TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025061190
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2025003871,2021525402
出願日2025-01-10,2020-06-02
発明の名称携帯情報端末機器
出願人株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類G06F 3/01 20060101AFI20250403BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザーの感情に応じて適切な動作を選択し、実行させることのできる情報処理装置および情報処理方法を提供する。
【解決手段】ユーザーの顔を検出し、検出した顔の情報から、ユーザーの顔の特徴を抽出する。そして抽出した顔の特徴からユーザーの感情を推定し、推定したユーザーの感情に応じた情報を生成する。また、全地球測位システムから発信される電波に含まれるユーザーおよび情報受信部を有する外部機器の位置情報に応じて、生成した情報を外部機器へ発信するか否かを判断する。発信する判断がなされた場合、生成した情報が外部機器へ発信される。そして情報を受信した外部機器は、受信した情報に基づいた動作を選択・実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザーが携帯可能な携帯情報端末機器であって、
前記ユーザーの顔の画像データを取得する機能を有する被写体検出部と、
前記顔の画像データから、特徴の情報を抽出する機能を有する特徴抽出部と、
前記特徴の情報を用いて、前記ユーザーの感情を推定する機能を有する感情推定部と、
感情の情報と紐付けさせた、外部機器が行う適切な動作の情報である第1の情報を複数有するデータセットから、推定した前記ユーザーの感情に応じた一の前記第1の情報を選択する機能を有する情報生成部と、
前記携帯情報端末機器と前記外部機器との間の距離情報を含む第2の情報を生成するセンサ部と、
一の前記第1の情報及び前記第2の情報を受信する機能と、一の前記第1の情報を含む第3の情報を生成する機能と、前記第2の情報に基づいて前記外部機器に前記第3の情報を発信するか否かの判断を行う機能と、を有する情報処理部と、
を有する、携帯情報端末機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、情報処理装置および情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【0002】
なお、本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する本発明の一態様の技術分野としては、半導体装置、表示装置、発光装置、蓄電装置、記憶装置、電子機器、照明装置、入力装置、入出力装置、それらの駆動方法、またはそれらの製造方法、を一例として挙げることができる。なお、本明細書等において、半導体装置は、半導体特性を利用することで機能し得る装置全般を指す。
【背景技術】
【0003】
顔の撮像画像から、表情認識を行う技術が知られている。例えばデジタルカメラなどにおいて、人が笑った瞬間や、人がカメラに視線を向けた瞬間などに自動的に撮像する技術に、表情認識が応用されている。
【0004】
表情認識の技術としては、例えば特許文献1に、顔の特徴点を検出し、その特徴点に基づいて高い精度で表情認識する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-87346号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
人の動作(行動、行為)にはその時どきの感情が少なからず反映され、本人が同じ動作をしているつもりでも微妙な違いとなって表れる場合が多い。車の運転を例に挙げれば、ドライバーが平常心のときは落ち着いて安全運転を実施することができるが、ドライバーが激しい怒りの感情を有していた場合、我を忘れ、ハンドル操作やアクセルペダルの踏み込み等の運転操作が乱暴になる恐れがある。また、ドライバーが深い悲しみの感情を有していた場合、判断能力が鈍り、種々の運転操作のタイミングに微妙な遅れが生じる恐れがある。また、ドライバーが運転中に何らかの予期せぬ事態に遭遇し、大きな驚きの感情を有していた場合、冷静な判断能力を失い、アクセルとブレーキの踏み間違え等の通常では考えられないミスを誘発する恐れがある。
【0007】
車の運転等の動作では、わずかな操作ミスが人命に直結する恐れがある。したがって、ドライバーには常に高い集中力と冷静な判断力、および、その時どきの感情に左右されない安定した運転操作の遂行が求められる。しかしながら、上述したようなドライバーの感情の違いに起因する運転操作は、他者から見れば明白であっても、ドライバー本人にとっては自覚が無い場合も多く、ドライバー本人の意志だけで安定した運転操作を実施することが難しい。
【0008】
なお、ここでは一例として車の運転を挙げたが、人の感情に左右される可能性のある動作はこれに限られない。例えば、重機の操作や、工場の生産ラインの装置の操作なども、人の感情に左右される可能性のある動作である。
【0009】
本発明の一態様は、人の感情に起因して通常と異なる動作がなされることを未然に防ぐことのできる装置または方法を提供することを課題の一とする。または、本発明の一態様は、人の感情に応じて適切な動作を選択し、実行させることができる装置または方法を提供することを課題の一とする。
【0010】
または、本発明の一態様は、新規な情報処理装置を提供することを課題の一とする。または、本発明の一態様は、新規な情報処理方法を提供することを課題の一とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン電子株式会社
通信システム
10日前
株式会社ザメディア
出席管理システム
4日前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
3日前
株式会社タクテック
商品取出集品システム
3日前
トヨタ自動車株式会社
作業評価装置
10日前
トヨタ自動車株式会社
工程計画装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
作業判定方法
5日前
ゼネラル株式会社
RFIDタグ付き物品
6日前
個人
公益寄付インタラクティブシステム
10日前
株式会社村田製作所
動き検知装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理システム
5日前
株式会社国際電気
支援システム
6日前
富士フイルム株式会社
タッチセンサ
10日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理方法
5日前
個人
コンテンツ配信システム
3日前
個人
プラットフォームシステム
3日前
株式会社デンソー
情報処理方法
10日前
ブラザー工業株式会社
ラベルプリンタ
5日前
富士通株式会社
画像生成方法
9日前
株式会社知財事業研究所
運行計画作成システム
3日前
甍エンジニアリング株式会社
屋根材買い取りシステム
9日前
トヨタ自動車株式会社
作業支援システム
3日前
株式会社日立製作所
設計支援装置
4日前
株式会社マーケットヴィジョン
情報処理システム
10日前
日立建機株式会社
潤滑油診断システム
4日前
日立建機株式会社
作業機械の管理装置
6日前
株式会社日立製作所
タスク管理システム
3日前
トヨタ自動車株式会社
車両用の情報処理装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
車両用の情報処理装置
5日前
株式会社アイシン
情報提供システム
9日前
アルプスアルパイン株式会社
入力装置
9日前
株式会社カプコン
システム、サーバおよびプログラム
4日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
4日前
個人
情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
9日前
サクサ株式会社
画像処理装置、方法、およびシステム
5日前
セイコーエプソン株式会社
印刷システム
10日前
続きを見る