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公開番号2025060903
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2024230660,2023542955
出願日2024-12-26,2021-01-15
発明の名称車両の積荷エリア用カバー
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60R 5/04 20060101AFI20250403BHJP(車両一般)
要約【課題】車両(1)の積荷エリア(2)のためのカバー(10、20)の提供。
【解決手段】車両(1)の積荷エリア(2)のためのカバー(10、20)は、車両の積荷エリアの一部を隠すように構成された、可撓性を有する膜(14)を含むコンシーラ(11)と、コンシーラを車両の可動部材(4)に接続するための少なくとも1つの紐(12A、12B)と、コンシーラが積荷エリア(2)の開口部を遮断する展開状態と積荷エリア(2)の開口部を解放する格納状態との間で変形するように、可動部材によって少なくとも1つの紐に加えられる張力をコンシーラに伝達するように構成された少なくとも1つのアンカー(13)と、を具備する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両(1)の積荷エリア(2)のためのカバー(10、20)であって、
前記車両の積荷エリアの一部を隠すように構成された、可撓性を有する膜(14)を含むコンシーラ(11)と、
前記コンシーラを前記車両の可動部材(4)に接続するための少なくとも1つの紐(12A、12B)と、
前記コンシーラが前記積荷エリア(2)の開口部を遮断する展開状態と前記積荷エリア(2)の開口部を解放する格納状態との間で変形するように、前記可動部材によって前記少なくとも1つの紐に加えられる張力を前記コンシーラに伝達するように構成された少なくとも1つのアンカー(13)と、
を具備する、カバー(10、20)。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記コンシーラ(11)を前記展開状態に向かって付勢するように構成された伸展具(17)を具備し、
前記少なくとも1つの紐(12A、12B)は、前記可動部材(4)によって張力がかかったときに、前記伸展具に打ち勝って前記コンシーラを前記格納状態に向かって移動させるように構成される、請求項1に記載のカバー(10、20)。
【請求項3】
前記伸展具(17)は、前記コンシーラ(11)の第1の部分(14R)を前記積荷エリア(2)の表面に接続するための弾性又は部分弾性の引張要素(9)を具備し、前記引張要素は、前記コンシーラの前記第1の部分を前記コンシーラの第2の部分(14F)から離れるように引っ張って前記コンシーラを前記展開状態にするように構成される、請求項2に記載のカバー(10、20)。
【請求項4】
前記伸展具(17)は、前記コンシーラ(11)のフレーム(21)の弾性部分を具備し、前記フレームの部分は、前記コンシーラの第1の部分(14R)を前記コンシーラの第2の部分(14F)から離れるように押して前記コンシーラを前記展開状態にするように構成される、請求項2に記載のカバー(10、20)。
【請求項5】
前記少なくとも1つの紐(12A、12B)の第1の部分(12C)が前記可動部材(4)に接続されるように構成され、
前記少なくとも1つの紐の第2の部分(12D)が前記コンシーラ(11)の第1の部分(14R)に接続され、前記コンシーラ(11)の第1の部分(14R)は、前記格納状態よりも前記展開状態において前記コンシーラの第2の部分(14F)からより離れており、
前記アンカー(13)は、前記少なくとも1つの紐が該アンカーに対して移動可能であるように、前記少なくとも1つの紐(12A、12B)の前記第1の部分(12C)と前記第2の部分(12D)との中間で前記少なくとも1つの紐に接続された、請求項1から4のいずれか1項に記載のカバー(10、20)。
【請求項6】
前記アンカー(13)は、前記コンシーラ(11)の前記第2の部分(14F)に固定される、請求項5に記載のカバー(10、20)。
【請求項7】
前記アンカー(13)は、前記コンシーラが前記展開状態にあるときに、前記コンシーラ(11)の前記第1の部分(14R)よりも前記コンシーラの前記第2の部分(14F)に近い位置において前記積荷エリア(2)に固定される、請求項6に記載のカバー(10、20)。
