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公開番号
2025059545
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169690
出願日
2023-09-29
発明の名称
車両推定装置、ホームドアシステム、車両推定方法、車両推定プログラム
出願人
ナブテスコ株式会社
代理人
個人
主分類
B61L
23/00 20060101AFI20250403BHJP(鉄道)
要約
【課題】車両に変更を加えることなく、プラットホームに進入する車両の車種を推定可能な技術を提供する。
【解決手段】車両推定装置20は、画像取得部22と、推定部24と、出力部32とを備える。画像取得部22は、プラットホームに進入する車両の一部を含む撮影画像を複数の位置からそれぞれ取得する。推定部24は、車両の一部を含む画像と車種情報とを教師データとして機械学習された推定モデルを用いて、複数の位置からの撮影画像それぞれについて車両の車種を推定する。出力部32は、推定部24による推定結果に基づいて、総合的に推定される車両の車種の情報を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
プラットホームに進入する車両の一部を含む撮影画像を複数の位置からそれぞれ取得する画像取得部と、
車両の一部を含む画像と車種情報とを教師データとして機械学習された推定モデルを用いて、前記複数の位置からの撮影画像それぞれについて前記車両の車種を推定する推定部と、
前記推定部による推定結果に基づいて、総合的に推定される前記車両の車種の情報を出力する出力部と、
を備える車両推定装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記画像取得部は、前記車両を含む列車を前方から撮影した撮影画像と後方から撮影した撮影画像とをそれぞれ取得し、
前記推定部は、取得した2つの撮影画像それぞれに含まれる前方車両および後方車両の車種をそれぞれ推定する、
請求項1に記載の車両推定装置。
【請求項3】
前記画像取得部は、前記プラットホームにおける複数の停車目標位置にそれぞれ対応する撮影画像を取得する、
請求項1に記載の車両推定装置。
【請求項4】
前記画像取得部は、前記プラットホームに設置された発車標および前記車両に表示された行き先表示の少なくとも一方を含む撮影画像をさらに取得し、
前記撮影画像に含まれる文字情報を認識する文字認識部をさらに備え、
前記出力部は、前記文字情報をさらに出力する、
請求項1に記載の車両推定装置。
【請求項5】
少なくとも1つの撮影画像に基づいて、前記車両を含む列車の編成数を判別する判別部をさらに備え、
前記出力部は、判別された編成数の情報をさらに出力する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の車両推定装置。
【請求項6】
請求項5に記載の車両推定装置と、ホームドア装置とを備えるホームドアシステムであって、
前記車両推定装置は、推定された車両の車種の情報と判別された列車の編成数の情報とを前記ホームドア装置に送信し、
前記ホームドア装置は、前記車両の車種の情報と前記列車の編成数の情報とに基づいて、前記列車に対応する位置の扉を開閉制御する、
ホームドアシステム。
【請求項7】
プラットホームに進入する車両の一部を含む撮影画像を複数の位置からそれぞれ取得するステップと、
車両の一部を含む画像と車種情報とを教師データとして機械学習された推定モデルを用いて、前記複数の位置からの撮影画像それぞれについて前記車両の車種を推定するステップと、
推定結果に基づいて、総合的に推定される前記車両の車種の情報を出力するステップと、
を含む、車両推定方法。
【請求項8】
プラットホームに進入する車両の一部を含む撮影画像を複数の位置からそれぞれ取得するステップと、
車両の一部を含む画像と車種情報とを教師データとして機械学習された推定モデルを用いて、前記複数の位置からの撮影画像それぞれについて前記車両の車種を推定するステップと、
推定結果に基づいて、総合的に推定される前記車両の車種の情報を出力するステップと、
をコンピュータに実行させるための車両推定プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は車両推定装置、ホームドアシステム、車両推定方法、および車両推定プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、プラットホーム上での安全性をより向上させるためにホームドア装置の設置が進められている。ホームドア装置は、停車する列車の車両の車種に応じて、車両の乗降扉に対応する扉の位置が異なる。そのため、ホームに進入する車両の車種を判別することが求められる。
【0003】
特許文献1には、鉄道車両の種類に応じて予め定められた配置パターンで鉄道車両に再帰性反射板を設け、この再帰性反射板を撮影することで、鉄道車両の種類を判別することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-2955号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の技術では、車両に再帰性反射板を設ける必要があった。全ての車両に再帰性反射板を設けるためには工数が増大する。また、車両に改造を加えるための認可等が必要な場合があり、手続き面の課題も生じ得る。
【0006】
上記課題を鑑みて、本発明の目的は、車両に変更を加えることなく、プラットホームに進入する車両の車種を推定可能な技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の車両推定装置は、プラットホームに進入する車両の一部を含む撮影画像を複数の位置からそれぞれ取得する画像取得部と、車両の一部を含む画像と車種情報とを教師データとして機械学習された推定モデルを用いて、前記複数の位置からの撮影画像それぞれについて前記車両の車種を推定する推定部と、前記推定部による推定結果に基づいて、総合的に推定される前記車両の車種の情報を出力する出力部と、を備える。
【0008】
本発明のある態様のホームドアシステムは、車両推定装置と、ホームドア装置とを備えるホームドアシステムであって、前記車両推定装置は、推定された車両の車種の情報と判別された列車の編成数の情報とを前記ホームドア装置に送信し、前記ホームドア装置は、前記車両の車種の情報と前記列車の編成数の情報とに基づいて、前記列車に対応する位置の扉を開閉制御する。
【0009】
本発明のある態様の車両推定方法は、プラットホームに進入する車両の一部を含む撮影画像を複数の位置からそれぞれ取得するステップと、車両の一部を含む画像と車種情報とを教師データとして機械学習された推定モデルを用いて、前記複数の位置からの撮影画像それぞれについて前記車両の車種を推定するステップと、推定結果に基づいて、総合的に推定される前記車両の車種の情報を出力するステップと、を含む。
【0010】
本発明のある態様の車両推定プログラムは、プラットホームに進入する車両の一部を含む撮影画像を複数の位置からそれぞれ取得するステップと、車両の一部を含む画像と車種情報とを教師データとして機械学習された推定モデルを用いて、前記複数の位置からの撮影画像それぞれについて前記車両の車種を推定するステップと、推定結果に基づいて、総合的に推定される前記車両の車種の情報を出力するステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
(【0011】以降は省略されています)
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