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公開番号2025060887
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2024230181,2023073189
出願日2024-12-26,2019-03-22
発明の名称記録装置、記録方法およびプログラム
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人
主分類G07C 5/08 20060101AFI20250403BHJP(チェック装置)
要約【課題】柔軟かつ適正に移動中のイベント記録を行うことができる記録装置等を提供する。
【解決手段】記録装置10は、撮影データ取得部120、撮影データ解析部129、加速度センサ142、イベント検出部127、および音声制御部130を有する。撮影データ解析部129は、撮影データ取得部120が取得した撮影データに含まれる情報を解析する。加速度センサ142は、移動体に加わる加速度値を取得する。イベント検出部127は、加速度値が第1閾値以上の場合に移動体に対してイベントが発生したことを検出し、加速度値が第1閾値より小さく、かつ、第1閾値より小さい第2閾値以上の場合には、解析の結果に基づいてイベントが発生したことを検出し、音声制御部130は、ユーザに対して対象物を伴うイベント記録データの記録について出力する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
移動体に設置されたカメラが前記移動体の外部を撮影した撮影データを取得する撮影データ取得部と、
前記撮影データに含まれる情報を解析する撮影データ解析部と、
前記移動体に加わる加速度値を取得する加速度センサと、
前記加速度値が前記第1閾値より小さく、かつ、前記第1閾値より小さい第2閾値以上の場合に、前記解析の結果に基づいて前記イベントが発生したことを検出する、イベント検出部と、
前記イベントの検出に基づいて前記撮影データから予め設定された期間分の前記撮影データをイベント記録データとして記録する記録制御部と、
ユーザに対して音声を出力する音声制御部と、を備え、
前記撮影データ解析部は、イベントが発生した原因である対象物を解析し、
前記音声制御部は、前記ユーザに対して前記対象物を伴うイベント記録データの記録について出力する、
記録装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記撮影データ解析部は、前記移動体に加わる加速度値が前記第1閾値より小さく、かつ、前記第1閾値より小さい第2閾値以上の場合であって、前記加速度値を取得した時刻より前の撮影データにおいて、前記移動体の近距離領域に物体が含まれる場合に、前記物体が前記移動体に接触する可能性が高いと判断し、前記物体を前記対象物として認識する、
請求項1に記載の記録装置
【請求項3】
移動体に設置されたカメラが前記移動体の外部を撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、
前記撮影データに含まれる情報を解析する撮影データ解析ステップと、
前記移動体に加わる加速度値を取得する加速度値取得ステップと、
前記加速度値が前記第1閾値より小さく、かつ、前記第1閾値より小さい第2閾値以上の場合に、前記解析の結果に基づいて前記イベントが発生したことを検出する、イベント検出ステップと、
前記イベントの検出に基づいて前記撮影データの少なくとも一部から予め設定された期間分の前記撮影データをイベント記録データとして記録する記録制御ステップと、
ユーザに対して音声を出力する音声制御ステップと、備え、
前記撮影データ解析ステップは、イベントが発生した原因である対象物を解析し、
前記音声制御ステップは、前記ユーザに対して前記対象物を伴うイベント記録データの記録について出力する、
記録方法。
【請求項4】
移動体に設置されたカメラが前記移動体の外部を撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、
前記撮影データに含まれる情報を解析する撮影データ解析ステップと、
前記移動体に加わる加速度値を取得する加速度値取得ステップと、
前記加速度値が前記第1閾値より小さく、かつ、前記第1閾値より小さい第2閾値以上の場合に、前記解析の結果に基づいて前記イベントが発生したことを検出する、イベント検出ステップと、
前記イベントの検出に基づいて前記撮影データの少なくとも一部から予め設定された期間分の前記撮影データをイベント記録データとして記録する記録制御ステップと、
ユーザに対して音声を出力する音声制御ステップと、備え、
前記撮影データ解析ステップは、イベントが発生した原因である対象物を解析し、
前記音声制御ステップは、前記ユーザに対して前記対象物を伴うイベント記録データの記録について出力する、
記録方法を、コンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は記録装置、記録方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
