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公開番号
2025059148
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023168972
出願日
2023-09-29
発明の名称
ガス分離装置及びガス分離方法
出願人
三菱化工機株式会社
代理人
個人
主分類
B01D
53/62 20060101AFI20250403BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】再生ヒータの設置を削減し、ランニング費用の低廉化を図るガス分離装置及びガス分離方法を提供する。
【解決手段】高温排ガス11を導入する排ガス導入ラインL
1
と、水分の吸着工程と再生工程とを行う水分吸着剤12を備え、高温排ガス11中の水分13を吸着・除去する水分除去部14と、水分除去部14からの除湿ガス11Aを排出する除湿ガスラインL
2
と、除湿ガス排出ラインL
2
の先端が接続され、炭酸ガスの吸着工程と再生工程とを行う炭酸ガス吸着剤21を備え、除湿ガス11A中の炭酸ガスを吸着・分離する炭酸ガス分離部22と、除湿ガス11Aから炭酸ガスを分離した脱炭酸ガス11Bを水分除去部14へ供給する脱炭酸ガス供給ラインL
3-1
と、排ガス導入ラインL
1
と脱炭酸ガス供給ラインL
3
との交差部に設けられ、脱炭酸ガス11Bを高温排ガス11で加熱する熱交換器31と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
□高温排ガスを導入する排ガス導入ラインと、
□前記高温排ガス中の水分を除去する水分除去部と、
□前記水分除去部からの除湿ガスを排出する除湿ガスラインと、
□前記除湿ガス中の炭酸ガスを分離する炭酸ガス分離部と、
□前記除湿ガスから前記炭酸ガスを分離した脱炭酸ガスを前記水分除去部へ供給する脱炭酸ガス供給ラインと、
前記排ガス導入ラインと脱炭酸ガス供給ラインとの交差部に設けられ、前記脱炭酸ガスを前記高温排ガスで加熱する熱交換器と、を備えることを特徴とするガス分離装置。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
□前記熱交換器を迂回し、前記高温排ガスを前記熱交換器の後流側に導入する高温排ガスバイパスラインを、排ガス導入ラインに備えることを特徴とする請求項1に記載のガス分離装置。
【請求項3】
□前記熱交換器を迂回し、前記脱炭酸ガスを前記水分除去部に供給する脱炭酸ガスバイパスラインを備えることを特徴とする請求項1に記載のガス分離装置。
【請求項4】
□前記熱交換器と前記水分除去部との間の脱炭酸ガス供給ラインに加熱器を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のガス分離装置。
【請求項5】
□導入した高温排ガス中の水分を除去する水分除去工程と、
□前記水分除去工程での水分が除去された除湿ガス中の炭酸ガスを分離する炭酸ガス分離工程と、
前記脱炭酸ガスを前記高温排ガスで加熱し、水分除去工程の再生ガスとして用いることを特徴とするガス分離方法。
【請求項6】
□前記再生ガスをさらに加熱することを特徴とする請求項5に記載のガス分離方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、排ガス中に含まれる水分と炭酸ガスを分離するガス分離装置及び分離方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ここで、ガス中の不純物を除去するための分離装置として、PSA(Pressure Swing Adsorption;圧力差スイング吸着)装置を用いる提案がある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3841792号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のような提案では、PSA装置で用いる吸着剤の再生において、再生ヒータを設置し、所定の再生温度(例えば、170℃程度)まで加熱して再生ガスを得る必要があり、この再生ヒータを用いる場合には、ランニング費用がかかる、という問題がある。
【0005】
以上の問題に鑑み、本発明は再生ヒータの設置を削減し、ランニング費用がかからないガス分離装置及びガス分離方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る1つの態様のガス分離装置は、高温排ガスを導入する排ガス導入ラインと、前記高温排ガス中の水分を除去する水分除去部と、前記水分除去部からの除湿ガスを排出する除湿ガスラインと、前記除湿ガス中の炭酸ガスを分離する炭酸ガス分離部と、前記除湿ガスから前記炭酸ガスを分離した脱炭酸ガスを前記水分除去部へ供給する脱炭酸ガス供給ラインと、前記排ガス導入ラインと脱炭酸ガス供給ラインとの交差部に設けられ、前記脱炭酸ガスを前記高温排ガスで加熱する熱交換器と、を備えることを特徴とする。
【0007】
本発明に係る1つの態様のガス分離方法は、導入した高温排ガス中の水分を分離する水分除去工程と、前記水分除去工程での水分が除去された除湿ガス中の炭酸ガスを分離する炭酸ガス分離工程と、前記脱炭酸ガスを前記高温排ガスで加熱し、水分除去工程の再生ガスとして用いることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、PSA装置において再生ヒータの設置を不要とし、ランニング費用の低廉化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る第1の実施形態のガス分離装置の概略図である。
本発明に係る第1の実施形態のガス分離装置の概略工程図である。
本発明に係る第1の他の実施形態のガス分離装置の概略工程図である。
本発明に係る第1の他の実施形態のガス分離装置の概略工程図である。
本発明に係る第1の他の実施形態のガス分離装置の概略工程図である。
本発明に係る第2の実施形態のガス分離装置の概略工程図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本明細書の実施形態においては、全体を通じて、同一の部材には同一の符号を付している。
(【0011】以降は省略されています)
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