラと、
複数の前記下ローラよりも上側において前記固定フレームに取り付けられた上ローラと、
前記スライド方向に沿って延在するとともに、複数の前記下ローラと前記上ローラとにより前記スライド方向に沿ってスライド可能に支持された可動フレームと、を備え、
前記可動フレームは、複数の前記下ローラのうち前記スライド方向の最も一側に位置する第1下ローラよりも前記一側の位置である第1位置と、前記第1位置よりも前記スライド方向の他側の位置である第2位置との間でスライド可能に構成されるとともに、対象物を下方から支持可能な支持面を有し、
前記上ローラは、前記第1下ローラよりも前記スライド方向の他側に位置しており、
前記可動フレームは、前記可動フレームが前記第1位置にあるときに、前記第1下ローラと前記上ローラとにより支持される、
車載支持装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記可動フレームが前記第1位置にあるときに、前記スライド方向における前記可動フレームの前記一側の端から前記第1下ローラの中心までの距離である第1距離が、前記スライド方向における前記第1下ローラの中心から前記上ローラの中心までの距離である第2距離よりも短い、
請求項1に記載の車載支持装置。
【請求項3】
前記スライド方向は、車両の前後方向であり、
前記第1位置は、複数の前記下ローラのうち最も前側に位置する前記第1下ローラよりも前側の位置であり、
前記第2位置は、複数の前記下ローラのうち最も後側に位置する第2下ローラよりも後側の位置であり、
前記可動フレームは、前記可動フレームが前記第1位置にあるときに、前記第1下ローラと前記上ローラとにより支持される一方、前記可動フレームが前記第2位置にあるときに、前記第2下ローラと前記上ローラとにより支持される、
請求項2に記載の車載支持装置。
【請求項4】
前記車両の背面には、前記車両の内外を連通する開口部と、前記開口部を開閉するバックドアと、が設けられており、
前記第2位置は、前記開口部よりも後側の位置である、
請求項3に記載の車載支持装置。
【請求項5】
前記固定フレーム、複数の前記下ローラ、及び前記上ローラが、車幅方向に互いに間隔をあけて一対設けられており、
前記可動フレームは、前記前後方向に沿って延在するとともに複数の前記下ローラと前記上ローラとにより支持される下可動フレームと、前記前後方向に沿って延在するとともに前記上ローラの上側に位置する上可動フレームと、前記下可動フレームと前記上可動フレームとを連結する連結フレームと、前記上可動フレーム同士を連結する上連結フレームと、を有し、
前記支持面は、一対の前記上可動フレームの上面及び前記上連結フレームの上面により構成される、
請求項3または請求項4に記載の車載支持装置。
【請求項6】
前記連結フレームを可動側連結フレームとするとき、
前記固定フレームは、前記前後方向に延在するとともに複数の前記下ローラが取り付けられた下固定フレームと、前記前後方向に沿って延在するとともに前記上ローラの上側に位置する上固定フレームと、前記下固定フレームと前記上固定フレームとを連結する固定側連結フレームと、を有し、
前記上固定フレームの上面が、前記支持面と同一平面上に位置し、
前記対象物は、ベッドマットである、
請求項5に記載の車載支持装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載支持装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車載ベッドが開示されている。特許文献1に記載の車載ベッドは、車幅方向に沿って延在するとともに車両の前後方向に互いに間隔をあけて配置される3本のベースフレームを備えている。ベースフレームの両端には、車両の床面に設置される脚部が設けられている。ベースフレーム同士は、車両の前後方向に沿って延在する結合フレームによって連結されている。
【0003】
詳しくは、車両は、前席及び後席を備える2列シートのミニバンである。車両の床面のうち後席の後側に位置するラゲッジルームに、中央のベースフレーム及び後側のベースフレームが配置される。前側のベースフレームは、シートクッションに対してシートバックが重なるように折り畳まれた状態の後席の上側に配置される。前側のベースフレームの一対の脚部は、後席と前席との間に配置される。ベースフレーム及び結合フレームの上面には、ベッドマットが設置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3229901号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の車載ベッドの場合、中央のベースフレームに対して結合フレーム及び前側のベースフレームを連結する作業が煩雑であるという問題がある。また、前側のベースフレームの一対の脚部を床面に配置することで床面が制約を受けるという問題もある。
【0006】
なお、こうした問題は、車載ベッドに限定されず、対象物を下方から支持する支持面を有する車載支持装置においては、概ね共通するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための車載支持装置の各態様を記載する。
[態様1]
車室内のフロアに固定され、車両の上下方向に直交するスライド方向に沿って延在する固定フレームと、
前記スライド方向に互いに間隔をあけた状態で前記固定フレームに取り付けられた複数の下ローラと、
複数の前記下ローラよりも上側において前記固定フレームに取り付けられた上ローラと、
前記スライド方向に沿って延在するとともに、複数の前記下ローラと前記上ローラとにより前記スライド方向に沿ってスライド可能に支持された可動フレームと、を備え、
前記可動フレームは、複数の前記下ローラのうち前記スライド方向の最も一側に位置する第1下ローラよりも前記一側の位置である第1位置と、前記第1位置よりも前記スライド方向の他側の位置である第2位置との間でスライド可能に構成されるとともに、対象物を下方から支持可能な支持面を有し、
前記上ローラは、前記第1下ローラよりも前記スライド方向の他側に位置しており、
前記可動フレームは、前記可動フレームが前記第1位置にあるときに、前記第1下ローラと前記上ローラとにより支持される、
車載支持装置。
【0008】
同構成によれば、固定フレームに取り付けられた複数の下ローラと上ローラとにより、可動フレームがスライド方向、すなわち可動フレームの延在する方向に沿って第1位置と第2位置との間でスライド可能に支持される。特に、可動フレームが第1位置にあるときには、スライド方向の最も一側に位置する第1下ローラと、第1下ローラよりもスライド方向の他側に位置する上ローラとにより支持される。これにより、可動フレームに対して下向きの荷重が作用するときに、可動フレームのうち荷重が作用する部位が力点となり、第1下ローラが支点となり、上ローラが作用点となる。このように、可動フレームを第1位置にスライドさせることによって、対象物を下方から支持する支持面の位置を第1下ローラの位置よりもスライド方向の一側に変更することができる。したがって、支持面の位置を容易に変更することができる。
【0009】
[態様2]
前記可動フレームが前記第1位置にあるときに、前記スライド方向における前記可動フレームの前記一側の端から前記第1下ローラの中心までの距離である第1距離が、前記スライド方向における前記第1下ローラの中心から前記上ローラの中心までの距離である第2距離よりも短い、
態様1に記載の車載支持装置。
【0010】
同構成によれば、力点と支点との距離である第1距離が支点と作用点との距離である第2距離よりも短くなる。このため、可動フレームを下方から支持する脚部を可動フレームに設けなくても、てこの原理により、可動フレームの耐荷重を十分に高めることができる。換言すれば、力点と支点との距離である第1距離が支点と作用点との距離である第2距離よりも短く構成したことで、耐荷重を高める上で必要であった可動フレームの脚部を省略することができる。これにより、脚部に起因してフロアが制約を受けることを回避できる。
(【0011】以降は省略されています)
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