車両に対する事故や危険運転等のイベントを検出した場合に、所定期間の映像等を再生可能に記録するための記録装置(以下、ドライブレコーダとも称する)が普及している。またドライブレコーダがイベントを適正に記録するための様々な技術が提案されている。
【0003】
例えば特許文献1に記載の記録装置は、イベント候補が発生していると判定するために、第2の閾値より低い第1の閾値を有している。イベント候補判定部は、例えば、加速度センサで検出されたセンサ情報が、車両による衝突のイベント候補を検出するための第1の閾値を超えたと判定した場合、イベント候補が発生していると判定する。また、イベント候補判定部は、例えば、マイクロホンで検出された音声情報が、車両等による擦りのイベント候補を判定するための第1の閾値を超えたと判定した場合、イベント候補が発生していると判定する。
【0004】
特許文献2に記載のドライブレコーダは、車両に印加される加速度情報が第1閾値以下となった後に、第1閾値より大きな第2閾値を越えた場合に、記録条件が成立したものと判断して、映像情報を記録する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-046343号公報
特開2009-087007号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の技術は、車両が駐車中に発生する接触事故や盗難事故などのイベントを想定したものである。また、特許文献2に記載の技術は、加速度センサの誤動作等を抑制するためのものである。しかしながら、例えば走行中の車両において、設定された特定の閾値を超えない場合であっても、記録をすることが好ましい場合がある。一方で、単に閾値を下げると、記録不要な情報を過度に記録する虞がある。
【0007】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、柔軟かつ適正に移動中のイベント記録を行うことができる記録装置等を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明にかかる記録装置は、撮影データ取得部、撮影データ解析部、加速度センサ、イベント検出部、記録制御部および音声制御部を有する。撮影データ取得部は、移動体に設置されたカメラが移動体の外部を撮影した撮影データを取得する。撮影データ解析部は、撮影データに含まれる情報を解析する。加速度センサは、移動体に加わる加速度値を取得する。イベント検出部は、加速度値が第1閾値より小さく、かつ、第1閾値より小さい第2閾値以上の場合に、解析の結果に基づいてイベントが発生したことを検出する。記録制御部は、イベントの検出に基づいて撮影データから予め設定された期間分の撮影データをイベント記録データとして記録する。音声制御部は、ユーザに対して音声を出力する。撮影データ解析部は、イベントが発生した原因である対象物を解析し、音声制御部は、ユーザに対して対象物を伴うイベント記録データの記録について出力する。
【0009】
本発明にかかわる記録方法は、撮影データ取得ステップ、撮影データ解析ステップ、加速度値取得ステップ、イベント検出ステップ、記録制御ステップおよび音声制御ステップを有する。撮影データ取得ステップは、移動体に設置されたカメラが移動体の外部を撮影した撮影データを取得する。撮影データ解析ステップは、撮影データに含まれる情報を解析する。加速度値取得ステップは、移動体に加わる加速度値を取得する。イベント検出ステップは、加速度値が第1閾値より小さく、かつ、第1閾値より小さい第2閾値以上の場合に、解析の結果に基づいてイベントが発生したことを検出する。記録制御ステップは、イベントの検出に基づいて撮影データの少なくとも一部から予め設定された期間分の撮影データをイベント記録データとして記録する。音声制御ステップは、ユーザに対して音声を出力する。撮影データ解析ステップは、イベントが発生した原因である対象物を解析し、音声制御ステップは、ユーザに対して対象物を伴うイベント記録データの記録について出力する。
【0010】
本発明にかかるプログラムは、撮影データ取得ステップ、撮影データ解析ステップ、加速度値取得ステップ、イベント検出ステップ、記録制御ステップおよび音声制御ステップを有する記録方法をコンピュータに実行させる。撮影データ取得ステップは、移動体に設置されたカメラが移動体の外部を撮影した撮影データを取得する。撮影データ解析ステップは、撮影データに含まれる情報を解析する。加速度値取得ステップは、移動体に加わる加速度値を取得する。イベント検出ステップは、加速度値が第1閾値より小さく、かつ、第1閾値より小さい第2閾値以上の場合に、解析の結果に基づいてイベントが発生したことを検出する。記録制御ステップは、イベントの検出に基づいて撮影データの少なくとも一部から予め設定された期間分の撮影データをイベント記録データとして記録する。音声制御ステップは、ユーザに対して音声を出力する。撮影データ解析ステップは、イベントが発生した原因である対象物を解析し、音声制御ステップは、ユーザに対して対象物を伴うイベント記録データの記録について出力する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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