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公開番号
2025062521
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2023171657
出願日
2023-10-02
発明の名称
自動取引装置
出願人
グローリー株式会社
,
アクソール
,
Aksor
代理人
個人
,
個人
主分類
G07D
11/20 20190101AFI20250407BHJP(チェック装置)
要約
【課題】2人のユーザが同時に取引を行うことができ、且つ、設置スペースを抑えることが可能な自動取引装置を提供する。
【解決手段】自動取引装置1は、筐体100と、筐体100内に設けられ、第1操作面101に、紙幣が投入される紙幣入金口部120と、紙幣が排出される紙幣出金口部130と、硬貨が投入される硬貨入金口部140と、硬貨が排出される硬貨出金口部150と、を有する、紙幣および硬貨を含む貨幣の処理を行う貨幣処理ユニットと、第1操作面101と同じ側を向いて第1操作面101より上方に設けられ、取引に関する指示を入力するための第1画面が表示される第1表示部610と、第1表示部640と反対側を向き、取引に関する指示を入力するための第2画面が表示される第2表示部710と、第2表示部710と同じ側を向き、第2表示部710に入力された取引に対応する額を電子決済するための操作が行われる第2操作部720とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、
前記筐体内に設けられ、第1面に、紙幣が投入される紙幣入金口部と、紙幣が排出される紙幣出金口部と、硬貨が投入される硬貨入金口部と、硬貨が排出される硬貨出金口部と、を有する、紙幣および硬貨を含む貨幣の処理を行う貨幣処理ユニットと、
前記第1面と同じ側を向いて前記第1面より上方に設けられ、取引に関する指示を入力するための第1画面が表示される第1表示部と、
前記第1表示部と反対側を向き、取引に関する指示を入力するための第2画面が表示される第2表示部と、
前記第2表示部と同じ側を向き、前記第2表示部に入力された取引に対応する額を電子決済するための操作が行われる第2操作部と、を備える、
ことを特徴とする自動取引装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の自動取引装置において、
前記貨幣処理ユニットは、前記紙幣入金口部および前記硬貨入金口部の少なくとも何れかに投入された貨幣を計数し、前記投入された貨幣の額と、前記第1表示部に入力された取引に対応する額との間に差がある場合に、前記紙幣出金口部および前記硬貨出金口部の少なくとも何れかに貨幣を排出する、
ことを特徴とする自動取引装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の自動取引装置において、
前記第1表示部を制御するための第1制御部と、
前記貨幣処理ユニットを制御するための第3制御部と、をさらに備え、
前記第1制御部は、前記第1表示部に第1画面を表示させ、前記第1表示部への入力に応じて、指示された取引に対応する現金処理の指示を前記第3制御部に通知し、
前記第3制御部は、前記貨幣処理ユニットを制御して、前記紙幣入金口部および前記硬貨入金口部の少なくとも何れかに投入された貨幣を計数し、前記投入された貨幣の額と、前記第1表示部に入力された取引に対応する額との間に差がある場合に、前記紙幣出金口部および前記硬貨出金口部の少なくとも何れかに貨幣を排出する処理を行う、
ことを特徴とする自動取引装置。
【請求項4】
請求項3に記載の自動取引装置において、
前記第1表示部への入力により現金決済が指示された場合に、
前記第1制御部は、前記第1表示部に入力された取引に応じて現金処理の指示を前記第3制御部に通知し、
前記第3制御部は、前記貨幣処理ユニットを制御して、前記通知された現金処理を実行する、
ことを特徴とする自動取引装置。
【請求項5】
請求項3または4に記載の自動取引装置において、
前記第2表示部および前記第2操作部を制御するための第2制御部を、さらに備え、
前記第2制御部は、前記第2表示部に前記第2画面を表示させ、前記第2表示部を介して取引の指示を受け取った場合に、前記第2操作部での操作に基づいて、前記取引に対応する額を電子決済する処理を実行する、
ことを特徴とする自動取引装置。
【請求項6】
請求項3ないし5の何れか一項に記載の自動取引装置において、
前記第1表示部と同じ側を向き、前記第1表示部に入力された取引に対応する額を電子決済するための操作が行われる第1操作部を、さらに備え、
前記第1制御部は、前記第1表示部への入力により電子決済が指示された場合に、前記第1操作部での操作に基づいて、前記入力された取引に対応する額を電子決済する処理を実行する、
ことを特徴とする自動取引装置。
【請求項7】
請求項1ないし6の何れか一項に記載の自動取引装置において、
前記筐体は、
前記第1面を有し、前記貨幣処理ユニットが設けられた第1筐体と、
前記第1表示部が設けられた第2面を有する第2筐体と、
前記第2表示部が設けられた第3面を有する第3筐体と、を含み、
