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公開番号
2025062252
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2023171189
出願日
2023-10-02
発明の名称
更生管用組成物及び更生管
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
弁理士法人大阪フロント特許事務所
主分類
C08L
27/06 20060101AFI20250407BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】得られる更生管の外観を良好にし、耐衝撃性及び耐水性を高めることができる更生管用組成物を提供する。
【解決手段】本発明に係る更生管用組成物は、塩化ビニル系樹脂と、メタクリル酸メチル-ブタジエン-スチレン共重合体と、アクリル系改質剤とを含み、前記塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、前記メタクリル酸メチル-ブタジエン-スチレン共重合体と、前記アクリル系改質剤との合計の含有量が、5重量部以上20重量部以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
塩化ビニル系樹脂と、
メタクリル酸メチル-ブタジエン-スチレン共重合体と、
アクリル系改質剤とを含み、
前記塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、前記メタクリル酸メチル-ブタジエン-スチレン共重合体と、前記アクリル系改質剤との合計の含有量が、5重量部以上20重量部以下である、更生管用組成物。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
熱可塑性エラストマーをさらに含む、請求項1に記載の更生管用組成物。
【請求項3】
前記メタクリル酸メチル-ブタジエン-スチレン共重合体の含有量の、前記アクリル系改質剤の含有量に対する比が、0.1以上10以下である、請求項1又は2に記載の更生管用組成物。
【請求項4】
更生管用組成物100重量%中、前記アクリル系改質剤を10重量%以下で含む、請求項1又は2に記載の更生管用組成物。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の更生管用組成物が成形された、更生管。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、更生管を得るために用いられる更生管用組成物に関する。また、本発明は、上記更生管用組成物を用いた更生管に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
老朽化した既設管を更生する方法の一つとして、オメガライナー工法が知られている。オメガライナー工法は、一般に、以下のような手順で行われる。(1)折り畳まれた更生管を既設管内に配置する。(2)更生管を蒸気により加熱する。(3)圧縮空気により更生管を拡径し、既設管の内周面と更生管の外周面とを密着させる。
【0003】
下記の特許文献1には、更生管用塩化ビニル系樹脂組成物が開示されている。
【0004】
下記の特許文献1の更生管用塩化ビニル系樹脂組成物は、平均重合度400~2500の複合塩化ビニル系樹脂100重量部と、該複合塩化ビニル系樹脂と相溶し得る熱可塑性エラストマー3~30重量部とを含む。上記複合塩化ビニル系樹脂は、アクリル系共重合体10重量%超40重量%以下に、塩化ビニルモノマー又は塩化ビニルモノマー及びその他の共重合性モノマー60重量%以上90重量%未満をグラフト共重合して得られる樹脂である。上記アクリル系共重合体は、特定のアクリル系モノマー成分100重量部と、多官能性モノマー成分0.01~30重量部とを共重合して得られる共重合体である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-003689号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の更生管用塩化ビニル系樹脂組成物を用いて得られる更生管では、該更生管の機械的強度(耐衝撃性)をある程度高めることができる。しかしながら、特許文献1に記載の更生管用塩化ビニル系樹脂組成物では、耐水性を十分に高めることができないという課題がある。
【0007】
さらに、特許文献1に記載のような従来の更生管用組成物では、施工性を高めるために、アクリル系改質剤が大量に添加されていることがある。アクリル系改質剤が大量に添加された更生管用組成物を用いて得られる更生管では、内表面や外表面に白い斑点が現れることがあり、外観に劣るという課題がある。
【0008】
本発明の目的は、得られる更生管の外観を良好にし、耐衝撃性及び耐水性を高めることができる更生管用組成物を提供することである。また、本発明は、上記更生管用組成物を用いた更生管を提供することも目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本明細書において、以下の更生管用組成物及び更生管を開示する。
【0010】
項1.塩化ビニル系樹脂と、メタクリル酸メチル-ブタジエン-スチレン共重合体と、アクリル系改質剤とを含み、前記塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、前記メタクリル酸メチル-ブタジエン-スチレン共重合体と、前記アクリル系改質剤との合計の含有量が、5重量部以上20重量部以下である、更生管用組成物。
(【0011】以降は省略されています)
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