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公開番号
2025060130
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170668
出願日
2023-09-29
発明の名称
医療画像処理装置及び医療画像処理プログラム
出願人
株式会社ニデック
代理人
主分類
A61B
5/00 20060101AFI20250403BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 医療画像の計測を操作性良く行う。
【解決手段】 医療画像を表示する表示部と、表示部を制御する制御手段であって、グラフィック要素と、ポインティングデバイスによる所定の操作が有効となる有効領域と、を有する制御点を、2つ以上有する計測ツールを医療画像に重畳表示させると共に、制御点毎に所定の操作に応じた位置に移動させる制御手段と、各制御点の位置に基づいて計測値を出力する出力手段と、を備え、制御手段は、制御点の何れに対しても所定の操作が有効化されていない場合、計測ツールを第1態様で表示させると共に、有効領域をグラフィック要素の表示領域よりも広く設定し、制御点の何れかに対する所定の操作が有効化された場合、計測ツールを第1態様とは異なる第2態様であって、グラフィック要素に対応する領域における医療画像を視認可能な第2態様で表示させる。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
医療画像を表示する表示部と、
前記表示部を制御する制御手段であって、グラフィック要素と、ポインティングデバイスによる所定の操作が有効となる有効領域と、を有する制御点を、2つ以上有する計測ツールを医療画像に重畳表示させると共に、前記制御点毎に前記所定の操作に応じた位置に移動させる制御手段と、
前記各制御点の位置に基づいて計測値を出力する出力手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記制御点の何れに対しても前記所定の操作が有効化されていない場合、前記計測ツールを第1態様で表示させると共に、前記有効領域を前記グラフィック要素の表示領域よりも広く設定し、
前記制御点の何れかに対する前記所定の操作が有効化された場合、前記計測ツールを前記第1態様とは異なる第2態様であって、前記グラフィック要素に対応する領域における医療画像を視認可能な第2態様で表示させる、
ことを特徴とする医療画像処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1の医療画像処理装置において、
前記グラフィック要素は、計測位置を示す第1グラフィックと、前記計測位置に対応した所定形状の第2グラフィックと、を有し、
前記制御手段は、少なくとも前記第2グラフィックを前記第2態様で表示させることを特徴とする医療画像処理装置。
【請求項3】
請求項1又は2の医療画像処理装置において、
前記制御手段は、前記第1態様の前記グラフィック要素のサイズを、前記有効領域に対応して拡大することで前記第2態様に変化させることを特徴とする医療画像処理装置。
【請求項4】
請求項1~3の何れかの医用画像処理装置において、
前記制御手段は、前記各制御点が有する前記有効領域が部分的に重なった場合、所定の条件を満たす制御点側を前記第2態様で表示させ、前記所定の操作を可能にすることを特徴とする医療画像処理装置。
【請求項5】
請求項1~4の何れかの医用画像処理装置において、
前記制御手段は、いずれかの前記制御点に対して前記ポインティングデバイスによる入力位置が前記有効領域に入った場合に、前記計測ツールの表示を前記第1態様から前記第2態様に変化させ、前記ポインティングデバイスによる入力位置が前記有効領域から外れると、前記計測ツールの表示を前記第2態様から前記第1態様に戻すことを特徴とする医療画像処理装置。
【請求項6】
医療画像処理プログラムであって、
医療画像を表示する表示部を備える医療画像処理装置の制御部によって実行されることで、
グラフィック要素と、ポインティングデバイスによる所定の操作が有効となる有効領域と、を有する制御点を、2つ以上有する計測ツールを医療画像に重畳表示させると共に、前記制御点毎に前記所定の操作に応じた位置に移動させる制御ステップと、
各制御点の位置に基づいて計測値を出力する出力ステップと、を医療画像処理装に実行させ、
前記制御ステップでは、前記制御点の何れに対しても前記所定の操作が有効化されていない場合、前記計測ツールを第1態様で表示させると共に、前記有効領域を前記グラフィック要素の表示領域よりも広く設定し、前記制御点の何れかに対する前記所定の操作が有効化された場合、前記計測ツールを前記第1態様とは異なる第2態様であって、前記グラフィック要素に対応する領域における医療画像を視認可能な第2態様で表示させることを特徴とする医療画像処理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、医療画像を処理する医療画像処理装置及び医療画像処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
