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公開番号
2025061632
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-11
出願番号
2023171017
出願日
2023-10-01
発明の名称
製造物
出願人
株式会社ナノバブル研究所
代理人
個人
主分類
B01F
25/40 20220101AFI20250404BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】流体が流れる相対的な方向による微細気泡の発生効率の低下をより抑えられる製造物を提案する。
【解決手段】少なくとも一部が液体に接する状態で用いられる製造物であって、液体に接する前記一部のうちで定められた部分に凹凸が形成され、凹凸の10点平均粗さRzは、5~500μmの範囲内である条件を満たすことを特徴とし、例えば液体の流れる方向に対して所定の迎角を備えた板状の部材であり、また例えば、少なくとも上下の面の一方の面に負圧がかかる板状の部材であることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも流体内で用いられる製造物であって、
前記流体に接する前記一部のうちで定められた部分に凹凸が形成され、
前記凹凸の10点平均粗さRzは、5~500μmの範囲内である条件を満たすことを特徴とする製造物。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
少なくとも流体内で用いられる製造物であって、
前記流体の流れる方向に対して所定の迎角を備えた板状の部材であることを特徴とする製造物。
【請求項3】
少なくとも流体内で用いられる製造物であって、
少なくとも上下の面の一方の面に負圧がかかる板状の部材であることを特徴とする製造物。
【請求項4】
前記凹凸のうちで、前記条件を満たす前記凹凸が占める割合は10パーセント以上であることを特徴とする請求項1に記載の製造物。
【請求項5】
前記製造物は、液体に材料を混ぜるための部材であることを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の製造物。
【請求項6】
前記製造物は、液体を入れる容器に使用されることを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の製造物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、製造物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
水等の液体中に発生した微細気泡、より具体的にはマイクロバブル、或いはナノバブルは、結果的に酸化力の強いフリーラジカルを発生させる。このフリーラジカルは、強い殺菌力を有することから、微細気泡を含む液体、例えば水は、食材の殺菌等にも用いられている。また、微細気泡は、その表面に生じるゼータ電位により、微細気泡が存在する液体と混ざらない物質を混ざった状態に長期間、安定的に維持させられることも知られている。なお、マイクロバブルは、ISO(International Organization for Standardization)規格では直径が1~100μmの気泡と定義されている。ナノバブルは、厳密な定義は応用分野や生成方法によって異なるが、一般的には直径が1μm以下の気泡とされる。
【0003】
このような微細気泡は、様々な用途に注目されている。様々な用途に対してより容易に利用できるように、微細気泡を簡易に発生させることも求められている。微細気泡を簡易に発生させるために、製造物の液体に接する面に凸部を形成させることが行われている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7169612号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
製造物の面への凸部の形成では、その面に沿って水流が供給されることが前提とされている。しかし、そのような水流が供給される環境は、実際には非常に限定的なものである。水流の方向が面に沿っていない場合、微細気泡の発生効率は大きく低下し易い。このようなことから、微細気泡の発生を簡易に行えるようにするだけでなく、水(流体)が部材に対して流れる相対的な方向による微細気泡の発生効率の低下をより抑えられるようにすることも重要と思われる。
【0006】
そこで、本発明は、流体が流れる相対的な方向による微細気泡の発生効率の低下をより抑えられる製造物を提案するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様の製造物は、少なくとも一部が液体に接する状態で用いられることが前提であって、前記液体に接する前記一部のうちで定められた部分に凸凹が形成され、前記凸凹の10点平均粗さRzは、5~500μmの範囲内である条件を満たしている。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、流体が流れる相対的な方向による微細気泡の発生効率の低下をより抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る製造物が採用されたハンドブレンダの例を示す図である。
本発明の実施形態に係る製造物であるブレンダカッターの例を示す斜視図である。
凸凹形成部に形成された凸凹のイメージの例を説明する図である。
本発明の実施形態に係る製造物が採用された容器の例を示す図である。
図2に示すブレンダカッターに設けられた材料を切断するカッターブレードのA-A´断面を示す図である。
ブレンダカッターの断面の一例を示す図である。
ブレンダカッターの断面の他の例を示す図である。
ブレンダカッターの断面の他の例を示す図である。
ブレンダカッターの断面の他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施形態は、変形例を含めあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。本発明の技術的範囲には、様々な変形例も含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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