【請求項8】
前記コンシーラ(11)の前記第2の部分(14F)は前記積荷エリア(2)に対して固定される、請求項3から7のいずれか1項に記載のカバー(10、20)。
【請求項9】
前記少なくとも1つの紐の第2の部分(12D)は、前記可動部材(4)によって張力がかかったときに、前記コンシーラの第2の部分(14F)に向かって前記膜(14)と平行な方向に移動する、請求項5に記載のカバー(10、20)。
【請求項10】
請求項4、又は、請求項4を引用する請求項5から9のいずれか1項に記載の前記カバー(10、20)と、
前記展開状態と前記格納状態との間で前記コンシーラ(11)を案内するように構成された案内装置(22、30、40、50)であって、前記積荷エリア(2)を画定する表面に接続されるように構成され且つ前記コンシーラの前記フレーム(21)を案内可能に支持するように構成された案内部品(23、31、41、42)を含む案内装置(22、30、40、50)と
を具備するカバーアセンブリ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両の積荷エリア用のカバーの分野に関する。車両の積荷エリアとは、典型的には、車両の乗員座席エリアと車両の前端/後端との間に設けられるものである。車両の積荷エリアの例には、トランク(ブーツ(boot)、ディッキー(dickie/dickey/dicky)又はコンパートメント(compartment)、あるいは場合によっては「フランク(frunk)」とも呼ばれる)が含まれる。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
典型的には、車体の開口部及び積荷エリアの残りの部分に対して開位置と閉位置との間で移動可能な少なくとも1つのドアによって、車両の積荷エリアの境界を定める。そのようなドアの非限定的な例には、蓋(トランクの蓋など)及びハッチが挙げられる。ドアとは、積荷エリアの可動部材の一例である。多くの場合、人は積荷エリアが隠されることを望んでいる。
【0003】
特許文献1(欧州特許第1818217号明細書)には、車両の積荷エリアを隠したり見せたりするために手動で操作しなければならないカバーが開示されている。特許文献2(米国特許第8844995号明細書)には、車両の積荷エリア全体にわたって操作することができる電動のトノー型カバーが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
欧州特許第1818217号明細書
米国特許第8844995号明細書
【発明の概要】
【0005】
本発明者らは、カバーは操作が簡単でありユーザにとって便利であるべきであることに気づいた。この目的のために、本開示に従ってカバーを設けることができる。カバーは、車両の積荷エリアの一部を隠すように構成されたコンシーラ(concealer)を含む。カバーは、コンシーラを車両の可動部材に接続するための少なくとも1つの紐を含む。カバーは少なくとも1つのアンカーを含む。アンカーは、コンシーラが展開状態と格納状態との間で変形するように、可動部材によって少なくとも1つの紐に加えられる張力をコンシーラに伝達するように構成される。
【0006】
斯かるカバーは、車両に取り付けられると、専用の電気システム及び/又は機械システムを使用せずに、可動部材の動きに応答して状態を切り替えることができる。展開状態では、コンシーラは、格納状態よりも大きな積荷エリアの区画を視界から隠す。
【0007】
コンシーラは、座屈によって展開状態と格納状態との間で変形してもよい。
【0008】
コンシーラは、可撓性を有する膜として提供されてもよい。
【0009】
カバーは、コンシーラを展開状態に向かって付勢するように構成された伸展具を含んでいてもよい。少なくとも1つの紐は、可動部材によって張力がかけられると、伸展具に打ち勝ってコンシーラを格納状態に向かって移動させるように構成されてもよい。
【0010】
伸展具は、コンシーラの第1の部分を積荷エリアの表面に接続するための弾性又は部分的に弾性の引張要素を含んでいてもよい。引張要素は、コンシーラの第1の部分を引いてコンシーラの第2の部分から離して、コンシーラを展開状態にするように構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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