眼の断層画像や超音波画像等の医療画像を表示する装置では、医療画像の所望する組織位置の距離(寸法)、角度、等を計測することが必要とされる場合がある。この場合、医療画像上の目的の計測組織の位置に、計測ツールの制御点(計測位置)を設定したり、制御点をドラッグしたりするために、例えば、マウス等のポインティングデバイスが使用される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-110751号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の医療画像処理装置においては、さらなら改良が望まれる。例えば、制御点を複数有する計測ツール(例えば、2点間距離の計測ツール)にて、一旦設定された制御点をドラッグしようとする場合、制御点のグラフィック要素上にカーソルを位置させた後にドラッグ操作が可能となる構成が考えられる。しかし、この場合、グラフィックで表示される制御点の基準位置がカーソルに隠れたり、カーソルで見難くなったりし、所望する計測組織の位置への制御点(計測ツール)の位置合わせが精度よくできず、操作性が悪いことがある。この問題は、ポインティングデバイスがタッチパネルであり、指やタッチペンで制御点をドラッグする場合も同様である。
【0005】
本開示は、上記従来技術に鑑み、医療画像の計測を操作性良く行える医療画像処理装置及び医療画像処理プログラムを提供することを技術課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 本開示の第1態様に係る医療画像処理装置は、医療画像を表示する表示部と、前記表示部を制御する制御手段であって、グラフィック要素と、ポインティングデバイスによる所定の操作が有効となる有効領域と、を有する制御点を、2つ以上有する計測ツールを医療画像に重畳表示させると共に、前記制御点毎に前記所定の操作に応じた位置に移動させる制御手段と、前記各制御点の位置に基づいて計測値を出力する出力手段と、を備え、前記制御手段は、前記制御点の何れに対しても前記所定の操作が有効化されていない場合、前記計測ツールを第1態様で表示させると共に、前記有効領域を前記グラフィック要素の表示領域よりも広く設定し、前記制御点の何れかに対する前記所定の操作が有効化された場合、前記計測ツールを前記第1態様とは異なる第2態様であって、前記グラフィック要素に対応する領域における医療画像を視認可能な第2態様で表示させる、ことを特徴とする。
(2) 本開示の第2態様に係る医療画像処理プログラムは、医療画像を表示する表示部を備える医療画像処理装置の制御部によって実行されることで、グラフィック要素と、ポインティングデバイスによる所定の操作が有効となる有効領域と、を有する制御点を、2つ以上有する計測ツールを医療画像に重畳表示させると共に、前記制御点毎に前記所定の操作に応じた位置に移動させる制御ステップと、各制御点の位置に基づいて計測値を出力する出力ステップと、を医療画像処理装に実行させ、前記制御ステップでは、前記制御点の何れに対しても前記所定の操作が有効化されていない場合、前記計測ツールを第1態様で表示させると共に、前記有効領域を前記グラフィック要素の表示領域よりも広く設定し、前記制御点の何れかに対する前記所定の操作が有効化された場合、前記計測ツールを前記第1態様とは異なる第2態様であって、前記グラフィック要素に対応する領域における医療画像を視認可能な第2態様で表示させることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
医療画像処理装置の主要構成を説明する図である。
本開示の眼科画像処理プログラムが適用される前の画面表示を説明する図である。
眼科画像処理プログラムを適用した制御動作フローを説明する図である。
表示部の計測画面に2点間距離計測ツールが表示された画面例を示す図である。
表示部の計測画面に角度計測ツールが表示された画面例を示す図である。
計測ツールの各制御点の有効領域が部分的に重なる場合を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[概要]
以下、典型的な実施形態の1つについて、図面を参照して説明する。なお、以下の<>にて分類された項目は、独立又は関連して利用されうる。
【0009】
例えば、医療画像処理装置(例えば、画像処理装置10)は、表示部(例えば、表示部52)と、制御手段(例えば、制御部50)と、備える。また、医療画像処理装置は、出力手段(例えば、制御部50)を備えていてもよい。
【0010】
例えば、表示部は、医療画像を画面上に表示する。医療画像は、例えば、被検眼の眼組織の眼科画像(例えば、眼画像TMI)とされる。
(【0011】以降は省略されています)
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