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公開番号2025063764
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2023173217
出願日2023-10-04
発明の名称フィルタエレメント及び内圧フィルタ
出願人京滋興産株式会社
代理人個人,個人
主分類B01D 29/11 20060101AFI20250409BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】再使用に適したフィルタエレメントを提供する。
【解決手段】上端開口20aと下端開口20bとを有する筒状で、周方向にヒダ21を有する濾布20と、濾布20の上端開口20aに接続され、上端開口20aの開いた状態を維持する接続筒部31を有する中間フランジ30と、濾布20の下端開口20bに接続される接続筒部41と、下端開口20bを塞ぐ底部42とを有する底板フランジ40とを備え、中間フランジ30を持って持ち上げたときの濾布20の形状が、底板フランジ40に向かって径を小さくする形状である。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
上端開口と下端開口とを有する筒状の濾布と、
濾布の上端開口に接続され、上端開口の開いた状態を維持する接続筒部を有する中間フランジと、
濾布の下端開口に接続される接続筒部と、下端開口を塞ぐ底部とを有する底板フランジと、を備え、
中間フランジを持って持ち上げたときの濾布の形状が、底板フランジに向かって径を小さくする形状である、フィルタエレメント。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
底板フランジが指掛かり部を有している、請求項1記載のフィルタエレメント。
【請求項3】
濾布に対して中間フランジと底板フランジとがそれぞれ着脱可能に接続されている、請求項1記載のフィルタエレメント。
【請求項4】
濾布と中間フランジや底板フランジが締付バンドによって着脱可能に接続されており、
中間フランジの接続筒部と底板フランジの接続筒部とにそれぞれ、締付バンドの接続筒部からの抜けを防止する引っ掛かり部が設けられている、請求項3記載のフィルタエレメント。
【請求項5】
請求項1記載のフィルタエレメントと、
フィルタエレメントを収容する収容部と、収容部にフィルタエレメントを出し入れするための上部開口とを有する本体籠と、を備え、
濾布の軸方向長さが、本体籠の収容部の内法高さよりも長い、内圧フィルタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、再使用に適したフィルタエレメント及びそのフィルタエレメントを用いた内圧フィルタに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ろ過体を多孔円筒に締付バンドで締付固定したフィルタエレメントが記載されている。このようなフィルタエレメントを、ろ過体の内側から外側に向かって流体を通過させるいわゆる内圧式で使用する場合、ろ過体が内圧によって破裂しないように、ろ過体の外形と略同形状の内面形状を有する筒状の籠にフィルタエレメントを収容し、籠の内側面にろ過体を当接させながら使用する。そしてフィルタエレメントが目詰まりした際には、フィルタエレメントを籠から引き抜くようにして取り出す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭57-30512号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のフィルタエレメントは、上端から下端までの外径が略等しい。そのため、籠からの引き抜きに際してろ過体が籠の内側面に引っ掛かって破れる等、フィルタエレメントの再使用に支障をきたすことがある。
【0005】
そこで本発明は、再使用に適したフィルタエレメントの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のフィルタエレメントは、上端開口20aと下端開口20bとを有する筒状の濾布20と、濾布20の上端開口20aに接続され、上端開口20aの開いた状態を維持する接続筒部31を有する中間フランジ30と、濾布20の下端開口20bに接続される接続筒部41と、下端開口20bを塞ぐ底部42とを有する底板フランジ40とを備え、中間フランジ30を持って持ち上げたときの濾布20の形状が、底板フランジ40に向かって径を小さくする形状であることを特徴としている。
【0007】
上記フィルタエレメントは、底板フランジ40が指掛かり部42aを有していることが好ましい。
【0008】
また、濾布20に対して中間フランジ30と底板フランジ40とがそれぞれ着脱可能に接続されていることが好ましい。
【0009】
また、濾布20と中間フランジ30や底板フランジ40が締付バンド13、16によって着脱可能に接続されており、中間フランジ30の接続筒部31と底板フランジ40の接続筒部41とにそれぞれ、締付バンド13、16の接続筒部31、41からの抜けを防止する引っ掛かり部33、43が設けられていることが好ましい。
【0010】
本発明の内圧フィルタは、上記記載のフィルタエレメント10と、フィルタエレメント10を収容する収容部57と、収容部57にフィルタエレメント10を出し入れするための上部開口53aとを有する本体籠50とを備え、濾布20の軸方向長さL20が、本体籠50の収容部57の内法高さL57よりも長いことを特徴としている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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