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公開番号2025059289
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023169288
出願日2023-09-29
発明の名称二液混合容器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人
主分類B65D 81/32 20060101AFI20250403BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】コストを抑えつつ混合液を泡状にして吐出することが可能な二液混合容器を提案する。
【解決手段】二液混合容器10は、底部1a、胴部1b、及び口部1cを有するとともに内側に第一液剤L1が収容される第一空間S1を有し、胴部1bに、胴部1bを内側に凹ませた狭窄部1d、狭窄部1dと口部1cとの間に位置する口部側胴部1f、及び底部1aと狭窄部1dとの間に位置する圧搾可能な底部側胴部1eが設けられている容器本体1と、口部1cの内側を延伸し、下端部2cが底部側胴部1eの内側に位置する内筒2と、下端部2cに着脱可能に保持され、内筒2とともに第二液剤L2が収容される第二空間S2を区画する栓体3と、内筒2の内側に通じる吐出口4bを有し、容器本体1に装着されるキャップ4と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
底部、胴部、及び口部を有するとともに内側に第一液剤が収容される第一空間を有し、該胴部に、該胴部を内側に凹ませた狭窄部、該狭窄部と該口部との間に位置する口部側胴部、及び該底部と該狭窄部との間に位置する圧搾可能な底部側胴部が設けられている容器本体と、
前記口部の内側を延伸し、下端部が前記底部側胴部の内側に位置する内筒と、
前記下端部に着脱可能に保持され、前記内筒とともに第二液剤が収容される第二空間を区画する栓体と、
前記内筒の内側に通じる吐出口を有し、前記容器本体に装着されるキャップと、を備える二液混合容器。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記吐出口は、前記容器本体の中心軸線に対して偏心した位置に設けられ、
前記口部側胴部は、前記吐出口が偏心した側に向けて膨出している請求項1に記載の二液混合容器。
【請求項3】
前記キャップは、前記吐出口が偏心した側とは逆側に位置するヒンジ部と、前記吐出口を覆うとともに該ヒンジ部に連結する蓋部と、を有する請求項2に記載の二液混合容器。
【請求項4】
前記キャップは、ヒンジ部と、前記吐出口を覆うとともに該ヒンジ部に連結する蓋部と、を有し、
前記口部側胴部は、前記ヒンジ部が位置する側に対して逆側に向けて膨出している請求項1に記載の二液混合容器。
【請求項5】
前記底部側胴部は、前記栓体の側方に位置し、該底部側胴部を内側に向けて押圧すると該栓体に接触し前記下端部から該栓体を脱離させる押圧部を有する請求項1に記載の二液混合容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、二液混合容器に関し、特に泡状の混合液を吐出することができる二液混合容器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば化粧料や染毛料などの中には、二種類の液剤を混合することによって所定の効能を生じさせるものがある。このような液剤を混ぜ合わせるにあたっては、例えば二種類の液剤のそれぞれを個別に収容した2つの容器を準備し、何れか一方の容器から他方の容器に液剤を移して、移し替え先の容器内で両液剤を混ぜ合わせることが行われている。
【0003】
このような2つの容器を用いる場合は、一方の容器の口部から他方の容器の口部に向けて液剤を流入させる最中に口部の位置がずれてしまい、液剤が溢れるおそれがある。
【0004】
一方、特許文献1には、第一液剤が収容される第一容器の底部に第二液剤が収容される凹状空間が設けられ、押圧により凹状空間を破断させて二種類の液剤を混合することができる容器が示されている。またこの容器はポンプ機構を備えていて、操作ヘッドを押し下げることによって混合液を泡状にして吐出することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4847725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一方、泡状の混合液を吐出するにあたり、このようなポンプ機構を設ける場合は部品点数が増加してコストアップを招くことになる。このため、コストを抑えつつ混合液を泡状にして吐出することが可能な二液混合容器が求められている。
【0007】
このような点に鑑み、本発明は、コストを抑えつつ混合液を泡状にして吐出することが可能な二液混合容器を提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、底部、胴部、及び口部を有するとともに内側に第一液剤が収容される第一空間を有し、該胴部に、該胴部を内側に凹ませた狭窄部、該狭窄部と該口部との間に位置する口部側胴部、及び該底部と該狭窄部との間に位置する圧搾可能な底部側胴部が設けられている容器本体と、
前記口部の内側を延伸し、下端部が前記底部側胴部の内側に位置する内筒と、
前記下端部に着脱可能に保持され、前記内筒とともに第二液剤が収容される第二空間を区画する栓体と、
前記内筒の内側に通じる吐出口を有し、前記容器本体に装着されるキャップと、を備える二液混合容器である。
【0009】
前記吐出口は、前記容器本体の中心軸線に対して偏心した位置に設けられ、
前記口部側胴部は、前記吐出口が偏心した側に向けて膨出していることが好ましい。
【0010】
前記キャップは、前記吐出口が偏心した側とは逆側に位置するヒンジ部と、前記吐出口を覆うとともに該ヒンジ部に連結する蓋部と、を有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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