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公開番号
2025063373
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023172483
出願日
2023-10-04
発明の名称
生体情報測定装置、生体情報測定方法及びプログラム
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
A61B
5/01 20060101AFI20250409BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】心拍の測定により体温の測定精度が低下してしまうことを抑制する。
【解決手段】生体情報測定装置1は、ユーザ(被測定者)USに装着され当該ユーザUSの深部体温を測定する体温測定部12と、ユーザUSに装着され、当該ユーザUSの心拍を測定する心拍測定部13と、心拍測定部13による心拍の測定が体温測定部12による深部体温の測定に与える発熱影響に基づいて、体温測定部12により測定された深部体温の測定値、体温測定部12による深部体温の測定タイミング、及び心拍測定部13による心拍の測定タイミングの少なくともいずれかを調整する制御部11と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
被測定者に装着され当該被測定者の体温を測定する体温測定部と、
前記被測定者に装着され、前記被測定者の心拍を測定する心拍測定部と、
前記心拍測定部による前記心拍の測定が前記体温測定部による前記体温の測定に与える発熱影響に基づいて、前記体温測定部により測定された前記体温の測定値、前記体温の測定タイミング、及び前記心拍の測定タイミングの少なくともいずれかを調整する制御部と、
を備えることを特徴とする生体情報測定装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記心拍測定部に流れる電流の値とオフセット温度とが対応付けられた所定のテーブルに基づいて、前記体温測定部により測定された前記体温の測定値から前記心拍測定部により前記心拍が測定されたときの前記電流の値に対応する前記オフセット温度を減算することで、前記体温測定部により測定された前記体温の測定値を調整する、
ことを特徴とする請求項1に記載の生体情報測定装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記心拍測定部が発熱しない所定の測定期間及び所定の測定間隔に基づいて、前記心拍測定部による前記心拍の測定動作を間欠的に行わせる、
ことを特徴とする請求項1に記載の生体情報測定装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記心拍測定部により前記心拍が測定された際に生じた発熱が収束したか否かを判定し、 前記心拍測定部による前記心拍の測定動作を所定時間行わせた後、前記発熱が収束したと判定された場合に、前記体温測定部による前記体温の測定動作を所定時間行わせる一連の測定動作を繰り返し行わせる、
ことを特徴とする請求項1に記載の生体情報測定装置。
【請求項5】
被測定者に装着され当該被測定者の体温を測定する体温測定部と、前記被測定者に装着され、前記被測定者の心拍を測定する心拍測定部と、を備える生体情報測定装置のコンピュータが実行する生体情報測定方法であって、
前記心拍測定部による前記心拍の測定が前記体温測定部による前記体温の測定に与える発熱影響に基づいて、前記体温測定部により測定された前記体温の測定値、前記体温の測定タイミング、及び前記心拍の測定タイミングの少なくともいずれかを調整する調整工程を含む、
ことを特徴とする生体情報測定方法。
【請求項6】
被測定者に装着され当該被測定者の体温を測定する体温測定部と、前記被測定者に装着され、前記被測定者の心拍を測定する心拍測定部と、を備える生体情報測定装置のコンピュータを、
前記心拍測定部による前記心拍の測定が前記体温測定部による前記体温の測定に与える発熱影響に基づいて、前記体温測定部により測定された前記体温の測定値、前記体温の測定タイミング、及び前記心拍の測定タイミングの少なくともいずれかを調整する調整手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生体情報測定装置、生体情報測定方法及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、耳介の適所に装着したカフを含む血圧測定手段により血圧を測定するとともに、温度測定手段により当該カフ付近の外耳道温度を測定する血圧測定装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-280392号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示されている血圧測定装置では、光電脈波法により血圧を測定する場合、上記カフの近傍に配置され耳珠に光を照射する発光素子を備える。したがって、かかる場合には、発光素子により光が照射された際に生じる発熱が上記の温度測定手段に伝わるため、当該温度測定手段により測定される外耳道温度の測定精度が低下してしまうという問題がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、心拍の測定により体温の測定精度が低下してしまうことを抑制することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る生体情報測定装置は、
被測定者に装着され当該被測定者の体温を測定する体温測定部と、
前記被測定者に装着され、前記被測定者の心拍を測定する心拍測定部と、
前記心拍測定部による前記心拍の測定が前記体温測定部による前記体温の測定に与える発熱影響に基づいて、前記体温測定部により測定された前記体温の測定値、前記体温の測定タイミング、及び前記心拍の測定タイミングの少なくともいずれかを調整する制御部と、
を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、心拍の測定により体温の測定精度が低下してしまうことを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る生体情報測定システムの全体構成例を示す図である。
図1の生体情報測定システムの生体情報測定装置をユーザが装着し、端末装置をユーザが保持した様子を示す図である。
生体情報測定装置の機能的構成を示すブロック図である。
オフセット温度テーブルの例を示す図である。
心拍測定部において心拍の測定が行われたときに体温測定部で測定される深部体温(耳内温度)に与える発熱影響を示すイメージ図である。
端末装置の機能的構成を示すブロック図である。
生体情報測定処理の制御手順を示すフローチャートである。
オフセット温度テーブル生成処理の制御手順を示すフローチャートである。
体温測定部で測定される深部体温の調整方法を示す図である。
体温測定部で測定される深部体温の調整方法を示す図である。
体温測定部で測定される深部体温の調整方法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
≪生体情報測定システムの構成≫
図1は、本発明に係る生体情報測定システム100の全体構成例を示す図である。
図1に示すように、生体情報測定システム100は、生体情報測定装置1と、端末装置2と、を備えて構成されている。生体情報測定装置1と端末装置2とは、無線通信又は有線通信によりデータ送受信可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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