前記第2筐体における前記第2面に直交する方向のサイズおよび前記第3筐体における前記第3面に直交する方向のサイズは、前記第1筐体の前記第1面に直交する方向のサイズよりも小さく、
前記第3筐体は、前記第1筐体の上に、前記第2筐体と並んで配置される、
ことを特徴とする自動取引装置。
【請求項8】
請求項7に記載の自動取引装置において、
前記第2筐体における前記第2面に直交する方向のサイズおよび前記第3筐体における前記第3面に直交する方向のサイズは、前記第1筐体の前記第1面に直交する方向のサイズの半分以下である、
ことを特徴とする自動取引装置。
【請求項9】
請求項7または8に記載の自動取引装置において、
前記第2筐体は、前記第2面が前記第1筐体の前記第1面と面一になるように、前記第1筐体の上に配置される、
ことを特徴とする自動取引装置。
【請求項10】
請求項7ないし9の何れか一項に記載の自動取引装置において、
前記第1筐体は、前記第1面に背向する第4面を有し、
前記第3筐体は、前記第3面が前記第4面と面一になるように、前記第1筐体の上に配置される、
ことを特徴とする自動取引装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、取引に関する指示の入力を受け付けるとともに、取引に対応する額の決済を行う自動取引装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、商品、サービス等の取引対象の注文を受け付けて、注文された取引対象の料金(代金)の決済を行う自動取引装置が、飲食店、駅等に施設に設置されている。たとえば、以下の特許文献1には、この種の自動取引装置の一例である販売機が記載されている。この販売機は、たとえば、駅に設置された発券機であり、乗車券の注文を受け付けて、その料金(乗車賃)の現金による決済を行う。このため、発券機は、
乗車券の注文操作(発券操作)を受け付けるための表示操作部と、乗車賃として投入された紙幣および硬貨を、それぞれ別に収納する入金用収納部と、おつり紙幣およびおつり硬貨を、それぞれ別に収納する出金用収納部とを備えている。
【0003】
自動取引装置は、現金決済の他、電子決済(キャッシュレス決済)を行える構成とすることができる。この場合、自動取引装置には、電子決済に必要な情報を読み取る決済端末が設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-203993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
自動取引装置は、施設内において、その背面側が壁面に近接した状態となるように壁際に設置されることが多い。一方で、自動取引装置を、その正面および背面の両側において取引対象の注文と決済とが行えるように構成し、このような自動取引装置を、施設内において、壁面から離して設置することが考えられる。このようにすれば、2人のユーザが同時に自動取引装置を利用できる。
【0006】
しかしながら、このような両面使用が可能な自動取引装置を設置するために必要となるスペースが、2台の自動取引装置を背中合わせにして設置したときのスペースと比べて大差がない場合には、両面使用が可能な自動取引装置の実現が意味をなさないものとなりやすい。
【0007】
自動取引装置の全体サイズにおいて、取引に関する指示を入力するための表示部や電子決済を行うための決済端末が占める割合は少なく、割合の多くを占めるのは、現金決済を行うために設けられる、紙幣および硬貨を含む貨幣の処理を行う貨幣処理ユニットの部分となる。また、近年は、キャッシュレス化が進んでおり、電子決済(キャッシュレス決済)の利用が増加する一方、現金決済の利用は減少している。
【0008】
本発明は、このような点に着目してなされたものであり、2人のユーザが同時に取引を行うことができ、且つ、設置スペースを抑えることが可能な自動取引装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の主たる態様は、自動取引装置に関する。本態様に係る貨自動取引装置は、筐体と、前記筐体内に設けられ、第1面に、紙幣が投入される紙幣入金口部と、紙幣が排出される紙幣出金口部と、硬貨が投入される硬貨入金口部と、硬貨が排出される硬貨出金口部と、を有する、紙幣および硬貨を含む貨幣の処理を行う貨幣処理ユニットと、前記第1面と同じ側を向いて前記第1面より上方に設けられ、取引に関する指示を入力するための第1画面が表示される第1表示部と、前記第1表示部と反対側を向き、取引に関する指示を入力するための第2画面が表示される第2表示部と、前記第2表示部と同じ側を向き、前記第2表示部に入力された取引に対応する額を電子決済するための操作が行われる第2操作部と、を備える。
【0010】
たとえば、前記貨幣処理ユニットは、前記紙幣入金口部および前記硬貨入金口部の少なくとも何れかに投入された貨幣を計数し、前記投入された貨幣の額と、前記第1表示部に入力された取引に対応する額との間に差がある場合に、前記紙幣出金口部および前記硬貨出金口部の少なくとも何れかに貨幣を排出するような構成とされ得る。
(【0011】以降は省略されています)
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