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公開番号
2025079394
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192006
出願日
2023-11-10
発明の名称
攪拌スタンド
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B01F
35/43 20220101AFI20250515BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】メンテナンス性が良好であり、小型容器に対応しており、人手作業の負荷を軽減可能な攪拌スタンドを提供する。
【解決手段】スタンド上部20とスタンド下部10とを有する攪拌スタンド100であって、スタンド上部は、フレーム本体に固定されており、固定の解除により上下方向に昇降可能となる昇降スライダ22と、撹拌機設置部23と、スタンドスタンド下部固定部24とを有し、スタンド下部は、車輪15付きの容器載置台11と、容器覆蓋部12と、操作部13と、スタンド下部固定部24を受ける受け部14とを有し、撹拌機設置部23は、スタンド下部固定部に対する角度を変更可能に固定されており、スタンド上部における昇降スライダの上昇時に、撹拌機設置部およびスタンド下部固定部が下降するように配置されており、スタンド下部固定部の下降時に、受け部と嵌合することによりスタンド下部が固定される攪拌スタンド。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器内の液体を攪拌するための攪拌スタンドであり、
スタンド上部と、前記スタンド上部から引き出し可能なスタンド下部と、を有し、
前記スタンド上部は、フレーム本体と、前記フレーム本体に固定され、固定を解除することにより上下方向に昇降可能となる昇降スライダと、撹拌機を設置する撹拌機設置部と、前記スタンド下部を所定位置で固定するためのスタンド下部固定部と、を有し、
前記スタンド下部は、前記容器を載置し、車輪を備える載置台と、攪拌中に前記容器の開口部を覆う覆蓋部と、作業者による前記スタンド下部の移動操作を受け付ける操作部と、前記スタンド下部固定部を受ける受け部と、を有し、
前記撹拌機設置部は、前記スタンド下部固定部に対する角度を変更可能に固定されており、
前記スタンド上部における前記昇降スライダの上昇時に、前記撹拌機設置部および前記スタンド下部固定部が下降するように配置されており、
前記スタンド上部における前記スタンド下部固定部が下降した時に、前記スタンド下部における前記受け部と嵌合することにより前記スタンド下部が固定される、攪拌スタンド。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
前記昇降スライダの固定が解除されることによって、前記撹拌機が設置された前記撹拌機設置部および前記スタンド下部固定部が、自重により下降する、請求項1に記載の攪拌スタンド。
【請求項3】
前記攪拌スタンドは、前記容器のアースを取るための部材が配置されている、請求項1に記載の攪拌スタンド。
【請求項4】
前記容器は、ペール缶である、請求項1から請求項3までのいずれかの請求項に記載の攪拌スタンド。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、容器に収容された液体の攪拌作業を行うための攪拌スタンドに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば印刷工程の分野では、塗料やインク等の液体の消費量を抑えたい場合には、大型タンクからペール缶等の小型容器に小出しして攪拌する場合がある。また、攪拌作業は、大型タンクおよび小型容器を問わず自動攪拌機を用いることが主流である。
【0003】
例えば、特許文献1には、槽の上部に設けられた架台への取り付け及び架台からの取り外しを容易に行うことができる攪拌装置が記載されている。この攪拌装置は、大型タンクの攪拌作業に特化した構造のため、塗料等をペール缶等の小型容器に小出しして攪拌する場合には、大がかりでメンテナンス性に欠ける。
【0004】
小型容器に小出しした塗料やインクの攪拌を実施する場合には、例えば、特許文献2に記載されているような手持ちハンドルを有する攪拌機を使用する場合がある。この場合、攪拌機を作業者が保持するため、小規模で場所を取らないためメンテナンス性が良好であり、小出しした小型容器の攪拌に使用可能である。一方で、攪拌が終わるまで作業者が立ったまま撹拌機を持っている必要があるため、機離れができず、作業性に劣る。また、腰痛を発生させる等、作業者の身体への負担が大きい。
【0005】
特許文献3には、ペール缶等の小型容器の攪拌機を保持するスタンドが開示されている。特許文献3の攪拌スタンドでは、小型容器の壁面を補正した状態で攪拌機を容器内に挿入し攪拌させることで、人手作業の機離れを実現させている。一方で、大掛かりなスタンド構造であるため、メンテナンス性が低い。さらに、小型容器をスタンドに投入および搬出する作業が必要であるため、人手での上げ下ろしで腰痛等が生じやすく、作業者の身体への負担が大きい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-157521号公報
特開2021-194580号公報
実用新案登録第3237806号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本開示は、上記事情に鑑みてなされた発明であり、攪拌作業を機離れで行うことができ、メンテナンス性が良好であり、小型容器に対応しており、人手作業の負荷を軽減可能な攪拌スタンドを提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示は、容器内の液体を攪拌するための攪拌スタンドであり、スタンド上部と、上記スタンド上部から引き出し可能なスタンド下部と、を有し、上記スタンド上部は、フレーム本体と、上記フレーム本体に固定され、固定を解除することにより上下方向に昇降可能となる昇降スライダと、撹拌機を設置する撹拌機設置部と、上記スタンド下部を所定位置で固定するためのスタンド下部固定部と、を有し、上記スタンド下部は、上記容器を載置し、車輪を備える載置台と、攪拌中に上記容器の開口部を覆う覆蓋部と、作業者による上記スタンド下部の移動操作を受け付ける操作部と、上記スタンド下部固定部を受ける受け部と、を有し、上記撹拌機設置部は、上記スタンド下部固定部に対する角度を変更可能に固定されており、上記スタンド上部における上記昇降スライダの上昇時に、上記撹拌機設置部および上記スタンド下部固定部が下降するように配置されており、上記スタンド上部における上記スタンド下部固定部が下降した時に、上記スタンド下部における受け部と嵌合することにより上記スタンド下部が固定される、攪拌スタンドを提供する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、攪拌作業を機離れで行うことができ、メンテナンス性が良好であり、小型容器に対応しており、人手作業の負荷を軽減可能な攪拌スタンドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の攪拌スタンドの一例を示す概略斜視図である。
本開示の攪拌スタンドの一例を示す概略側面図である。
本開示の攪拌スタンドの作動機構を説明するための概略側面図である。
本開示の攪拌スタンドの作動機構を説明するための概略側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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