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公開番号
2025062411
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2023171463
出願日
2023-10-02
発明の名称
包装箱
出願人
王子ホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
B65D
5/462 20060101AFI20250407BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】手穴部が元の形状に戻り難く、安定した状態で把持できる包装箱を提供する。
【解決手段】筒状の胴部10と、頂板20と、底板30と、を有している。頂板20は、側壁13,14に連設された内フラップ21,21と、両端壁11,12に連設され、内フラップ21の外面に重ねられた前後の外フラップ22,22と、を備えている。外フラップ22には、手を掛けて把持するための手穴部50が形成され、手穴部50は、外フラップ22に対して山折りされる第一面部51と、この第一面部51の先端に連続し第一面部51に対して谷折りされる第二面部52とを備えており、外フラップ22と第一面部51と第二面部52とで、断面Z字形状を呈し、第二面部52が内フラップ21を押し下げるとともに、第二面部52の基端部に、第一面部51の先端部を切り起こして形成される張出部53が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
前後の端壁および左右の側壁を有する筒状の胴部と、
前記胴部の上側の開口部に設けられた頂板と、
前記胴部の下側の開口部に設けられた底板と、を有し、
前記頂板は、
前記側壁に連設された内フラップと、
前記両端壁に連設され、前記内フラップの外面に重ねられた前後の外フラップと、を備え、
前記外フラップには、手を掛けて把持するための手穴部が形成され、
前記手穴部は、前記外フラップに対して山折りされる第一面部と、この第一面部の先端に連続し前記第一面部に対して谷折りされる第二面部とを備えており、
前記外フラップと前記第一面部と前記第二面部とで、断面Z字形状を呈し、前記第二面部が前記内フラップを押し下げるとともに、
前記第二面部の基端部に、前記第一面部の先端部を切り起こして形成される張出部が形成されていることを特徴とする包装箱。
続きを表示(約 67 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の包装箱であって、
前記底板には、手掛穴が形成されていることを特徴とする包装箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッグインボックスとして用いられ、液体が入れられた内袋を収容する外装箱となる包装箱に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
バッグインボックスの外装箱として用いられる包装箱は、天面に手穴部が形成されており、手穴部に手を掛けて包装箱を持ち上げて傾けることで、内袋の液体を注ぐようになっている。手穴部の構成としては、種々のものが知られている(例えば、特許文献1の図2参照)。
【0003】
特許文献1の包装箱の手穴部は、内フラップに内側中折部が形成され、外フラップに外側中折部が形成されている。外側中折部は、基端側の第一分割片と先端側の第二分割片とを備えている。第一分割片は、外フラップに対して山折りされて内側に折り曲げられ、第二分割片は、第一分割片の先端から山折りされて折り返されて、その表面が内側中折部の表面に当接している。作業者は、第一分割片を内側に押し込むことで、第二分割片が内側中折部を内側に押し曲げて、手穴部を把持する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6865156号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の包装箱の手穴部では、外側中折部と内側中折部が共に山折りされているだけであるので、元の位置に戻り易く、把持し難いという問題があった。
【0006】
そこで本発明は、前記した問題を解決し、手穴部が元の形状に戻り難く、安定した状態で把持できる包装箱を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するため、本発明は、前後の端壁および左右の側壁を有する筒状の胴部と、前記胴部の上側の開口部に設けられた頂板と、前記胴部の下側の開口部に設けられた底板と、を有した包装箱である。前記頂板は、前記側壁に連設された内フラップと、前記両端壁に連設され、前記内フラップの外面に重ねられた前後の外フラップと、を備え、前記外フラップには、手を掛けて把持するための手穴部が形成されている。前記手穴部は、前記外フラップに対して山折りされる第一面部と、この第一面部の先端に連続し前記第一面部に対して谷折りされる第二面部とを備えており、前記外フラップと前記第一面部と前記第二面部とで、断面Z字形状を呈し、前記第二面部が前記内フラップを押し下げるとともに、前記第二面部の基端部に、前記第一面部の先端部を切り起こして形成される張出部が形成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明の包装箱によれば、外フラップと第一面部と第二面部とで、断面Z字形状を呈していることで、内フラップが元の形状に戻ろうとする力に対抗することができるので、手穴部が元の形状に戻り難くなる。これによって、安定した状態で手穴部を把持できる。また、張出部を胴部の内面に突き当てるようにすれば、第一面部の角度が固定されることにより、手穴部の形状が安定した状態で把持できるとともに、手穴部が破れにくくなる。さらに、第一面部の角度が固定されることにより、第二面部によって押し下げられる内フラップが元の形状に戻ろうとする力に対抗することができる。
【0009】
本発明の包装箱においては、前記底板には、手掛穴が形成されているものが好ましい。このような構成によれば、包装箱の上下を持って包装箱を傾けることができるので、液体を注ぐ作業が行い易くなる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の包装箱によれば、手穴部が元の形状に戻り難く、安定した状態で把持することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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