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公開番号
2025073651
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184612
出願日
2023-10-27
発明の名称
液体供給システム
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
主分類
B01J
4/00 20060101AFI20250502BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】液切れ検出器による液切れの検出後、液体流路が液体供給不能状態となるまでの時間を遅延させることのできる液体供給システムを提供する.
【解決手段】液体供給システム10は、液源12から供給された液体を液体使用箇所14に供給するための液体流路16と、液体流路16内の液体を液体使用箇所14側に送液可能な送液部18と、液源12の液切れを検出する液切れ検出器20と、液体流路16に設けられ、液切れ検出器20による液切れの検出後にも液体を一時的に貯溜可能なバッファ部50と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
液源から供給された液体を液体使用箇所に供給するための液体流路と、
前記液体流路内の液体を前記液体使用箇所側に送液可能な送液部と、
前記液源の液切れを検出可能な液切れ検出器と、
前記液体流路に設けられ、前記液切れ検出器による液切れの検出後にも液体を一時的に貯溜可能なバッファ部と、を備える液体供給システム。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記バッファ部は、前記液体流路を構成するチューブに設けられる冗長部により構成される請求項1に記載の液体供給システム。
【請求項3】
前記冗長部は、巻き回した形状からなる巻回形状部及び蛇行した形状からなる蛇行形状部の少なくとも一方により構成される請求項2に記載の液体供給システム。
【請求項4】
前記冗長部における前記チューブの内径は、3.5(mm)以下である請求項2に記載の液体供給システム。
【請求項5】
前記送液部の単位時間当たりの送液量は、10.0(mL/分)以下となる請求項4に記載の液体供給システム。
【請求項6】
前記液切れ検出器は、前記液体流路の被検出部における液体の有無に基づき前記液源の液切れを検出する請求項1に記載の液体供給システム。
【請求項7】
前記液体流路は、前記液体使用箇所に液体を直接供給し、
前記液体使用箇所は、他の液体が通流する主流路、及び、吐出装置のいずれかである請求項1に記載の液体供給システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体を供給するための液体供給システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、液源内の液体を液体使用箇所となる送水管まで供給するための液体流路と、液体流路内の液体を送水管側に送液可能な送液部と、液源の液切れを検出する液切れ検出器とを備える液体供給システムを開示している。特許文献1の液切れ検出器は、液体流路において液体を送り出すためのポンプの動作回数に基づき液切れを検出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-196635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
液切れ検出器による液切れの検出後も送液部による送液を継続すると、しばらくしてから液体流路から液体使用箇所に液体を供給不能な液体使用状態となる。仮に、液切れ検出器により液切れが検出されてから早期に液体流路が液体供給不能状態になってしまうと、新規の液源及び液体の何れかを入手できるまでの間、液体使用箇所において長期に亘り液体を使用不能になってしまうという問題がある。
【0005】
そこで、本開示の目的の1つは、液切れ検出器による液切れの検出後、液体流路が液体供給不能状態となるまでの時間を遅延させることのできる液体供給システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1開示の液体供給システムは、液源から供給された液体を液体使用箇所に供給するための液体流路と、前記液体流路内の液体を前記液体使用箇所側に送液可能な送液部と、前記液源の液切れを検出する液切れ検出器と、前記液体流路に設けられ、前記液切れ検出器による液切れの検出後にも液体を一時的に貯溜可能なバッファ部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の液体供給システムの模式的な全体構成図である。
第1実施形態の液体供給システムの一部を模式的に示す平面断面図である。
第1実施形態のチューブの冗長部を周辺構造とともに模式的に示す断面図である。
チューブの冗長部の内径が大きい場合の問題点を説明するための説明図である。
チューブの冗長部の内径が小さい場合の効果を説明するための説明図である。
第2実施形態の液体供給システムの一部を模式的に示す平面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態を説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。各図面では、説明の便宜のため、適宜、構成要素を省略、拡大、縮小する。図面は符号の向きに合わせて見るものとする。
【0009】
(第1実施形態)図1、図2を参照する。液体供給システム10は、液体を貯溜可能な液源12と、液源12から供給された液体を液体使用箇所14まで供給するための液体流路16と、液体流路16に設けられ液体流路16内の液体を液体使用箇所14側に送液可能な送液部18と、液源12の液切れを検出可能な液切れ検出器20と、送液部18を制御可能な制御部22と、を備える。ここでの「送液」は、液体を送ることを意味する。
【0010】
この他に、液体供給システム10は、任意の構成として、液体流路16と合流箇所24で合流し液体流路16から液体が添加される主流路26と、主流路26に設けられる開閉弁28と、主流路26に設けられる浄水カートリッジ30と、液源12等を収容するケーシング32と、を備える。図2では、液体流路16の流れ方向を実線矢印、主流路26の流れ方向を一点鎖線矢印により示す。図2では、主流路26の一部を形成する流路部材を省略して、その流れ方向のみを示す。開閉弁28は、電磁弁、電動弁等の自動開閉弁である。浄水カートリッジ30は、原水を浄化するために用いられる。
(【0011】以降は省略されています)
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