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公開番号2025044085
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023166564
出願日2023-09-27
発明の名称脱気システム
出願人岩井ファルマテック株式会社
代理人個人,個人
主分類B01D 19/00 20060101AFI20250325BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】粘度が高い液体をより確実に脱気することができる脱気システムを提供する。
【解決手段】粘性液体を貯留するタンク3と、タンク3の内部の気体を排気するポンプ6と、ポンプ6を制御する制御装置7とを備え、制御装置7は、ポンプ6の停止時におけるタンク3の内部の液面を基準液面とし、ポンプ6を動作させてタンク3の気体を排気することで粘性液体の上部に泡状層を形成させ、泡状層の液面が一定となるようにポンプ6による排気量を制御し、泡状層が基準液面に縮小するまでポンプによる排気を継続する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
気体が溶存する粘性液体を脱気する脱気システムであって、
前記粘性液体を貯留するタンクと、
前記タンクの内部の気体を排気するポンプと、
前記ポンプを制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、
前記ポンプの停止時における前記タンクの内部の液面を基準液面とし、
前記ポンプを動作させて前記タンクの気体を排気することで前記粘性液体の上部に泡状層を形成させ、
前記泡状層の液面が一定となるように前記ポンプによる排気量を制御し、
前記泡状層が前記基準液面に縮小したとき前記ポンプによる排気を停止する
ことを特徴とする脱気システム。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
請求項1に記載する脱気システムにおいて、
前記タンクは、第1タンク部と、前記第1タンク部の下側に設けられ、前記第1タンク部よりも径が小さい第2タンク部とを備え、
前記第2タンク部を超えない量の前記粘性液体が貯留され、
前記制御装置は、前記ポンプを動作させて前記タンクの気体を排気することで前記第2タンク部を超えるよう前記泡状層を形成させる
ことを特徴とする脱気システム。
【請求項3】
請求項1に記載する脱気システムにおいて、
前記タンクの内部に前記粘性液体を噴射する噴射部と、
一次側が前記タンクに接続され、二次側が前記噴射部に接続されたフィルタ装置であって、前記タンクから前記噴射部に送液される前記粘性液体に含まれる気泡を除去するフィルタ装置と、を備え、
前記制御装置は、前記ポンプを動作させて前記泡状層を形成させながら、前記タンクから前記フィルタ装置を経由して前記噴射部から前記粘性液体を噴射させる
ことを特徴とする脱気システム。
【請求項4】
請求項1から請求項3の何れか一項に記載する脱気システムにおいて、
前記タンクに貯留された前記粘性液体を撹拌する撹拌装置を備え、
前記制御装置は、前記ポンプによる排気を行いながら前記撹拌装置に前記タンク内を撹拌させる
ことを特徴とする脱気システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、粘性が高い液体を脱気する脱気システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
医薬品、飲料、インクなどの液状製品は、製造工程において、溶存している気体を脱気する場合がある。粘度が高い液状製品は、タンクに貯留したまま自然に任せて脱気すると長時間を要するため、様々な脱気方法が検討されている。例えば、液状製品を貯留したタンクから気体を排気すること、排気を停止することを繰り返して液状製品から脱気する方法が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
しかしながら、排気とその停止を繰り返しているため、脱気に要する時間が長くなるし、ポンプの稼動・停止に要するエネルギーも多く掛かる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-113303号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、このような事情に鑑み、粘性液体を脱気することができる脱気システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための第1の態様は、気体が溶存する粘性液体を脱気する脱気システムであって、前記粘性液体を貯留するタンクと、前記タンクの内部の気体を排気するポンプと、前記ポンプを制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記ポンプの停止時における前記タンクの内部の液面を基準液面とし、前記ポンプを動作させて前記タンクの気体を排気することで前記粘性液体の上部に泡状層を形成させ、前記泡状層の液面が一定となるように前記ポンプによる排気量を制御し、前記泡状層が前記基準液面に縮小したとき前記ポンプによる排気を停止することを特徴とする脱気システムにある。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、粘性液体を脱気することができる脱気システムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係る脱気システムの概略図である。
タンクの内部に貯留された粘性液体を示す図である。
泡状層の液面L

とポンプによる排気量の推移を示す図である。
実施形態2に係る脱気システムのうちタンクを示す概略図である。
実施形態2に係る脱気システムのうちタンクの使用状態を示す概略図である。
実施形態3に係る脱気システムを示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〈実施形態1〉
図1は、脱気システム1の概略構成図である。本実施形態の脱気システム1は、原料供給手段2、タンク3、液面計5、撹拌装置4、ポンプ6、及び制御装置7を備え、粘性液体を製造し、脱気するシステムである。
【0010】
粘性液体とは、粘性液体中に気体が溶存しており、後述するように、撹拌したり真空雰囲気に置いたときに気泡が生じる程度の粘性をもった液体をいう。粘度としては3000~60000[mPa・s]程度である。粘性液体の具体例としては、液状の医薬品、食品、飲料、インクなどが挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)

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